番組では、ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」の公演の準備の模様を放送していました。
ヒロインのイゾルデ役のソプラノ歌手が突然気管支炎を起こし、リハーサルで大野さん自らがイゾルデのパートを歌う様子が紹介されていました。
歌いながら指揮するという"歌い振り"は初めて観ました。
ピアノやギターなどの弾き語りというのはよく見ますが・・。
ヴァイオリン演奏をしながら指揮するというのも観たことがありますが。
指揮者になるためには、5種類の楽器を演奏できなくてはならない・・。少なくとも2種類以上はこなさないと出来ないと言われます。
それに加えて声楽も必要だと言うことですね。
メンバーが自分の弾きたい呼吸で音を出した時が、オーケストラがいい音を出す瞬間と、彼は語っていました。
話はそれますが、この時「のだめカンタービレ」のSオケを指揮した千秋君を思い出しました。メンバーのやりたいことをしっかりと把握していた千秋青年。劇画の主人公は息をしてドラマを演じる俳優に魂が乗り移っていたのですね。
『ステージの上で指揮をする際、大野はことさら大きな身振りをしない。指示されて出すのではなく、演奏者たちが自分の最も出しやすいやり方で出した時の方がいい音になると考えるからである。事前の練習では、自分の作品のイメージを伝え、細部に至るまで磨きをかけていくことに徹底的にこだわる。しかしその上で、大野は、本番では、一人一人の能力を解き放つことに重きを置く。ことさら大きな身振りはしない。「なきかのごとくある」、それが指揮の極意だと大野はいう。 ー以上1月25日放送の「プロフェッショナル」のHPからの引用』
佐渡裕監督に並んで注目していた指揮者でしたが、音楽家の家系でもない彼が、審査員の弟子に上位3位を独占されるという現実にも打ち勝つ音楽に対する真摯な姿勢、とぎすまされた音楽的感性が、今日の大野さんを創ったのでしょう。
自分の音楽についての思いを情熱的に語る大野さん。
熱く語って自分の真意を相手にわかってもらう。
その情熱的な音楽魂に感動しました。
加えて、フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語を自在に操る彼の
さらなる活躍が非常に楽しみです。
NHK「プロフェッショナル」1月25日放送より 「大野和志さん:崖っぷちの向こうに喝采がある」の概要はこちらです。
ヒロインのイゾルデ役のソプラノ歌手が突然気管支炎を起こし、リハーサルで大野さん自らがイゾルデのパートを歌う様子が紹介されていました。
歌いながら指揮するという"歌い振り"は初めて観ました。
ピアノやギターなどの弾き語りというのはよく見ますが・・。
ヴァイオリン演奏をしながら指揮するというのも観たことがありますが。
指揮者になるためには、5種類の楽器を演奏できなくてはならない・・。少なくとも2種類以上はこなさないと出来ないと言われます。
それに加えて声楽も必要だと言うことですね。
メンバーが自分の弾きたい呼吸で音を出した時が、オーケストラがいい音を出す瞬間と、彼は語っていました。
話はそれますが、この時「のだめカンタービレ」のSオケを指揮した千秋君を思い出しました。メンバーのやりたいことをしっかりと把握していた千秋青年。劇画の主人公は息をしてドラマを演じる俳優に魂が乗り移っていたのですね。
『ステージの上で指揮をする際、大野はことさら大きな身振りをしない。指示されて出すのではなく、演奏者たちが自分の最も出しやすいやり方で出した時の方がいい音になると考えるからである。事前の練習では、自分の作品のイメージを伝え、細部に至るまで磨きをかけていくことに徹底的にこだわる。しかしその上で、大野は、本番では、一人一人の能力を解き放つことに重きを置く。ことさら大きな身振りはしない。「なきかのごとくある」、それが指揮の極意だと大野はいう。 ー以上1月25日放送の「プロフェッショナル」のHPからの引用』
佐渡裕監督に並んで注目していた指揮者でしたが、音楽家の家系でもない彼が、審査員の弟子に上位3位を独占されるという現実にも打ち勝つ音楽に対する真摯な姿勢、とぎすまされた音楽的感性が、今日の大野さんを創ったのでしょう。
自分の音楽についての思いを情熱的に語る大野さん。
熱く語って自分の真意を相手にわかってもらう。
その情熱的な音楽魂に感動しました。
加えて、フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語を自在に操る彼の
さらなる活躍が非常に楽しみです。
NHK「プロフェッショナル」1月25日放送より 「大野和志さん:崖っぷちの向こうに喝采がある」の概要はこちらです。










これからもきっとさらに飛躍していきそうな気がします。
>楽団員の自発性を尊重する
この番組を観て、最近観たある人気漫画のドラマ化の主人公の姿を思い出す部分が多かったので、よけいに引き込まれるように観てしまいました。
佐渡さんはよく拝見するのですが、大野さんははっきり言って今回初めてじっくりとお人柄を知ることが出来てよかったです。
これからも注目したい人です。
等しい私ですが、見たくなってしまう気持ちにさせてくれました。
佐渡さんはメディアへの露出度も高いし、
子供がシエナのコンサートに行ったこともあったり、
私自身がシエナのCDよく聴きますので馴染みが深かったのですが、
大野さんの事は初めて知りました。
こんなにすごい日本人がいたのですね。
同じ日本人として、誇りに思います(^^)
どうして、もっと早くオペラを観なかったのだろうと悔やまれました。
先日のテレビの大野さんの活躍を観て、もっと生のオペラに触れたいと思うようになりました♪
ピアノを弾きながら解説していた部分。
『椿姫』の第1幕の前奏曲。
あの冒頭の高音ストリングスのみの旋律が死にかけたヴィオレッタを表し、しかもアクセント記号が咳き込んで喀血する様子を表すと!
なんという想像力!
妄想(←褒め言葉)と言いたいくらい創造的な想像力ですね!
やがて音楽は長調に転じアルフレッドとの幸せな思い出が蘇ってくる。(あのチェロによる美しい旋律は、第1幕の真ん中辺と最後でアルフレッドがヴィオレッタへ愛を込めて歌う旋律です。)
そういう解釈によって、第1幕と第2幕が実はヴィオレッタが自分の人生を回想しているシーンであるとの枠組みが与えられるわけです。
そして第3幕への前奏曲で、結核で死にかけ時折喀血(アクセント記号)する旋律が戻ってきます。ここで瀕死のヴィオレッタの長い回想が終ったことを意味します。
あの冒頭のアクセントを喀血の咳き込みと解釈することで、こんなに見事な構成が明らかになるなんて!!
すごい読みですね。たった一つのアクセントからそんな大きな世界を読みとってしまう。
目が常人の目じゃなかったですね。完全に音楽の世界にいっちゃってる目をしていた。
そんなことを感じました。
なお、大野さんはミラノ・スカラ座やニューヨークのメトロポリタン歌劇場でのオペラデビューも決まっており世界のオペラ界で一番期待されている指揮者と言っても過言ではありません。
>目が常人の目じゃなかったですね。完全に音楽の世界にいっちゃってる目をしていた。
本当にそうでしたね。狂気すら感じられました。
>オペラファンさん。
>世界のオペラ界で一番期待されている指揮者と言っても過言ではありません。
テレビの番組でも、そのように紹介されていたと思います。
語学も堪能であられることからも、世界中での活躍が期待される方でしょうね。