僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

風の音

2017年05月14日 | 日記
今日は、汗ばむほどの暑さでした。
まるで、夏みたい。

雨が降れば、肌寒くて、青空がのぞけば、蒸し暑い。
これじゃ、身体がおかしくなります。

月忌回向の途中、信号で止まっていると、爆音が響きました。
大型バイクの集団です。

僕のいるところは、ツーリングのメッカとなっています。
九州の「やまなみハイウェイ」と、ここ。

一年中、バイクのエンジン音が響き渡る。

右折する僕の車の横には、ハーレーが五台。
福岡ナンバーです。

遠路はるばる、こんなところまで・・・。

ドッ、ドッツ、ドッ、と山間に響く、エンジン音。
空冷エンジンの焼ける匂い。

懐かしいな・・・。

なにを隠そう、この僕は。
はるか昔、750㏄のバイクに乗っていたことがあります。

こう書くと、「まぁ、お坊さんのくせに!」と、お叱りを受けそうですが、許してね。

「二年間でいいから、バイクに乗りたい」
何ヶ月も、父親を説得して、ようやく手に入れた、バイク。

これは、子供の時からの夢でした。

手に入れたのは、中古のナナハン。
それでも、嬉しかった。

夢のナナハンに乗れる。

錆を落として、ワックスをかけて。
セル・ボタンを押せば、異次元の世界が広がる。

「バイクは、孤独な乗り物さ」
そう粋がって、一人っきりで、ツーリングに行きました。

やまないみハイウェイを走って、阿蘇山へ。
五泊六日で、九州一周。

桜島では、火の粉にまみれ。
どこまでも続く、フェリーの航跡。

季節、それぞれの彩(いろどり)がありました。

流れる、街並み。
ヘルメットに響く、風の音。

一瞬の時を、今も懐かしく思う。

人それぞれの、青春。
別れ行く、バイクの後姿。

あの時の僕は、輝いていた。
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