僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

勇者

2016年10月11日 | 日記
座敷の屋根裏に、巣を作っていたスズメバチの駆除をしました。
今回は、業者に依頼して、万全を期しました。

防護服を着用して、駆除するのかな?
テレビで見るような、緊迫した場面を想像して、胸が高鳴りました。

午前10時過ぎ、業者の方がやってきました。

「こんにちわ。
 ハチの〇〇です。」

笑顔いっぱいの男性が1人、玄関に立っていました。

1人ですか?
テレビで見るように、複数でやってくるのだと思っていたのに・・・。

それに、すごく薄着です。
防護服は、どこ・・・?

「スズメバチの巣は、どこですか?」

場所を説明すると、

「軒下の天井板は、飾りのスペースだから、天井板を壊さないと、屋根裏には上がれません。
 それに、身体の入る空間もないから、巣の撤去は、無理ですよ。」

・・・エッ、そんなに簡単に、断言しないでよ。
もっと、よく、調べてよ。

座敷から、屋根裏に上がり、再確認。
やっぱり、無理とのこと。

あ~あ・・・。
なんとも言えない気持ちになりました。

「そんなに、気落ちしないでください。
 こんなことは、よくあることです。」

そう言って、業者さんは、
スズメバチの出入り口から、殺虫剤の散布をしました。

警戒する、スズメバチ。
いよいよ、防護服の出番か。

でも、ポロシャツの上に、厚手のビニールカッパ。
頭は網のついた、麦わら帽子。

飛び交う、スズメバチ。
はしごを上がる、麦わら帽子。

手に汗握る、緊迫した場面・・・なんて、どこにもありません。

シューって、スプレー缶を2個使って、毒の入った餌を出入り口に塗り付けて、ハイ終了。

その間、天井板に、ド~ン、ド~ン、て大きな音がしていました。
多分、苦しむスズメバチが、天井板にぶつかっていたのでしょう。

時間にして、30分。

「駆除できたかどうか、後日、確認に来ますから。
 料金は、そのときで。」

ほかの業者と比較して、すごく安いから、いいけど・・・。

防護服は、どこいった!
スズメバチに刺されながらも、果敢に巣を撤去する勇者は、どこいった!

現実は、こんなもの。
勇者なんて、どこにもいないって。

家内の慰めの言葉が、妙に心にしみました。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 映画「さびしんぼう」 | トップ | ジョギング »

あわせて読む