今年も8月2日に少林寺さま 副住職がお盆参りに来て下さいました
今回も『松の響き』お盆号をいただきました その中に【引導をわたす】と言うことについて
書かれていました
特に悪業は貧(とん)瞋(じん)痴(ち)の三毒によって生じるものです
貧とはむさぼり、瞋とは怒り、痴とは愚痴のことであります このむさぼりやこだわりや怒りの心は
放っておくとだんだん執念に変わっていきます
この執念は人間が亡くなる、つまり死んで肉体が滅しても 悪業として残っていく。
その中でも我欲の執念をもった悪業は餓鬼となって自らの苦しみ他をも損なうことのなるのであります
この悪業の詰まったアラヤ識を浄化するのが お葬式の大きな意味であります
これを引導作法といい
俗に「引導をわたす」というのであります
出来れば生前に三毒による悪業を作るのを控え 善業を積むことに努力することは
言うまでもありません。
少林寺さま発行 「松の響き」お盆号から抜粋させていただきました (合掌)
こんな 十ヶ条も書かれていました