万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

ツイッター

秋競馬展望生放送のお知らせと秋競馬からのブログの予定。

2011年08月30日 00時51分32秒 | 競馬に関する雑談
どうも、万世六兵太でございます。平素からブログを閲覧いただきありがとうございます。

今日は2つお知らせがあります。

1)秋競馬展望生放送のお知らせ
2)秋競馬からのブログ更新予定

1)についてはニコニコ動画から(ニコニコ動画のアカウント必須)ニコニコ生放送を開いていただき、『万世六兵太』をキーワードで検索すると

『万世六兵太の乾坤一擲より始めよ』というコミュニティにたどり着きます。そこから視聴することができます。(プレミアム会員だとタイムシフト閲覧が可能)

秋競馬の展望生放送は9月2日(金)18時から1時間行わせていただきます。(あくまでも最低1時間)

内容は秋競馬のGⅠを中心にステップレースなどの検証やローテーションの検証などを図面で説明しながら行います。

でこの内容を翌日以降にブログで更新していきます。

2)は秋競馬からこのブログ更新が生放送終了後に更新という形になります。

その週の勝負重賞の展望を 月曜日or火曜日

その週の勝負レースの出走馬との照合を 金曜日or土曜日(勝負レース土曜日の場合は木曜日or金曜日)

『乾坤一擲!』(勝負馬券公開)は勝負レース直前となります。

週3回更新が最低限で、展望が長くなる場合は記事を2つ以上に分けさせていただきます。

よって基本は『生放送が終わってからその内容をブログに更新する』形をとっていきたいと思います。

秋競馬も『万世六兵太の乾坤一擲!』をよろしくお願いいたします。

もしよろしければニコニコ生放送のコミュニティ『万世六兵太の乾坤一擲より始めよ』にもご加入いただければと思います。


札幌記念の予想

2011年08月21日 00時18分38秒 | 競馬予想
札幌記念の出走馬が決まりましたので見ていきます。



GⅡ2勝のトーセンジョーダン、09年秋華賞馬レッドディザイア、目黒記念⇒函館記念と重賞連勝中のキングトップガン、函館・札幌に強いマイネルスターリーなど出走しております。
ただ去年と違ってフルゲートではなく13頭でメンバーも小粒な気がします。

過去10年の傾向だと

○05年までは1人気がある程度安定している一方で荒れる要素も
○06年以降は荒れ方も05年以前と比べてゆるくなってきている。


その原因としてサマーシリーズがあり・・。

●サマー2000シリーズに組み込まれたこと、定量戦になって実力馬が別定以上に気軽に出られるようになったこと)
●サマー2000シリーズに組み込まれたことにより七夕賞や函館記念で好成績を収めた馬がそのまま挑んでくる。


○年齢でみると4歳馬・5歳馬が中心の傾向。3歳馬が好成績を上げるには『クラシック実績がある』『3歳重賞勝ちまたは複勝圏内』があること。

3歳馬・・・該当なし

4歳馬・・・ヤングアットハート、カリバーン、ネオヴァンドリーム、コスモネモシン、マカニビスティー

5歳馬・・・モエレエターナル、レッドディザイア、トーセンジョーダン

○騎手・・・いうまでもなく成績優秀なジョッキー

勝ち数ではなく、重賞勝ちがあるか否か

GⅠ・・・藤田兄貴、池添、蛯名
GⅡ・・・福永、横山典、
GⅢ・・・浜中、四位、

【出走馬の前走・前々走成績】




【札幌記念過去10年の前走】
○構図としてはGⅠ実績馬VS函館記念などからの出走馬で好成績馬。

まず夏競馬で勝っている馬、また好成績を上げている馬として

アクシオン(函館記念)

キングトップガン(目黒記念51K 函館記念54K)

GⅠやGⅡなどで実績を上げている馬として

レッドディザイア(秋華賞馬、JC3着 ドバイGⅡ勝ち)

トーセンジョーダン(ア共和国杯 AJCC)

クイーンSからの連闘・・・コスモネモシン(前々走はVマイル)

クイーンSからだと連闘で挑むことになるが、札幌競馬滞在輸送による負担減でクイーンS⇒札幌記念のローテをとる場合もある。札幌記念を本勝負として、クイーンSをたたきとして使う場合。その場合はクイーンSと前走(札幌記念から見た前々走)の間隔があいている場合が多い。休み明けで鉄砲駆けがきく馬はそんなにはいないのでクイーンSを調教代わりにして札幌記念で勝負する。

※中1週だと調教らしい調教もできず、休養も取らすことができない。

マカニビスティー(中1週)

※レース間隔3か月以上

モエレエターナル、カリバーン、レッドディザイア、ネオヴァンドリーム

実力馬ならいざ知らず、重賞実績のない馬のレース間隔があきすぎは割引き。

○前走GⅠに関しては着順不問。GⅠ勝てなくてもGⅡなら何とかなる馬もいる。

トーセンジョーダン、レッドディザイア。

【札幌記念 過去10年の1年以内GⅠ・GⅡ実績】



○GⅠ実績のある馬は30頭中10頭(うちGⅠ馬は5頭)
○GⅡ以上実績のある馬は30頭中16頭(うちGⅡ以上勝ち馬は11頭)
○重賞実績馬は30頭中23頭(うち重賞馬は17頭)。


実際GⅠでも通用しなくてもGⅡなら何とかなる馬もいます。

1年以内GⅠ実績馬・・・レッドディザイア

1年以内GⅡ実績馬・・・アクシオン、ヤングアットハート、キングトップガン、トーセンジョーダン

1年以内の重賞で実績のない馬・・・モエレエターナル、カリバーン、アルトップラン、(マイネススターリー)、(ネオヴァンドリーム)、マカニビスティー。

少なくとも重賞勝ち、最悪重賞実績(複勝圏内)がない馬は割引き。

実際未経験・1年以内の重賞実績のない馬で複勝圏内に入ったのは7頭だけで06年以降は2頭だけ。

【札幌記念 過去10年全・重賞・距離・コース実績】


○全成績でみてみると一番多いのが8勝で、一番少ないのは2勝
⇒アルトップラン、マカニビスティー、モエレエターナルは芝未勝利。
⇒マイネルスターリー(8)、トーセンジョーダン(7)、アクシオン(6)

○重賞初挑戦のエアエミネムを除く29頭中重賞で複勝圏内すらない馬は2頭、複勝圏内のみは4頭しかいない。

⇒モエレエターナル、カリバーン、マカニビスティー、アルトップラン
⇒ヤングアットハートは重賞複勝圏内のみ

○1800m実績

⇒アクシオン、マイネルスターリー

○2000M実績

⇒マイネルスターリー、トーセンジョーダン

○函館・札幌実績

⇒マイネルスターリーが飛びぬけている。

たしかに函館・札幌競馬場は洋芝なので『洋芝適正』というのもありますがそれよりは『格』を重視するべき。

いろいろ考慮して絞ると

トーセンジョーダン 
アクシオン
キングトップガン
コスモネモシン
レッドディザイア

このうちの1頭を単複候補として勝負する。
また今回は馬券対決なので

◎単複 25-50or75

◎○ 10
◎▲  5
○▲  5
◎△  3・2

の馬券購入する予定である。

札幌記念の展望(2)

2011年08月19日 02時02分32秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
さて続きです。

札幌記念はGⅡで定量戦なので、実力馬もそうでない馬も同じ斤量を背負うことになります。

そうするとGⅠと同じようなもので実力本位になります。

過去10年の札幌記念複勝圏内の重賞実績を見ると

【札幌記念 過去10年の1年以内GⅠ・GⅡ実績】


GⅠ実績のある馬は30頭中10頭(うちGⅠ馬は5頭)、GⅡ以上実績のある馬は30頭中16頭(うちGⅡ以上勝ち馬は11頭)

夏の重賞はGⅠ馬が出ない傾向ですが、札幌記念はこういった近走GⅠ実績馬も出走してきちんと結果を出します。

またGⅠ実績がなくてもGⅡ実績があれば通用するのがみえます。(トウカイポイントやヘヴンリーロマンスなど)

実際GⅠでも通用しなくてもGⅡなら何とかなる馬もいます。

【札幌記念 過去10年のGⅠ馬実績】


GⅠ馬といってもピンキリがあります。ここでいうピンキリは近走(1年以内)のGⅠ実績馬か否かという点です。

GⅠ勝ちの青塗りは1年以内のGⅠ実績のある馬を表します。見てみると同じGⅠ馬でも近走GⅠ実績馬のほうが1年以上のGⅠ実績馬より実績を上げていることがわかります。

自分が重賞実績で特に1年以内と限定しているのはそのためです。(某競馬ブックや某ギャロップではGⅠ実績や重賞実績をを限定せずに全部含めて考えてますが)

【札幌記念 過去10年の1年以内重賞実績と重賞レベル】


重賞実績馬は30頭中23頭(うち重賞馬は17頭)。

GⅠ馬が出てきたり、GⅠ・GⅡ実績馬が多く出る札幌記念なので重賞実績馬が好成績を上げています。

少なくとも重賞勝ち、最悪重賞実績(複勝圏内)がない馬は割引きでしょう。

実際未経験・1年以内の重賞実績のない馬で複勝圏内に入ったのは7頭だけで06年以降は2頭だけです。

【札幌記念 過去10年全・重賞・距離・コース実績】


左から全成績・重賞成績・距離実績(1800・2000・2001m以上)・函館・札幌のコース実績です。

全成績でみてみると一番多いのが8勝で、一番少ないのは2勝と幅広いので絞りにくくなります。

ということで重賞成績をみてみます。この重賞成績は総合の重賞成績です。

これを見てみると重賞初挑戦のエアエミネムを除く29頭中重賞で複勝圏内すらない馬は2頭、複勝圏内のみは4頭しかいません。

ここからも重賞実績が大切なのがうかがえます。

距離実績については1800mもあげておりますが、札幌記念は4つコーナーがある2000m。

1800mでも4つコーナーある競馬場はあるので1800m実績もある程度信用できるのではと推測できます。

函館・札幌コース実績を上げてみましたが、個人的な考えだと札幌記念という『格』のあるレースと考えるとコース実績を過剰に期待するのは危険と考えます。

たしかに函館・札幌競馬場は洋芝なので『洋芝適正』というのもありますがそれよりは『格』を重視するべきではと思います。


さて今年の札幌記念も『総統閣下のわいわい競馬日記』の総統閣下との馬券対決です。

去年は何とか勝ちを拾うことができましたが、総統閣下は去年の雪辱と燃えております。

今年は夏競馬の函館記念で現地観戦し勝利をおさめ、勢いはありますのでなんとか勝つことができればと思います。

総統閣下、今年もよろしくお願いいたします。

札幌記念の展望(1)

2011年08月18日 10時21分29秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
さて夏競馬第2弾の札幌記念についての展望を述べさせていただきます。
札幌記念がGⅡの定量戦(牡馬57キロ 3歳馬54キロ 牝馬は-2キロ)です。
GⅡにはハンデ戦と別定戦がありますが、定量戦はこの札幌記念と12月開催の阪神Cのみです。

ハンデ戦はハンデをつける人の独断と偏見で決めるものですが、別定戦は定量があって実績によって斤量が増えるレースです。
GⅡにおいては定量57キロで、GⅡ勝ち+1でGⅠ勝ち+2。(1年以上前のGⅠ勝ち馬も+1キロ) 

(仮にアーネストリーが出ると別定なら59キロですが、定量なので全然関係なく57キロ。)

手薄な夏競馬ですが札幌記念は別格で定量戦はGⅠと同じなので『夏のGⅠ級』といっても過言ではありません。

(ちなみにサマーシリーズ2000の第4戦でサマー2000シリーズは七夕賞・函館記念・小倉記念・札幌記念・新潟記念)

秋のGⅠは57キロ(天皇賞は58キロ)なのでこれに勝てば他の重賞でも期待でき、GⅠでも期待できる場合もあります。

では過去10年の傾向を見てみましょう。

【札幌記念過去10年の基本データ】

05年と06年の間で分けました。05年まで別定戦、06年以降は定量戦です。

05年までは1人気がある程度安定している一方で荒れる要素もあります。

02年のトウカイポイント、05年の1~3着など(ただこれらはのちにGⅠ勝ったり、重賞で好成績を出したりしている)

06年以降は荒れ方も05年以前と比べてゆるくなってきてます。

その原因としてサマー2000シリーズに組み込まれたこと、定量戦になって実力馬が別定以上に気軽に出られるようになったことが挙げられます。

サマー2000シリーズに組み込まれたことにより七夕賞や函館記念で好成績を収めた馬がそのまま挑んでくる。

GⅠ馬が59キロや58キロを背負わずにGⅠと同じ57キロで出られることによりGⅠ馬が秋を見据えて参戦してくる。
そういったことから札幌記念は実力馬が集まる傾向です。

年齢でみると

4歳馬・5歳馬が中心の傾向です。3歳馬の傾向も3勝していますが、猫も杓子も3歳馬というわけではなく3歳馬が好成績を上げるには一定の条件があります。




ざっと見てみますと3歳馬で好成績を上げているのはエアエミネム、ジャングルポケット、サクラプレジデント、アドマイヤムーン、ブエナビスタ。
エアエミネムは例外として、他4頭に共通するのは『クラシック実績がある』『3歳重賞勝ちまたは複勝圏内』があることです。

ですので3歳馬でも同世代である程度頭抜けている存在でいないと古馬相手の札幌記念を勝つのは難しいとも考えられます。

次に前走成績です。
【札幌記念過去10年の前走】



構図としてはGⅠ実績馬VS函館記念からの出走馬で好成績馬というところでしょうか?
GⅠからだと宝塚記念や安田記念を経て札幌記念に挑む傾向のようです。(宝塚記念からだと中2か月・安田記念・天皇賞からだと3か月)

函館記念からだと中3週でローテーションとしては適しており、札幌又は函館の滞在競馬ということもあり輸送にそれほど気を遣わなくていい、また夏過ごしやすい北の大地ということも+に働いているのではないでしょうか?

また函館競馬場と札幌競馬場に共通する点として洋芝があげられます。

『寒冷地対策として芝コースに使用されている洋芝(野芝は使われていない)はもともと、野芝より耐久性が低い品種。従って後半開催を迎える頃の芝コースは馬場の傷みが進行して、かなり時計を要するコンディションとなってしまうことが多い』(函館競馬場のコース説明より抜粋)

『函館と同様、洋芝しか使われていない(寒冷地対策のため)芝コースは、耐久性に乏しい。このため後半開催を迎える頃には、傷みの目立つ馬場の内めを通った馬が苦戦するようになり、いわゆる「外差し」が決まるケースが増えてくるのが例年の常。』(札幌競馬場のコース説明より抜粋)

あとになればなるほど芝の耐久性が低くなり時計を要する馬場になるのでパワータイプでタフな馬がやや有利な傾向と推測される。

前走GⅠ出走馬・函館記念出走馬のほかに牝馬限定のクイーンSからの出走馬が目立つ。

クイーンSからだと連闘で挑むことになるが、札幌競馬滞在輸送による負担減でクイーンS⇒札幌記念のローテをとる場合もある。

連闘はできうる限り避けるべきと考えるが、連闘をやるにはやるなりの理由がある。

札幌記念を本勝負として、クイーンSをたたきとして使う場合。その場合はクイーンSと前走(札幌記念から見た前々走)の間隔があいている場合が多い。
休み明けで鉄砲駆けがきく馬はそんなにはいないのでクイーンSを調教代わりにして札幌記念で勝負する。

だから連闘で挑む場合の馬は前々走以前も確認し、ローテーション全体を見てみる。

本来ローテは最低でも中2週はあったほうがいい

中1週(休み⇒軽め)
中2週(休み⇒翌週調教)

中1週だと調教らしい調教もできず、休養も取らすことができない。

前走GⅠに関しては着順不問。GⅠ勝てなくてもGⅡなら何とかなる馬もいるからだ。

最後に参考までに前々走のデータ。
【札幌記念過去10年の前々走】


(展望2に続きます)