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「運用」を難しくしているのは、厚生労働省だと思います。

2016-01-26 10:10:05 | 確定拠出年金・個人型

個人型DC(確定拠出年金・個人型)に加入するとして、
一番の問題は、掛金の運用です。

「運用」というと証券会社のファンドマネージャーがやっていることとか、
あるいは、株式投資をやっている人がするもの、みたいに思っている
人がほとんどだろうと思います。

そんなこと、自分には出来ない。

それはそうですよね。

ファンドマネージャーやセミプロ並みに株式投資をしている人と同じに
資金の運用なんて無理な話です。

でも、2週にわたり書いてきましたが、お金の運用は、誰でもしているのです。

金融機関を選ぶのも、お金の運用のひとつですから。

確定拠出年金における運用を難しくしたのは、厚生労働省だと思います。

確定拠出年金制度が始まるにあたって、「資産の運用に関する情報提供」
について、厚労省が通知を出しています。

法令解釈通知で、その第2に入っています。

確定拠出年金=DCを取り扱っている金融機関では、この法令解釈通知に
そって資料を作っています。(よって、ほとんどの金融機関の内容は同じ!)

内容としては、全くその通りなのですが。。。

どこが問題かは来週と言うことで。

尚、法令解釈通知は、下記から見ることができます。

http://www.mhlw.go.jp/topics/2001/0108/tp0821-1.html

 


金融機関を選ぶのも運用の一つです。

2016-01-19 11:37:30 | 確定拠出年金・個人型

お金を預ける金融機関を選ぶ場合の基準は 

 利息が多く付くらしい。
   ⇒今はあまり関係ない話ですが。。。

 近くにある。

 窓口の対応がいい。

などでしょうか。

他と比べて選んでいるわけですから、お金を預ける金融機関を
選ぶのも、お金の運用の一つです。

生命保険や自動車保険に加入する場合も同じです。

 他と比べて有利な内容となっている。
   ⇒と営業員が説明したのに納得した。

 連絡すると直ぐに対応してくれる。

 サービスがいい。

と言う具合に、これも他と比べて選んでいることになります。

お金に関することで、他の内容・条件を比較して選ぶということは
「お金の運用」そのものなのです。

株式投資や債券投資だけが運用ではありません。

 気楽に考えていいのです。

 


確定拠出年金での運用はどうするか。

2016-01-12 10:07:29 | 確定拠出年金・個人型

確定拠出年金制度に加入しようとする場合の一番のネックは、
運用はどうするか?だと思います。

これは、企業型であれ個人型であれ同じです。

事業主が企業型を導入するかを検討する場合、「従業員に
掛金の運用を任せて大丈夫か?できるのか?」です。

個人型に加入する場合も、「自分は掛金を運用できるのか?」
だと思います。

そもそも、「運用」なんて聞きなれない言葉ですし。。。

気楽に考えてほしいと思うのですが。

実は、「運用」と無関係と思っている人たちは、知らないうちに
お金の運用をしているのです。

例えば、預貯金を預ける銀行等を選ぶことも、「運用」の一つです。

加入する生命保険会社を選ぶのも、お金の「運用」の一つです。

暴論ではありません。続きは来週に。

 


確定拠出年金・個人型の金融機関を選ぶポイント

2016-01-05 10:24:36 | 確定拠出年金・個人型

新年おめでとうございます。

今年は、確定拠出年金・個人型=個人型DCの記事に
力を入れたいと思います。

本年もよろしくお願いします。

確定拠出年金・個人型=個人型DCに加入する時、
どの金融機関=運営管理機関を選ぶか、その
ポイントは、以下の3点と言われています。

 加入時及び加入後に必要な手数料

 運用商品の種類、内容、品揃え

 窓口の対応などサポート体制

その他に、として、iphon、携帯からのアクセスと
使いやすさを挙げたいと思います。

話は違いますが、今ネットショッピングの売り上げは
iphonからが大半を占めています。

ネットショッピングになれた若い人達に使ってもらう
ためにも、 は、必要だと思います。

個人型DCの金融機関を選ぶ場合は、iphon、携帯からの
アクセスと使いやすさも重視して下さい。