
3月26日放送の日経スペシャル「カンブリア宮殿」で、三鷹光器が取り上げられたとのこと。中村義一会長をゲストに招き、メインインタビュアーの村上龍氏がインタビューしていく形式。
その日は帰宅が遅くなり、残念ながら見逃した。
「三鷹光器は、公共医療機関への入札において制限を受けるなど、大企業を優遇しがちな官の古い体質にもめげず、脳外科手術用顕微鏡など光学機器の分野で圧倒的な競争力を保持している。大手メーカーとの競争に勝ってNASAのロケット観測機器に採用されたとき、日本のメディアは三鷹光器という会社名を挙げなかったらしい」とのこと。
村上氏は、「従業員41名という中小企業の製品がNASAに採用されたとあっては、官の面子が立たなかったのだ」と評している。
中村会長は、「技術一筋の人で、学校は尋常小学校しか出ていない。自宅の傍らにあった東京大学天文台で、ほぼ独学で光学の基礎を学習した」とのこと。しかも語り口は、「ごく普通の、当然の事実として淡々と話した」とのこと。
何とはなしに、その人柄が伝わってくる。
村上氏は、「圧倒的な競争力を持つ技術や、事業としての成功は、何か特別な才能があり特別なことをやった人だけが獲得できるとたいていの人は考えている。…それはまったく違う。決定的に重要なのは、科学的な努力を長期に渡って傾注できるような何かと出会えるかどうかという一点なのだ」と評している。
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まさにそうなのかもしれないと感じる。
自分自身が「強い興味」を抱き、「長期に渡り努力を傾注する対象」に出会うことができることにより、その人は大きく変わる可能性がある。
あるいは、私なども、「そうした機会がなかった」、あるいは、「機会にはめぐり合っているが、その機会を見過ごしている」だけなのかもしれないと感じる。
番組が具体的にどのように展開したかはわからないが、見逃したことを残念だと感じている。
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