
(岡山大大学院教授田中勝氏)
日経ECOLOMY(-環境+経済+私-)のコーナーで、岡山大大学院教授田中勝(たなか まさる)氏が、6月29日付でコラム記事を投稿している。田中教授は、文科省21世紀COEプログラム「循環型社会への戦略的廃棄物マネジメント」拠点リーダーを務めているとのこと。
記事の内容は、「食べ残す食文化、大量の生ごみが発生」する状況に対して、どのように取り組むことが可能か、対応することが可能かということに関して、韓国で「バイオマス活用の国際会議」が開催された際の事情を踏まえて、取り上げられている。といった視点で記述されている。
バイオマス(biomass)とは、辞書によると、「ある空間内をある時点で占める生物体の量。重量またはエネルギー量で表す。生物体量。生物を利用して有用物質やエネルギーを得ること。また、その生物体。生物資源」で、バイオマス・エネルギー(biomass energy)は、「生物群をエネルギー源として利用する方法。メタン抽出など。また、そのエネルギー」とのこと。
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田中教授によると、「韓国で開かれたバイオマスの活用の国際会議への出席後の食事は、私にとっては毎日ご馳走で、食卓に所狭しといろんなお皿が並べられました」とのこと。
いわゆる、韓国の食文化が、「食べきれないほどの量が出ることがご馳走してくれたことを意味する」らしいとのことで、もてなす主は客が食べ残すくらいに料理を出さなければならず、それが韓国の文化であるとのこと。
その結果、食べ残しが多くそれらは当然生ごみとして排出されているとのこと。
今までは、埋め立て処分されていた生ごみの対策に頭を痛めていたようであるが、今や生ごみは埋め立て処分が禁止され、これからは焼却も禁止する予定とのこと。
また、釜山市では、「生ごみと下水汚泥からメタンガスを回収する資源化施設」が稼動しているとのこと。つまり、「埋め立てや焼却をやめてメタンガスの回収や飼料化や堆肥化を促進」を図っているとのこと。しかし施設が不足しているようで、やむなく一部は焼却されているとのこと。
私の地域でも、燃えるゴミに関しては毎週火曜日と金曜日、資源ゴミに関してはつきの第1週、第3週の水曜日、粗大ゴミに関しては第2週、第4週の水曜日が収集日である。
家の中では、早朝のゴミ捨ての役割は私である。
いつも思うのは、「なんでこれほど捨てるものが多いのか」ということである。その中でも多いのは、新聞の折り込み散らし、ダイレクトメール等々の紙類、また、生ゴミに関しても食べ残しとうとうということになる。
紙類に関していえば、稲本正氏の立場から見る場合、「日本のウッドマイレージ悪化の主要因」ということになるのかもしれない。
もちろん、企業の立場に立ち、「いかに売り上げを伸ばし、利益を追求するか」という観点に立つ場合、「マス広告媒体のひとつが折り込みチラシ」ということになり、一概に否定はできない。
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しかしながら、一般家庭の次元でも、企業体の次元でも、また、行政の次元においても、この「増加することはあっても、減少することのないゴミ対策」は考えなければならないのではないか?
スーパーやコンビニで売られている弁当類等についても、あるいは、相当量が廃棄にまわされているのではないか?
やはり、サッカー全日本元監督の岡田氏が指摘しているように、「豊かさに耐える遺伝子」を一人一人が持つようにならないといけないのではないかとも考える。
Written by Tatsuro Satoh on 8th July, 2007












