大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です。多くのジャンルをさすらいます。

いくらなんでも非常識

2014年02月04日 | 政治

大阪市の橋下徹市長が、辞職し、当然に行われる大阪市長選挙に再出馬するそうだ。

「大阪都構想」を協議する大阪府と大阪市の代表からなる「法定協議会」の審議が進まず、実質的に「大阪都構想」に反旗を翻していると見なせるからだと言う。

ちよっと常識では考えられない思考方法である。

     

もし、法定協議会での審議が進行していないものと見なすならば、大阪市議会を市長の権限で解散させれば良いのであり、詳しい手順は別として、実現は可能である。

また、法定協議会での議決の進行が法的にどのように定められているのか、私はよく知らないが、多分そのとき時で、市長が意見を言う等の機会もあると思う。

それをいきなり自分の選挙に持ち込むというのは、まず普通じゃない。

通常の精神の持ち主にできることではない。

記者会見を見ていて、この男の自己陶酔ぶりに反吐がでる思いがした。

あるいは、青少年でリストカットなど自傷行為をする子がいるが、まるでリスト・カットの場面のような気がした。

だが、こうしたまるでヤンキーのような橋下徹の自己陶酔ぶりに惚れる、好きだという人間は男女ともに結構いるもので、世間の大人でも喝采をおくる連中がいるのである。

「まあ、いけない子だね、もう少し大人しくすれば良いのに」程度にしか彼を見ない人は多く、それが多数の票を獲得してしまうのである。

ではなぜ、市議会を解散せず、自分が辞職し、再選挙を選ぶのだろうか。

もちろん、また自分が目立ちたいからだが、もう一つは今ここで大阪市議会を解散させて選挙になったら、現状では日本維新の会の議員の多くが落選するからである。

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