本と旅とやきもの
内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。
 


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 津和野町は森鴎外や西周の故郷として知られている。九州から神奈川に車で戻る途中、高速を降りて鴎外の生家を見るため立ち寄ったことがある。

 それはそれとして、この津和野藩の幕末の自然、名所などを記録した「津和野百景図」なる100枚の絵画がある。これを中核として日本遺産になった。
 町の担当者に聞く機会があったので、この百景図に描かれた当時の様子が現在どれだけ遺っているかと尋ねた。今風に言えばレガシーになっているかだ。半分ぐらいという返事だった。

 この町は人口7,500程度だから小規模に過ぎない。代わり映えしない田舎の町と思うが、それでも150年も経つと当時の半分は消滅したことになる。とかく古いものは壊れていくものだ。

 ところが、訪れる観光客が100万人を超えている。近くに世界遺産の端くれになっている「萩市」がある。もうすこし足を延ばせば同じ世界遺産の石見銀山がある。その波及効果もあるのだろうが、もっと人寄せになっているのはSL機関車ではないか。私は鉄道愛好家ではないが、近々D51も走るとなれば、マニアは蝟集するに違いない。

 街の風景は放っとけば変わっていく。一方、観光客の招致には、乗れば必ずやってくる蒸気機関車の運行のインパクトは大きい。津和野の話からそんな感慨を持ったことでした。


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