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風の向くまま、気の向くままに……

トヨタ、工場の環境対応推進 ‐ 太陽光発電システム導入

2007-07-29 08:36:24 | 地球環境

 (トヨタ環境対応プラン)

 たまたま、先週、シンガポール出張中にWEB SITE情報として、この記事が目に留まった。7月23日は移動日で、7月24日に会社事務所でこの7月23日付の記事を知ったことになる。
 この間、米国のIT企業であるグーグルが、環境対応のため、また、企業採算の面も考慮し、太陽光発電システムを大胆に導入する、ということが日経ECOLOMYで紹介されており、このブログでも取り上げた。

 そうした個別企業の「環境対応」の流れが、日本にも上陸、「トヨタ、工場の環境対応推進 - 太陽光発電システム導入」という展開になっているものである。

 記事は、
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 トヨタ自動車は23日、「環境」「安全」の両面で強化策を発表した。環境面では工場に初めて太陽光発電システムを導入して、車両の環境技術だけでなく生産拠点でも環境対応を進める。安全面では、側面からの衝突事故の際に乗員を衝撃から守る側面エアバッグを全車に標準装備し、安全性を高めて商品力を強化する。
 
 工場での環境活動を「『サスティナブル・プラント』活動」と名付け、ハイブリッド車「プリウス」を生産している堤工場(愛知県豊田市)から始める。自動車工場では世界最大級となる出力約2000キロワットの太陽光発電システムを導入し、二酸化炭素の排出量を5%削減する。さらに工場の外壁などに光触媒塗装を使用し、窒素酸化物や硫黄酸化物の浄化も行う。

 同様の取り組みを国内の各工場で順次開始。欧米やアジア地域でも、拠点工場を決めて展開する方針だ。
============
と報じていた。

 この種の、トップ企業の動きは歓迎できるところである。
 もちろん、企業体である限り、「利益追求」および「利益獲得」は株主との関係で、至上命題である。
 従って、トヨタがこの方針を決定する際に、採算を念頭においていることは間違いなく、「採算が取れる」との計算結果が出たということを示していると考えられる。
 グーグルも、企業採算を考慮し、「初期投資の回収は可能で、単なるコスト増にならない」と判断しており、トヨタも「当面の初期投資は回収可能で、コスト増にならない」との判断を行っているはずである。

 いずれにしても、太陽光発電により生まれる電力は、まさに、「自然の恵み」を電力に切り替える発電システムであり、「危機的な地球環境への対応」という意味で、小さな一歩となるであろう。
 また、日本のトップ企業であるトヨタが開始したということは、他の企業にも大きく影響を及ぼすことになることを期待したい。さらに、トヨタの取り組みにとどまらず、ホンダや日産、また、小売大手のイオングループといった事業体の取り組みに影響が及び、各事業体の弾みがつけば更に良い、と感じている。。。
 Written by Tatsuro Satoh on 29th July, 2007

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