しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

忙しかった9月も終わり

2008-09-30 19:42:49 | Weblog


 忙しかった9月もやっと終わりました。なにしろ週一回仕事をしている会社の決算が7月末なので、9月末日までに確定申告を提出せねばならず、ここ2週間はほんと忙しかった。今日、やっと税務署へ確定申告書を出し、正直ほっとしているところです。

 地区の文化祭が11月に予定されている上、公民館から頼まれた年賀状講習も11月です。というわけで、この講習会の打合せやらテキスト作りにも忙殺されましたがこれも一段落。それに28日(日曜日)は町内の「落語を楽しむ会」がありました。この行事はメインの幹事ではなかったものの、やはりその準備作業にはいろいろ参画、いゃー正直疲労蓄積の一か月でした。

 「落語を楽しむ会」出演者は皆さん素人ではありますが、楽しかったですね。サークルで落語を勉強しているそうですが、最近はあちこちから出演依頼が殺到、嬉しい悲鳴を上げているとか。今回の出演舎は4名でした。途中、ど忘れして立ち往生する場面もありましたが、それはそれでご愛嬌。来場の皆さんは終始笑いこけていました。 



<今年は、巾着田(彼岸花の群生で有名な場所)へ行ってみたかったのですが、今となってはもう時期的にはピークを過ぎていることでしょう。残念!
我が家のジャングルで咲いた彼岸花で我慢することにします。それにしても、この花、なにか人を誘惑するような妖しさがありますね。>

聞くは一時の恥?

2008-09-26 15:31:35 | Weblog
 妻の友達で絵手紙を趣味にしている方がいます。妻はちぎり絵でハガキを出し、くだんの友達からは絵手紙が来るといった具合で、お互い結構楽しくやっている模様。

 外出から戻った妻に、郵便が来ているよと言ってハガキを渡しました。途端に「え~」と大声を上げたのにはこちらがびっくり。その絵手紙には赤い「もじゃもじゃ」したような花の絵が描いてありました。そして、なんとハガキの宛名面に「毛糸に見えますか?」と添え書きがあるのです。「けいとう」(鶏頭)の花を「けいと」(毛糸)の花と思い込んでいるようです。 けいとうの花  私だったらやりそうな勘違いですが・・・(*^_^*)

 こんな場合、黙っている方がいいのか、誤りを教えてあげたほうがいいのやら。迷った挙句に電話をしたらしい。くだんの友人、大いに感謝していたそうです。今回のケース、タイトルとは一寸ニュアンスが違うかもしれません。とにかく、教えてあげてお互いすっきりしたようで、まずは目出度し。



(お彼岸ともなれば、我が家のジャングルにも彼岸花が忘れずにやって来ます。いかな私でもけいとうの花と間違えたわけではありません、念のため。)


 

敬老会雑感

2008-09-16 20:01:40 | Weblog
 ここ何年か、敬老会には顔を出したことがありません。

 しかし、昨日15日(月曜日)は地区の敬老会へ行って来ました。前日、裏のご主人とたまたま会った時「敬老会へ行ってみますか」という話になって、たまにはいいですね、と意見が一致したのでした。

 第一部の「式典の部」が始まると、やっぱり後悔。来なければよかったと思ったものです。開式のことば、実行委員長の挨拶、来賓祝辞、市議会議員の紹介などが延々と続き、正直うんざり。

 アメリカや西欧諸国にはあんな式典あるのかな?いやあるはずはない、などと思いにふけってしまいました。もし、あのような式典が仮にあったとしたら、アメリカあたりではどういう式典になるのかな?軽妙洒脱なスピーチで会場がどっと沸く、そんなざっくばらんな会になるのだろうな、などと勝手に想像。もし私が実行委員長になったら(そんなことは絶対にないので安心だが)、多分型破りの式典を計画して、ほかのメンバーから顰蹙を買うことだろうな、などと空想。(笑)




 それでも、第二部の「演芸の部」が始まったら、これが結構面白いのですね。
何年か前はセミプロの演歌歌手など呼んだこともあったようですが、今回は保育園児の踊りや和太鼓演奏、中学のブラスバンドの演奏があったりで、結構楽しめました。上手下手は別として、一所懸命演技したり、演奏したりする姿を見て、なんとなくほのかな気分でした。中学のブラスバンドが全員女子生徒というのは不思議ですね。男女共学のはずなのに、男子生徒はひとりもいない。お土産は狭山茶一袋と挨拶状。会場では、所沢だんご2本とペットボトルのお茶1本のサービスだけ。以前と比べると、ずいぶん質素になったものです。高齢者が増えた上に、市の財政も豊かでないということですかな。(市民税は結構は払わされているのだが・・・)


引込線(所沢ビエンナーレ)

2008-09-13 08:21:53 | Weblog
 「引込線」という展覧会のタイトルには、美術に係わるものの覚醒した意志を引き込む、吸引力のある磁場をつくり出したいという、作家側の切なる意図が込められています。以上は「所沢ビエンナーレ」と銘打った美術展の<ちらし>からの引用です。

 所沢駅から至近距離にある旧所沢車両工場内で開催された掲題の美術展へ行って来ました。旧車両工場というだけあって、その見上げるような天井の高さ、鉄骨むき出し、油にくすんだ壁面にまず圧倒されます。そんな粗野な会場に無造作に放り出された作品群。ただた驚くばかりでした。

(工場入口付近)

 (気配としての身体)





 (私幽霊)





 町内の美術家の方も出展されているので、恐る恐る出かけたわけです。美術館などのイメージからはほど遠い荒々しい会場。これでもか、これでもかと迫ってくる作品の数々、ぐったりして会場をあとにしました。

「日本の歌コンサート2008夏」(続き)

2008-09-06 17:06:09 | Weblog
 8月31日(日)の「日本の歌コンサート2008 夏」で最後に森岡紘子さんが歌った歌曲「淡彩抄」の歌詞を知りたくて、インターネットで検索したのですが、どうしても尋ね当てず、とうとう森岡さんに送ってもらいました。

 読んでみたらやはり難しい歌詞でした。難しくて、しかも長い歌詞、一体どのようにして覚えるのか、ものすごく興味がありました。以下は、森岡さんからの回答です。

 <この詩を覚えるために、この夏は浴衣を着て、東京の下町をぶらぶらとよく歩きました。暗記するためには、よく歩きながら覚えるのですが、今回の詩は難しいので、ちょっと情緒豊かな気分で覚えなくてはと思い、浴衣を着て、カランコロン下駄を鳴らして、夕暮れ、夜の下町を歩きながら、詩を口ずさんでみました。晴れの日は晴れの日なりに、雨の日は雨の日なりに、楽しいひとときでした。

 でも、道行く人からすると、怪しかったでしょうね。おかげさまで、着付けの腕は上がりました。> 以下略。

 夜の下町を浴衣を着て、カランコロン下野を鳴らして・・・。映画のシーンを見るような錯覚を覚え、私もロマチックな気分になってしまいました。それにしても、大変な努力だなぁ~と改めて感心するばかりです。しかし、最近の物騒な世相を考えると、夜のそぞろ歩きはほどほどにと、余計なアドバイスをしてしまいました。

 (余談ですが)近いうちに、森岡紘子さんの浴衣姿のイラストを描きたいと思っています。うまく描く自信は全くありませんが。(*^。^*)


 


日本の歌 concert 2008 夏

2008-09-01 14:01:26 | Weblog
 昨日、8月31日(日曜日)は台東区谷中の初音ホールで開催された掲題のコンサートへ行って来ました。お目当ては森岡紘子さん。(開場:2時30分、開演:3時)

 例によって、早々と我が家を出発したので、会場最寄駅の日暮里へ到着したのは1時30分頃でした。妻のぼやくこと、ぼやくこと。とそこまではよかったのです。

 このあと、駅の出口を間違ったのです。見慣れない景色、どうも様子が違うと思いながらどんどん歩いて、うっそうとした谷中霊園の中へ入ってしまいました。これではだめだと駅まで引き返したのですが、その時点ではもう汗びっしょり。駅員さんに聞いたら駅の北口へ出ないといけないと。(我々が出たのは南口)で、駅員さんが用意してくれた切符を持って、再度駅構内へ入り、ホームへ降りて、歩いて北口へ。出口間違うと大変ですね。

 会場近くへ行った時は2時20分頃で、丁度いい時間になりました。ところが、驚いたことに、会場近くで出演者森岡さんにバッタリ。聞けば、これから食事へ行きますとのことで、化粧もせず、平服のままなのです。「今日は最後の方の出番なので」ということでしたが、一寸びっくりしましたね。

 この日最後の出演者、森岡紘子さんが歌ったのは歌曲集「淡彩抄」・・・大木惇夫詩/別宮貞雄曲でした。 大木惇夫 華麗なピアノ伴奏と相まって、なにかファンタジックな世界へ引き込まれるような感動を覚えました。歌詞が分かったら、多分もっと感激したことでしょう。森岡さんに歌詞を教えてもらいたいものです。

 妻の話では、作詞者の大木惇夫さんの娘さんとは、中学、高校で同級生だったそうな。ただ、ほとんど交流はなかったとのことでした。