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映画 ファミリー・プロット(1976) ヒッチコックの遺作にして霊媒師のインチキトリック

2010年09月20日 | 映画(は行)
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 最近の映画のストーリーにおいて、二つのストーリーが進んでいきラストで見事に二つのストーリーがつながる展開の映画が多くなってきた。
 クエンティン・タランティーノ監督のパルプフィクションイングロリアス・バスターズや、ガイ・リッチー監督のロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズスナッチなどはその代表的作品だと言えるし二つのストーリーどころか複数のストーリーがラストで重なったりする映画は多い

 そのような原型となる映画が今回紹介するアルフレッド・ヒッチコック監督ファミリー・プロットです。
 インチキ霊媒師のカップルと、ダイヤモンド泥棒のカップルの二つのストーリーが微妙に混ざり合いラストシーンで・・・という展開は最近流行のストーリーパターン。

 しかし、この映画は先に言っておくけれど霊媒師や占い師の存在を信じている人は観ない方が良いこの映画はインチキ霊媒師の手段をリアルに描いてしまっているから例えば数年前によくテレビに出演していた、六星○術を使って人の運命を予言していた人物がいたが、果たしてこの人がどれだけ多くの占いを外してきたか現在になればご承知の通り。
 そしてその人物が他人の現在の状態をズバリ言い当てるのは、その人のことを・・・映画のネタ晴らしにつながってしまいそうだ

 それではヒッチコック監督の遺作であり、彼一流のユーモア健在のファミリー・プロットを紹介します

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 霊媒師のブランチ(バーバラ・ハリス)は豪邸に住む老女のジュリア・レインバート(キャスリーン・ネスビット)の相談に乗っている。
 ブランチ(ハリス)の霊媒師としての能力にすっかり騙されたジュリア(ネスビット)はすっかりブランチ(ハリス)の事を信頼してしまった
 実はブランチ(ハリス)には霊媒師としての能力はあるはずも無く、その恩恵は恋人のジョージ(ブルース・ダーン)の貢献が大だ。

 ところがすっかりインチキ霊媒師のブランチ(ハリス)の事を信用してしまったジュリア(ネスビット)は彼女に要求する。
 ジュリア(ネスビット)の妹が死んでしまい、レインバート家の遺産を継ぐものがジュリア(ネスビット)だけしか居ないのだが、実は妹には子供が居て40年前にその子供を養子に出してしまったのだ。
 ところがジュリア(ネスビット)には、妹の子供を養子にしてもらった相手の顔も名前も知らない
 レイモンド家の遺産を妹の子供に相続してもらうためにブランチ(ハリス)に名前も顔もわからない妹の子供を霊能力から捜してもらおうする。
 とにかくお金に困っているブランチ(ハリス)にとって、願っても無いお金持ちからの頼みごとであり、あっさりジュリア(ネスビット)からの仕事を引き受けるが、困ったのはジョージ(ダーン)である



 その頃、ダイヤモンド泥棒の事件が起きている。お金持ちを誘拐し、そして人質にしてダイヤモンドと人質を交換する手口だが、これが意外にアッサリ成功してしまうから笑える。
 ところがこのダイヤモンド泥棒の主犯であるアーサー(ウイリアム・ディヴェイン)は、現在の恋人であるフラン(カレン・ブラック)を利用して、最後の宝石泥棒の仕事に取り掛かろうとする。

 一方、ジョージ(ダーン)は見かけと違って実はかなりの優秀だ。彼はジュリア(ネスビット)の妹の子供につながる有力な手掛かりを掴んでくる。
 ジョージ(ダーン)は更にジュリア(ネスビット)の妹の子供の事を調べようとするが、実はジュリア(ネスビット)の妹の子供とはアーサー(ディヴェイン)であり、現在宝石商人をしているが、名前を変え、そして元の自分は死亡していることになっているように、用心を重ねているのに、どうして自分を探している人物がいるのか神経質になるアーサー(ディヴェイン)。まさか自分が宝石泥棒をしていることは警察も気が付いていないはずなのに

 果たしてアーサー(ディヴェイン)は身の回りをうろつくジョージ(ダーン)とブランチ(ハリス)を殺害してしまおうと計画し、そんなことも知らずにジュリア(ネスビット)からの仕事を果たして大金を得ようと、必死でジュリア(ネスビット)の妹の子供(アーサーのこと)を捜し出そうとするジョージ(ダーン)とブランチ(ハリス)だったが・・・勘違いサスペンスの行方は映画を観てください

 非常に面白い状況設定の映画。少し無理はあるけれど、流石はアルフレッド・ヒッチコック監督だ。
 少々無理矢理のストーリーでも見事に突っ走った

 頼りないように見えて、実は案外しっかり者のブルース・ダーンのキャラクターが面白い
 ヒッチコック監督のこの映画の前作に当たるフレンジーは嗜好的傾向が強い作品だけれど、今回紹介したファミリー・プロットは、見事にボケが炸裂して笑える作品。
 本来ならこの映画の最もスリルのある見せ場なのに、程好いいい加減さで笑わせる演出は往年のヒッチコックらしさを感じる

 しかし、これだけのユーモア、殺人シーンでさえヒッチコックに掛ると笑えるシーンになってしまうのは・・・このような監督は今後出てこないだろう

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