神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

善國寺の石虎(Guardian Tigers/Zenkokuji Temple)

2011年06月03日 | 神社と狛犬
善國寺の石虎(Guardian Tigers/Zenkokuji Temple)
JR飯田橋駅を降りて西に歩くとすぐ神楽坂がある。神楽坂下から400mほどの所に善國寺がある。住所は、新宿区神楽坂5-36(TEL : 03-3269-0641)だ。

お寺の中を覗いてみると、獅子・駒犬の代わりに大きな虎が両脇に鎮座している。異様な感じの虎だ。化け物のようだ。毘沙門天の虎は毘沙門天が寅の年、寅の日、寅の刻にこの世にお出ましになったことから毘沙門天の象徴だそうだ。寅毘沙と呼ばれる。嘉永元年(1848)に奉納されたものだそうだ。


--------看板によると---------------------------------------------------------

「善國寺の石トラ」
新宿区指定有形民俗文化財

安山岩製の虎の石像で、像高は阿形(右)が82センチ、吽形(左)が85センチで、
台石・基壇部も含めた総高は、両像ともに2メートルを超える。
台石正面には浮彫があり、虎の姿を動的に表現している。

嘉永元年(1848)に奉納されたもので、阿形の台石右面には、「岩戸町1丁目」「藁店(わらだな)」「神楽坂」「肴町(さかなまち)」などの町名と世話人名が刻まれ、寄進者が善國寺周辺の住民であったことがわかる。石工は原町の平田四郎右衛門と横寺町の柳沼長右衛門である。
善國寺は毘沙門天信仰から「虎」を重視し、石虎の造立も寄進者らの毘沙門天信仰によると考えられる。また、台石に残された寄進者名や地名は、江戸時代後期における善國寺の毘沙門天信仰の広がりを示している。

石虎は都内でも珍しく、区内では唯一の作例である。戦災による傷みが見られるが、希少な石像であるとともに、地域にとっても貴重な文化財である。

なを、阿形の台石正面にある「不」に似た刻印は、明治初年のイギリス式測量の几号水準点で、残存している数は全国的にも少ない。

平成21年12月    新宿区教育委員会





























































































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