本と旅とやきもの
内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。
 


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 面白いものを見せてもらった。多分、昇給の辞令だろう。元旦に採用はないだろうから。

 「準員 ○○○○
  自今日給金壱円八拾銭支給ス
   昭和十六年一月一日
    △△礦業株式会社 △△炭坑」
 
 実物は、言うまでもなく縦書きである。
 日本銀行の公式の算出によると、1941年の100円は今の価格で378,214円のようだ。となれば、1円80銭では約6,807円になる。当時の日当としてはかなり高いのではないか。まぁ、リスクも高いだろうけれど。
 
 日中戦争からさらに太平洋戦争に向かっている年である。石炭は軍需品だから生産高を上げよと尻を叩かれていただろう。経営者は儲かっただろうが、炭砿夫も高い給金を得ていた証拠の辞令ではないか。

 しかし、掘りまくったツケで地盤が沈下し、田畑、学校、家屋などが被害を受けることになった。いわゆる石炭鉱害である。


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