十三夜の月 ~日々和々~

日々和やかに過ごしていきたいですね

161105 モジュラーステレオ

2016年11月05日 | 日記

 先日職場で同僚と雑談していたら、私より4~5歳若いだけの連中が「モジュラーステレオ」を知らなかったのです。
 彼らはたまたま函館出身で、「東京にしか売ってなかったんじゃないスか」と言われましたが、そんなはずはないので、たぶん彼らの家には高級なステレオセットがあったに違いありません。
 時代的には昭和50年代半ば頃の話になると思いますが、モジュラーステレオというのは、外観上はレコードプレーヤー、カセットデッキ、ラジオチューナーが一体化して(当然アンプ内蔵)、スピーカーだけが独立した構成で、その後の「ミニコンポ」の前身のようなもの。
 装飾家具のような存在感のステレオセットに手が出ない家庭で、そこそこまともにレコードを聴くには手頃な存在でした。ステップアップのための入門用というより、廉価・普及版という位置づけだったと思います。

 

 当然現物なんかありませんから、ネットでどうにか画像を探しました。
 わが家にあった機種のメーカー名すら覚えていませんが(オンキョーかAurexじゃなかったかと思うのですがうろ覚え)、基本的な構成はだいたい共通してこんな感じでした。
 レコードのターンテーブルありきで考えれば、今見てもけっこう機能的な設計では?

 当時、音楽好きの連中の間では、レコードプレーヤーはこのメーカー、アンプはここ、というようにオーディオシステムを組むのがはやっていまして、到底そんな贅沢を許してもらえないわが家で、ねだってなんとか親に買ってもらったのがこれ。
 買ってもらったと言っても、その頃のわが家は古い平屋作りでほぼ全室筒抜け、モジュラーステレオは居間に該当するTV・こたつ部屋にあったので当然独り占めもできず、少ないこづかいをためて買ったレコードを、家族がTVを見ている横で音量を絞って聞いていました。それでも、私にとっては夢のような機械でしたね。
 買えるレコードの枚数なんてたかが知れているので、区立図書館から借りてきたレコードをテープに録音して聴いたりもしました。スクリーンミュージックにはまり、ポール・モーリアやリチャード・クレイダーマンなどのイージーリスニングにはまり、レイ・パーカーJrとかもこのときに出会いました。

 高校の頃には、けっこう音質の良いナショナルのラジカセ(スピーカーが分離できるタイプで、当然型番なんて覚えてませんが今見るとRXC-46にそっくり・・・・でも緑色だったんで下位機種かも)を中古で質屋で買って、それ用に新譜もレコードじゃなくミュージックテープ(今の若い人には意味通じないだろうなあ)で買うようになっちゃったんで、使用頻度は下がりましたが、借りてきたレコードの録音用には重宝していました。
 私は高校卒業して大学行くために家を離れちゃいましたが、その後いつの間にか処分されてしまったようです。たぶん家を改築した頃なんだろうと勝手に思ってますけど。

 最近、新譜でLPレコードが出たり、カセットテープが再評価されたりと、おもしろいことになっています。私自身は、今さらレコードに戻る気はまったくありませんが(聴きこんでないCDが山のようにあるので)、モジュラーステレオなんて単語自体久々に口にしましたし、懐かしいあの頃を思い出して、ちょっとネタにしてみました。

 

 

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