恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

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護憲派に残された最大の「希望」

2013年07月23日 | 国会・政党・選挙
 参院選が終わりました。
 改憲を標榜する自民党が圧勝し、平和憲法を守りたいと願う身としては、この国の将来、そして子どもたちの未来を憂えずにはいられません。

■ 日本共産党と社民党

 こんなときに、同じ護憲派の中には、日本共産党の議席を伸ばしたことを喜び、そこに期待するという声があります。
 たしかに、いま「護憲」を掲げている日本共産党の議席は減るよりは増えたほうが良いに決まっています。
 しかし、政治や国会の内情を少しでも分かる方ならば、社民党が議席を減らしたことの方が、深刻な事態だということがご理解頂けることだろうと思います。

■ 国会での影響力

 国会において、日本共産党は議席分の力しか持ちませんが、社民党は、前身の日本社会党の時代から、他党との合従連衡・共闘により、その数倍・数十倍の力を発揮してきました。それが、どれほど「護憲」に貢献してきたか、それは戦後史を見れば一目瞭然です。
 昭和にあっては自民党の対抗軸として他の野党と連携し、平成に入り自民党の別動部隊ができればその間に楔となり、敢えて自民党と連立を組み、その間に自民党の運動方針から「改憲」を削除させ、一方で「村山談話」により戦後の精算を行い、自公体制となってからは民主党との共闘しながら、その改憲色を後退させ、「生活再建」路線を強めながら、一時期は政権交代に貢献するなど、たえず日本社会党・社民党は政局を動かしてきてきました。

■ 「独善」を改めよ

 一方、日本共産党は残念ながら、自分たち以外は全て悪であり、敵であるという「独善」により、他党への影響力は全くありません。政局に絡んだといえば、今回の参院選の沖縄県選挙区での社会大衆党・糸数慶子氏を軸とする共闘を除けば、数十年前の「社共共闘」に遡らなければならないほどです。
 その日本共産党も、終戦直後の憲法9条反対・自衛戦力保持主張、旧ソ連の原子力政策の礼賛、チェルノブイリ事故後の「反原発」否定など、その「独善」も、分かる人には「偽善」も多くあるのです。
 だからこそ、国会で日本共産党は他党から相手にされず、その硬直性から、議席数分の影響力しか持たないのです。「護憲」を願う人々の声を受け止めたと思っているならば、日本共産党は、その「独善」を改め、社民党のように他党への影響力を持つことを考えるべきでしょう。

■ 残った「希望」

 今回の選挙で、「不幸中の幸い」だったのは、野党共闘の「軸」、あるいは護憲の「要石」と呼べる人物が、辛うじて議席を確保したことです。言うまでもなく、社民党の又市征治幹事長です。
 自身、毎年40回前後の国会質問を行い、かつて誰も注目しなかった特別会計に大胆に斬り込み、約36兆円の財源を捻出させ、外交にあっては北東アジア地域における紛争の「非戦解決」のための北東アジア安全保障機構などについて中韓首脳を説得し、一方で幅広い人脈を結集して超党派の護憲フォーラムを立ち上げるなど、内政においても、外交にあっても、護憲についても、又市氏こそ最も重要な人物です。
 又市氏の1議席は、他のどの議席よりも重要であり、これまでも、他の議員の数倍、あるいは数十倍の力を持ってきました。
 6年前、元政治記者によって書かれた又市氏の生い立ち(政治家「又市征治」という男)を読めば、彼はどの議員よりも、戦後の苦しみ、貧困、飢え、苦学、労働を、文字通り「体」で知っている人物です。
 「頭でっかち」の「改憲派」が増える中、又市氏こそが「護憲派の真の結集軸」であり、私たちに残された最大の「希望」であると思います。
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