予期はしていたが大変なショック170531
いつもカラスには手を焼いている。
ゴミステーションのゴミを器用に漁り、まき散らすからだ
その憎きカラスの羽が折れている状態で目にした。
今考えると、羽を怪我して4日間の短い命だったような気もする。
地に落ちて?、ネコなどの襲撃におびえながらの連続だったろう。
昼間は暑さに耐えて、苦しいばかりの4日間だったのでは思うと、
涙が止まらない。
羽が傷つき使えない鳥は、長くは生きられないだろう事は、予期は
していた。
いま思えば、自然のままにしておけば、もっと早く死んで苦しみが
短くてよかったのだろうかと。
口を開けて嬉しそうに?水を飲み全身で受け止めている仕草が脳裏
に焼き付いて離れない。
死んでから、自問自答の日々である。
でも
窮鳥懐に入れば猟師も殺さず、と言うではないかと。
鳩くらいの大きさなら治療をして飼うことも出来たかと思うが、
建て込んだ所で、カラスではそれも出来ない。
何の手当もないままに・・・・・・・・・・・・・でも
放っておくわけにいかなかった。
<< 経過 >>
1 5/25(木)朝見つけた
駐車場の片隅にいた動かないカラスを、近所の人が見つけた。
ご近所の方たちと、想像をしながら、あれこれ話す。
いくら悪さをしても、傷ついているのをみると、みんなが可哀想ネと。
こころ優しい方々と。
親カラスでしょう。心配をして上から様子をズットみていた。
片方の羽は、ダラリと下がった状態で痛々しい。
2 5/26(金)朝
30メートルくらい離れた公園の植え込みに移動していた。
心配をして親カラスなどがまだ見守っている。
ポケットにあったお菓子を少し投げ与えた。
本来野生の動物などに餌をやってはいけないことは、重々
承知してはいるが。
足は傷ついていないようで、元気良く跳ねて移動。
3 5/27(土)
ゆっくりと近づくと、逃げるそぶりはない。
上では親カラスなどが見張っているよう。
餌は昆虫などで、どうにかなるだろうが。
水は恐らく口にしていないだろうと思い、公園に植えたコスモスに
水をまくために持っていたペットボトルで水を飲ませようと、もっと
近づいても逃げない。
水をカラスの近くに蒔いてもだめだから、体に水がかかる1メートル
くらいに近づく。
水と気づき口や体にかかるように撒いてやる。
気持ちよさそうに、口をあけてじっと水を受けていた。
地面に窪みつけ、2リットルくらい水をためる。
1~2分もすれは地面に吸い込まれるが、少しでも体を冷
やせるようとの思いで。
2度運んで溜めた。
4 5/28(日)朝
朝はいつもいた辺りを探すが、見あたらない。
他のカラスの姿もなく死んだのかなとの思いがあった。
飛べない鳥は永くは生きられないだろうと、現実を考え
ながらも何とか生きていてと、複雑な思いが交錯。
傷が化膿するだろうし、いずれはダメだろうと。
どこかに隠れていればとの想いで、200cc位のプラの容器に
水をいれて置く。
昨日作った窪みにも水を浸す。
見つけたときからズット暑い日が続き、餌よりも水の補給が
心配になっていた。
5/28(日) 19:40
夜・心配で来てみたら写真の通り。
ここ、公園の水飲み場まで移動をしており、今日も大変暑く、
水が欲しくて人もいたかも知れないこの場所まで、必死に
跳ねて来たのだろうか。
想像をすると涙がとまらない。
(前に見た所からは20メートルくらいで、左50センチ位が水飲み場)
朝置いた水のプラ容器が、ここカラスの横に移動していた。
見かけた人がここに持ってきて、飲ませたことは間違いなかろう。
気持ちが通じた人がいたようで、大変に嬉しかった。
ありがとうございます。
成鳥ではないようだが、もう大人に近かろう。
巣から落ちた位では、このように羽まで折れないだろう。
ネコにやられたか、ゴミの防護ネットなどに絡まってか原因不明。
傷ついた左の羽は、逆方向に向いている。
ネコなどに襲われた様子はない。
苦しく辛かったろう4日間?の命。救えなくてごめん。
見守っていた親と思われるカラスは、この付近にはもういない。
ニュースでは、奥さんの幼い連れ子を夫婦で長期間虐待して
殺した裁判をやっていた。
カラスにも劣る人間。行政がどのように対策をしたのか
分からないが、どうにか救えたのではと、頭をよぎった。
6/1(木) 08:05 続報
死んだのは5/28(日)の朝方のようだ。
その時の状況が少し分かってきた。
私は気づかなかったが、いつも居た辺りに潜んでいたようだ。
この日私が公園を去った後・午前8時頃だろう。
いつもボランティアで草取りをしている人が、木陰に要るのを確認。
暫くすると、水飲み場に行ったようで、荒い息づかい。木陰に置いて
いたプラ容器を取ってきて水を入れたが、もう飲む力は残っていな
かったようで・・・・・
暫くしてみると、すでに死んでいたとのこと。
想像通りの状況でした。
最後の力を振り絞って、20メートル位はあるだろう
距離を、ピョンピョン跳ねていったカラスよ
やっと楽になったな~許せよとの思い。