
日本は、人類史上初めて核兵器を使用された歴史を持っています。
「ヒバクシャ」は、国際語です。
しかし、ある意味でヒロシマ、ナガサキ以上の被害を受けたマーシャル諸島の被曝者たちについては、ほとんど知られていません。
終戦直後の1946年、米軍は、マーシャル諸島での核実験を開始しました。
軍の報告書によると、マーシャル諸島が選ばれた理由は、「何もない」からでした。そこに暮らす人々の存在は、無視されたのです。
何も知らない島民は、放射能を浴び続けました。
そして1954年3月1日、米軍は広島型原爆の1000倍の破壊力を持つ水爆「ブラボー」の爆破を、ビキニ環礁で強行します。
これにより、第五福竜丸の乗組員が死の灰を浴びたことは有名ですが、ロンゲラップ島民も、同様に死の灰を浴びていました。
ロンゲラップ島では、死の灰が4センチも積もり、ほとんどの住民が火傷を負いました。
さらに、頭痛や吐き気、倦怠感など、放射能による急性症状を発症します。
米軍は島民を避難させ、綿密に検査しましたが、海水で放射能を洗い流すように指示するだけで、一切の治療を行わず、体液の検査だけを続けました。
米軍は、島民を「標本」としてしか扱わなかったのです。
3年後の1957年、島民は、いまだ死の灰が残る島に帰されました。
残留放射能が人体にどのような影響を与えるか「実験」するためでした。
島民は、白血病、ガン、甲状腺障害などに苦しみ、脅かされ続けました。死産や流産が相次ぎ、障害を持つ子どもも生まれました。
そして1985年、ロンゲラップ島民は、いまだ残る放射能の影響から逃れるため、全員で島を捨てました。また、ビキニ島住民も、エニウェタック島に移住しています。
マーシャル諸島での核爆発の総エネルギー量は、108メガトン。
これは、広島型原爆を数千回、ひとつの地域に投下し続けたのと、同じ威力になります。
そして、それだけの放射能が、マーシャル諸島を中心に、気流に乗って地球上にばらまかれたわけです。
半分以上の実験が行われたエニウェトク環礁は、実験終了から半世紀を経過しているものの、いまだに人間の立ち入りは禁じられています。
プルトニウムの半減期は、25000年。
核の使用が根絶されなければ、地球上の生命圏が根絶されることになるでしょう。
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ナチドイツでもチューリンゲンの地下でロケットと核開発をしていたことは間違いないようです。一部にはそこで点火されたという噂もあり今でも高い放射能濃度が検出されるという事です。一切の真相はペンタゴンの地下にまだ半世紀間程葬られます。
チューリンゲンでの核実験疑惑は、初めて知りました。日本ではほとんど耳にできない情報です。
まだまだ、隠された汚染があるのでしょう。
ご存知かと思いますが、マーシャル諸島の核実験について、最近こんな本が出されています。
☆『隠されたヒバクシャ―裁きなきビキニ水爆被災』(凱風社、2005年、3000円+税)
http://www.gaifu.co.jp/books/ISBN4-7736-2909-6.html
書評・紹介記事
http://www.gaifu.co.jp/review/hibakusha.html
☆『<市民講座>いまに問う ヒバクシャと戦後補償』(凱風社、2006年、1300円+税)
紹介記事
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070115/mng_____tokuho__000.shtml
☆『マーシャル諸島核の世紀―1914-2004』[上・下](日本図書センター、2005年)
http://www.nihontosho.co.jp/renewal/isbn/ISBN4-8205-7164-8.html
迷惑でしたら、連絡ください。
削除します。
知りました。アトミックカフェというビデオです。
風評被害の前提をまず考える必要がいりそうですね。
僕たちはどうしてもマスコミの情報に影響されやすい。
数年後、それよりもっと後になんらかの病気を発症
するとしたら、いま神経過敏くらいがいいのかもしれません。
核使用の根絶は、大勢がその見かけではあるにせよ
恩恵にあずかっている以上、困難な道のりでしょうね。
そしてその後の核の取り扱いをどうするか?というところまでセットで考えておきたいですね。
愚かにも核の恐ろしさを知らないのは日本人かも。福島から来た人や自動車に放射能がついていると差別するという記事を読みましたが、ああ唯一の被爆国と言いながら、国内では核とは何なのか、きちんと子どもたちに教育してこなかった。そういうことなんですね。わたしも昔アースクラブで・・・原発を扱おうとしたら、圧力が・・・。無難な牛乳パックやアルミ缶を集めてろとばかりに・・・。なにかすごいものを感じています。これが風評被害を生むのですね。だってわたしたち目に見えないものをさらに隠されているのですから。まとまらなくてごめんなさい。