時よ止まれ そしてお前は美しい

メーデー前夜の4月30日の夜、魔女たちがブロッケン山で集い、彼ら神々とお祭り騒ぎをする

未成熟の国

2006年09月21日 04時00分44秒 | ひとりごと
<タイ・クーデター>政治混迷に嫌気 国王の威光も大きく - Yahooニュース

国軍筋の情報によると、ここ数日、政府や経済界の要人が
相次いでソンティ司令官に面会し、現在の政治状況を打開するために
軍が行動を起こすよう働きかけたという。
これを受けて司令官は最終的に蜂起を決意し、政権側にタクシン首相の
辞任を要求。
首相が辞任を拒否したため、司令官はクーデター決行に踏み切った。

辞任を拒否したからクーデター・・・。
汚職横行と国王への不敬罪に近い行動を取ったなんて
ソンティ陸軍司令官が言っているけど、どうでしょうか?
軍への人事介入への反感からとも、軍内部での内部抗争だとも。
結局は国王はタクシン政権が不満だったんでしょ?

クーデターについて批判がほとんどないようです。
なぜでしょうか?
首相の強権体質、利益誘導体質が招いたことなんでしょうか?
しかし、民主主義が暴力によって潰されたんですよ。
いくらタクシン首相一族の株取引に端を発した
政局の混乱が続いているからといって
軍の力で解決させようとするのはおかしい。

タイの多くの国民に「最も有効な事態打開策」と受け止められたらしいです。
だとしたら民主主義の国ではないですね。
次の政権ができても軍には逆らえないってことですよ。

タクシン首相は、今月9日から外遊していました。
クーデターの噂があり、暗殺未遂事件が発覚したのにもかかわらず、
長く国を空けるのは不思議です。
関ヶ原の戦いで家康が石田光成を決起させるために出陣したように
反首相派を一掃するためか
亡命ありきか。

内乱は起こっていないから亡命ですかね。


日本だったら何回クーデターを起こっているだろう
と思った方はここをクリック↓

日記@BlogRanking