僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

迎え火

2017年08月13日 | 日記
お盆の迎え火のお経を、お墓で読みました。

太陽が、西の空を茜色に染めて、やがて夜のとばりが、辺りを包む。
手を合わせて、お経を読む。

日暮の鳴き声が、聞こえてくる。

お盆の、迎え火。
このひと時が、すごく好き。

ps
すこし、涼しくなりました。
秋の虫が、鳴いています。

お盆が終われば、秋の気配。
時は静かに、移り変わっていきます。

ある檀家さんへ、お盆経に行った時のことです。

ここの娘さんは、広島にある禅宗のお寺に、嫁いでいました。
そして、今日は里帰り。

笑顔で、私を迎えてくれました。

私は、緊張しました。

「僕のお経を聞いて、どう思うのかな?
 この、下手くそ!・・・って、思わないよね」

だから・・・力いっぱいお経を読みました。
だって、負けられないもの。

頑張るよ。
でも・・・お経を読み始めた途端に、「ゴホ!ゴホ!」って、せき込む始末。

「なに、やっているのよ、あなた。
 張り合ってどうするの。

 お坊さん以前に、人間的に負けてるわ」

「頼むから、そんなことを言わないで」
涙目の私の横で、家内のボヤキは、いつまでも続きました。




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