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フィリピンに「イスラム国」の魔の手が迫る。渡航の際は治安情報をチェック

2017年05月15日 | フィリピン永住生活、、天国か地獄かな
フィリピンに「イスラム国」の魔の手が迫る。渡航の際は治安情報をチェック
ホウドウキョク 5/14(日) 20:00配信

フィリピンに「イスラム国」の魔の手が迫る。渡航の際は治安情報をチェック
(画像:ホウドウキョク)
観光地で外国人の誘拐も
4月28日、フィリピンの首都マニラで爆発が発生し11人が死傷、5月6日にも2回の爆発が発生して9人が死傷しました。

軍事キャンプで訓練するイスラム国兵士たちや1年前の様子を写した写真を見る

いずれについてもイスラム国が犯行声明を出しており、イスラム国がマニラで実行した初めての攻撃であるとしています。

フィリピン当局はこれらがテロであることも、イスラム国の関与も否定しています。しかし一方で、昨年11月マニラの米大使館付近で爆弾が発見された事件の容疑者として、複数のイスラム国関係者が拘束、今年3月にもイスラム国構成員2人が逮捕されるなど、イスラム国テロの危険性が既にあることを否定するのは難しい状況です。


実際、フィリピンでは既に複数の武装勢力がイスラム国に忠誠を誓っており、これまでもフィリピン治安当局や軍と衝突したり、爆弾テロを起こしたり、外国人を誘拐・殺害するといった蛮行に及んでいます。

これまで彼らの活動範囲は、主にミンダナオ島を始めとする南の島嶼部だったのですが、ここ最近、首都マニラのほか、外国人が多く訪れる観光地にも攻撃の範囲を広げてきています。


4月11日には、日本人にも大人気のリゾート地セブ島のすぐ隣にあるボホール島で、イスラム国の戦闘員集団と治安部隊が衝突し、双方あわせて10人の死者がでました。

イスラム国は、観光客の誘拐を目的としてボホール島に乗り込んできたとみられています。これに先立って、現地のアメリカとオーストラリアの大使館は、ボホール島とセブ島で外国人誘拐の危険性があると警告を出していました。このことからは、米豪がかなり正確な治安情報を掴んでいることがわかります。

さらに先日(5月9日)、米大使館はパラワン島でも外国人誘拐の危険性が高まっているという、注意喚起を出しました。

日本の外務省も、フィリピン全土でテロに注意するよう、呼びかけています。

「イスラム国・東アジア州」と位置づけられるフィリピン
ところで、フィリピンのイスラム国…と聞いても、イメージがわかない方が多くいらっしゃると思います。

イスラム国はフィリピンを「イスラム国・東アジア州」の一部と位置づけ、これまでに様々なビデオや写真を公開してきました。最新ものが、こちらです。【上記リンク参照】

「アブーアナス・アルムハージル軍事キャンプで訓練するイスラム国兵士たち」とあります。

ちなみに、1年ほど前に公開された映像は、こんな感じでした。小さな子供の姿もみられます。比較すると、以前は山賊のようだったのに、この1年で装備も整い、統率もとれてきている印象を受けます。 【上記リンク参照】

渡航の際は治安情報をチェック
フィリピンには多くの日本人が住んでいるだけではなく、比較的身近なリゾートとして観光で訪れる人も多くいます。

フィリピンに限ったことではありませんが、夏休みなどに外国旅行を検討している方は、外務省の渡航情報だけでなく、アメリカやイギリス、オーストラリアといった国の大使館の出している治安情報なども参考になさることをおすすめします。


フィリピン国防相は今年1月、国内武装勢力とイスラム国が関係を強化している旨を示す機密情報を入手した、と発表しています。シリアやイラクといった中東の本拠地で窮地に立たされる今、イスラム国は東アジアで着実に勢力を拡大させているようです。
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