ごめり語。

ごめり・りんご・「   」

帯広競馬場の思い出

2006年12月14日 | 競馬・乗馬・馬
にわかばんえい競馬ファンだと言われれば、まあその通りですが、もしかしたら、もう帯広競馬場は終わりかもしれない、そんなニュースに接して、いてもたってもいられなくなり、急遽、また北海道旅行を決行してしまいました。この時期、北海道はオフシーズンですので、旅費はまあまあ安く済みます。飛行機の往復、ホテル1泊、レンタカー込みで約3万円。日曜の始発電車で出発して、翌日の終電間際で帰ってくるという強行スケジュールでしたが、こんな日程はいつものことで、辛いのは<いくらなんでも遊びすぎ!>という自己嫌悪と、ふところぐあいです。

↑調教中(バックヤードツアーの時に撮影)
競馬場の入口で、騎手の方たちが、温かいオニオンスープを配っていました。<ごめり記念>を制した藤本匠騎手もいらしたので、「覚えていますか?」と声をかけたら、「お酒を下さった方ですよね」と答えて下さいました。実はこの日も、キンハンター&藤本匠騎手のコンビが出走するのです。応援するしかないですよね。メインレースのばんえいオークスにはエメラルドも出走しますし、何か因縁めいたものを感じました。

↑キョンキョンのパス。撮影中に使ったのかな?(ばんえい資料館にて撮影)
とにかく、馬券あっての競馬、ですし、売上が上がれば存続の道も広がる、ということで、たまには馬券のことを中心に記してみましょう。私はこれでも、雀聖阿佐田哲也(=色川武大)を師匠だと思っている男です。でも、これはまあ、自称であって、勝手にそう思っているだけの話ですが・・・。私は基本的に、パドックで馬を選んで、人気があれば単勝、なければ複勝、という買い方をします。そして、自分で勝負レースだと判断した時は、軸を固定して、馬単、馬連、時にワイドで勝負します。毎レース買いますが、勝負レース以外は、少額しか買いません。勝負レースで当たれば大儲け、勝負レースで外れても、最低75%の払戻しは欲しい、そんな都合いい考えです。

↑帯広でもリッキーが馬車をひいていました。
この日(12月10日)、キンハンターは第5レースに出走して7着でした。私は単複を買っていましたが、経験上、こういう応援馬券を買って外れると痛いです。思い入れのある馬の取捨選択は難しい。今回、私が最初に勝負したレースは第7レースでした。リュウドウハヤブサという馬を軸にしたのですが、結果6着。勝負レースの外れは仕方がない。気持ちの切り替えも楽です。むしろ、、当たったのに買い方が下手だった、というような時の方が、後を引いてしまうことが多いです。メインレースののばんえいオークスは、エメラルドを軸に、馬単で勝負しました。結果、裏表(2着→1着)で外れ。当たったと思ったのに、最後の最後で逆転されてしまいました。もし馬複で買っていたら、5320円もついたのに・・・自称雀聖の弟子、北見に続き、ばんえい競馬2連敗。色川大師匠も、自称弟子のあまりの不甲斐なさに、天国で怒っていらっしゃることでしょう。どうも、あいすいません。

↑レースコースの近くで観戦できます。
さて、ばんえい競馬について、これだけは報告しておきたい、謝っておきたい、ということがありました。それは、帯広競馬場は(岩見沢競馬場も)もと平場のコースを開放して、より近くでレース観戦が出来るようにしてあった、ということです。バックヤードツアーに参加した時に教わったのですが、この試みは、去年の12月から、現場の判断で行ったようです。予算が下りたとか、誰かの鶴の一声でとか、そういうことではなくて。やはり、物を投げるというような、観客のマナーの悪さを危惧したりもしたようですが、それは距離が近かろうが遠かろうが、起こりえることですし、とにかくトライしよう、ということだったのでしょう。調教師や騎手を含めた、競馬場で働く人たち総出で、パイプを組んで、まさに手作りでつくりあげたスペースだということでした。私が偉そうに言わなくても、既に実施していたわけです。

↑屋根の上に雪玉を置いて、願かけをしてみました

↑ハヤテホマレと佐藤騎手(第3レースで見事勝利。ごめりは単勝馬券ゲット。女性騎手も活躍しています。騎手に必要なのは「力」ではなく「技」なのです。ちなみに、レース中、ばんえいの騎手はムチを使いません。手綱の端っこで馬を叩いていますが、「音」で合図を送っているのであって、「痛み」で馬を鼓舞しているのではありません)。

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