僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

子供山笠

2017年07月16日 | Wish
九州へ、月忌回向のお手伝いに行きました。

なんか、すごく暑い。
日本は、本当に東南アジアの気候になってしまうの?

稲作も、これからは北海道が中心になるというし。
バナナの木の栽培ができるようになる、って言われているし

わが家のソメイヨシノは、枯れてしまうし。
一体これから、どうなるの?

そんなことを考えながら、実家近くの檀家さんのお宅にお伺いしました。
でも、家のすぐそばで、通行止めになっていました。

みんな、おそろいの法被を着ています。

「なに・・・お祭り?」
向こうに、子供山笠が見えました。

檀家さんの家の前には、「本宮」があります。
たしか、そこで休憩するのだっけ・・・?

これは、しばらく時間がかかりますよ。
私は、気ながに待つことにしました。

子供のころ、夏休みなると、子供山笠が、町内を練り歩いていました。
僕の友だちもいました。

彼は、僕と同じ子供会です。
僕を見て、Vサイン。

うらやましい・・・と、思いました。

「ねぇ、お母さん。
 どうして僕は、お祭りに行けないの?」

母親は、返事をしませんでした。

太鼓の、音。鉦の音。お囃子の笛。
そして、子供たちの、明るい掛け声。

どれも、輝いていた。

今にして思えば、僕が山笠に参加すると、母親もお手伝いに行かなければなりません。
それができないから、子供を参加させられない。

・・・だったのかも、しれません。

車のフロント・グラスに映る、子供山笠。
お囃子の笛の音が、だんだん小さくなっていく・・・。

陽炎の向こうには、あのころの僕がいました。

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