ドラマの結末

「告白」監督＝中島哲也　これは酷い映画だ、そう思い、途中で止めましたので、文句など言える資格はありません。

紫苑さんから電話がありました。今日は5人なんで、オレの車だと無理なんです、と。

つまり、最後の1本にしておいて下さい、と、釘を刺されたわけでして、了解、それはつまり、歩いてどこかに出かけなければならない、ってことなのかな、と。我が家には、酒を呑まずに過ごすことができる程の快適さがありませんので、ねぇ。

川越あたりに、行ってみようかな・・・。

あゝ青春 あゝ荒野

「あゝ、荒野」監督＝岸善幸

若かりし頃の乱読期に、寺山修司は何冊か読んでいますが、この本は読んでいません。というか、原作が寺山修司であることさえ知らずに観ていました。

菅田将暉は、「ディストラクション・ベイビーズ」の演技が印象的だったわけですが、あの映画を見た時に、ヤン・イクチュンはこの映画をどう思ったのかな？という感想を抱いていましたので、ここで見事にクロスしていました。

もしも、女性陣の描き方が非情すぎるのではないか、という意見があったとしたならば、反論したい気分。私は老人ホームに勤務しているので、その人間観察を通して、男の優しさや、女の冷淡さを、垣間見ている、つもり。考えてもみて欲しい、まだ寺山修司が生きていたならば、82歳なのだ、と。否、偉そうに記しているけれども、男と女のことは、わからない。瀬戸内寂聴さんではないけれども、何があっても不思議ではない関係なのだから、と。

先日、翼さんが「拝啓、ジョン・レノン」を歌ったと、話題になっていました。私は何を歌おうかな、そんな夢想をしてみたりもしていたのですが、決めた。あゝ青春。私なりのつながりとして。