
友人と言って適切はどうかは知らぬ。年齢から云えばボクの方がうんと先輩だが…、町の行政幹部であるKさんの書庫である。
岩波文庫の創刊いらいの総発行点数が、どのくらいあるのか時々考える。
昭和62年(1987)創刊60年記念出版時の、岩波文庫編集部編「岩波文庫総目録1927(昭和2年7月)〜1987(昭和62年6月)の本の帯に、
創刊いらいの岩波文庫―4360点その書誌的情報を余さずもりこんだ《岩波文庫のデーターベース》とあるから、現在では10,000点は超えていないのではないか?(調べればすぐ判ることだろうけれど)。
しかし、この岩波文庫の総点数を揃えることはまず不可能だということを、何かの本で読んだことがある。
しかし、これも友人からの話だが、杉浦明平が、全点を揃えて持っているという話を聞いたことがあるとか何とか。

Kさんはそういった意味でいう本のコレクターではないと思う。
Kさんの「購書・読書月録」というエッセーがあるので、その最初の書き出し部分を引用する。
購書・読書月録
いろいろな機会に書いたり、公言したりしているように、購書=本を買うこと、は私の趣味であり、長年続けている道楽のようなものである。
もとより本を買うことは、その本を読むことを前提としている訳だし、その都度、自分の必要と好みに応じて買い入れている本の多くを、」出来るだけ効率的に読み上げようと努力していることは確かである。
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