職場で、「あん食パン」が話題になっていました。
なるほど、目新しくて、おしゃれな感じがしますが、食パンにあんこが入っているだけじゃないか、という気がしないでもありませんでした。
要するにアイデア勝負というか、やったもん勝ちというか、キムラヤのあんぱん商法だよな、と。
私は、絶滅食堂ならぬ、絶滅パン屋さんが好きです。
昔ながらのパン屋さん。
今でもたまにそういうお店に出会うことがあります。
特に、地方都市に行った時なんかに。
でも、私が追い求めているのは、結局、伯父さんのパンなんだな。
私の母の実家はパン屋さんでした。
パン屋さんというより、むしろ、洋菓子屋さんだったのかもしれない。
なんというか、和菓子のような洋菓子でした。
ひとつひとつ丁寧に、それこそ職人技で仕上げていたような記憶があります。
おじいちゃんが初代で、それを伯父さんが継いだお店です。
でも、おじいちゃんは、私がごく幼少の頃に亡くなりましたので、私にとっては、伯父さんのお店です。
いずれにせよ、もうとっくの昔に店じまいしていて、今はもうありません。
先日、母に、母の実家でつくっていた、菓子パンの種類を思い出してもらいました。
こしあんパン、つぶあんパン、ジャムパン、クリームパン、チョココロネ、うぐいすパン、各種コッペパン。
コッペパンの具は、店頭でオーダーを受けてからはさんでいました。
ま、ここまでは定番というか、誰でも知っているパンですよね。
でも、ドイツパンはどうでしょう。
これは、今のメロンパンみたいなパンだったそうです。
どうしてドイツなのかな。
昔は普通に流通していたのか、それとも静岡限定なのか、それは母もわからないということでした。
それから、そぼろパンというものあったそうです。
甘いたまごのそぼろが乗ったパンだそうです。
なんだか美味しそう。
食べてみたいな。
当時(おそらく昭和30年頃)、これらのパンは、およそ13円くらいだったそうです。
他のお店は15円くらいだったので、安くて美味しいと、なかなか好評だったのだと言っていました。
ま、身びいきになっている部分もあるのでしょうが、人気があったんだよ、と、誇らしげでした。
自前で売るだけでなく、他のお店にも卸していました。
私は子ども頃、伯父さんが運転する配達の車に、一緒に乗せてもらった思い出があります。
その伯父さんですが、最近、自らの意思で、老人ホーム(たぶんケアハウスのような所)に入ったんだそうです。
奥さん(私の伯母さん)を失って、男はつらいよ、という感じだったのでしょうか。
というわけで、伯父さんのカステラは、もう食べられそうにありません。
寂しいです。
なるほど、目新しくて、おしゃれな感じがしますが、食パンにあんこが入っているだけじゃないか、という気がしないでもありませんでした。
要するにアイデア勝負というか、やったもん勝ちというか、キムラヤのあんぱん商法だよな、と。
私は、絶滅食堂ならぬ、絶滅パン屋さんが好きです。
昔ながらのパン屋さん。
今でもたまにそういうお店に出会うことがあります。
特に、地方都市に行った時なんかに。
でも、私が追い求めているのは、結局、伯父さんのパンなんだな。
私の母の実家はパン屋さんでした。
パン屋さんというより、むしろ、洋菓子屋さんだったのかもしれない。
なんというか、和菓子のような洋菓子でした。
ひとつひとつ丁寧に、それこそ職人技で仕上げていたような記憶があります。
おじいちゃんが初代で、それを伯父さんが継いだお店です。
でも、おじいちゃんは、私がごく幼少の頃に亡くなりましたので、私にとっては、伯父さんのお店です。
いずれにせよ、もうとっくの昔に店じまいしていて、今はもうありません。
先日、母に、母の実家でつくっていた、菓子パンの種類を思い出してもらいました。
こしあんパン、つぶあんパン、ジャムパン、クリームパン、チョココロネ、うぐいすパン、各種コッペパン。
コッペパンの具は、店頭でオーダーを受けてからはさんでいました。
ま、ここまでは定番というか、誰でも知っているパンですよね。
でも、ドイツパンはどうでしょう。
これは、今のメロンパンみたいなパンだったそうです。
どうしてドイツなのかな。
昔は普通に流通していたのか、それとも静岡限定なのか、それは母もわからないということでした。
それから、そぼろパンというものあったそうです。
甘いたまごのそぼろが乗ったパンだそうです。
なんだか美味しそう。
食べてみたいな。
当時(おそらく昭和30年頃)、これらのパンは、およそ13円くらいだったそうです。
他のお店は15円くらいだったので、安くて美味しいと、なかなか好評だったのだと言っていました。
ま、身びいきになっている部分もあるのでしょうが、人気があったんだよ、と、誇らしげでした。
自前で売るだけでなく、他のお店にも卸していました。
私は子ども頃、伯父さんが運転する配達の車に、一緒に乗せてもらった思い出があります。
その伯父さんですが、最近、自らの意思で、老人ホーム(たぶんケアハウスのような所)に入ったんだそうです。
奥さん(私の伯母さん)を失って、男はつらいよ、という感じだったのでしょうか。
というわけで、伯父さんのカステラは、もう食べられそうにありません。
寂しいです。












母の実家に泊まったとき、早朝トイレで目が覚めて階下に行くと、ひとり早起きして働いている伯父さんがいました。
器用にコロネパンをくるくると巻いていて、その手さばきに見惚れた記憶があります。
母の姉の旦那さんだから血の繋がりはないのに、とても可愛がってもらいましたよね、私たち。
鮎釣りに連れて行ってもらったりしたのも、良い思い出です。
そっか、伯父さん、ケアハウスに入ったんだ。
温厚な人だから、周囲の人ともうまくやっているでしょうね。
伯父さんは、要するに、子どもたちに迷惑をかけたくなかったみたいです。迷惑というか、心配をかけさせたくなかったというか。今は、老人ホームといっても、いろいろな種類があるわけですし、子供たちにしてみても、その方が安心かもしれませんね。
そう、確かに、うまくやっていることでしょう。おいしいパンやケーキをつくって、皆にふるまっているかもしれませんね。