僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

サーフィン

2017年10月21日 | 日記
九州へ、月忌回向に行きました。

今日のお宅は、ちょっと遠い所にあります。
いつもより、早くお寺を出ました。

高速は、いつもより車の数が多い。
中国道で、交通量が多いなんて、めずらいい。

「だって、今日は土曜日でしょう?」
家内の言葉に、はっとしました。

『最近、曜日の感覚がなくなったな・・・』
しみじみ言うと、

「あなたは、毎日が日曜日だもんね」
含み笑いの、家内。

『失礼な。これでも、一所懸命に働いているのに。
 ただ・・・需用がないだけで・・・』

「声が小さくなっているわよ。
 あなたに、もう少し仕事があれば、家計も楽になるのにね」

『なにも聞こえていませんよ・・・。』
私は、窓の外に目をやりました。

さてさて、檀家さんのお宅での、お話です。

お経をあげていると、なんか、ソワソワしています。
奥様は、部屋を出たり入ったり。

「よかった早く来てもらって、
 10時から外出したいと思っていたんです」

『どこへ、行くんです?』
私は尋ねました。

「テニス」

「へぇ~、いいですね』

「この近くに、コートがあって、テニス・クラブに入っているんです。
 午後から、練習試合があって」

『そういえば、若いときからテニスをされていましたよね』

「夫婦二人の、楽しみです」

いいな・・・
私は、すごくうらやましく思いました。

僕たちには、共通の趣味がない。

子供が小さいときに行っていた、スキーもあったけれど。
いまとなっては、「いつのお話?」って感じ。

テニス・ラケットを手に持って、笑顔で見送る檀家さん。

『ねぇ、僕たちもなにかしようよ。
 サーフィンなんて、どう?』

「・・・」

「この下っ腹ではできません」

家内のつぶやきが聞こえてきました。

「塔婆板(ボード)に乗ってサ-フィンをする、お坊さん。
 有名人になるわ・・・世も末だって」
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