呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

上海を拠点にコンサルティング活動を行っている中国ビジネスコンサルタント呉明憲
によるブログです。

上海のショッピングセンターは2010年末時点で74ヶ所

2012年05月18日 | 日記

 ちょっと古いですが2010年末時点での上海のショッピングモールに関する統計データです。棒グラフの色分けとしてはグレーが建設中、白が2010年にオープン、黒が2010年より前にオープンです。

 

 2010年末時点で既に74か所あり、前年比10か所、面積で16.5%も増えています。ひとつあたりの建築面積は12.1万平方メートルで、そのうち10万平方メートル以上が33ヶ所あります。既にあるのが74に対して建設中が22もあり、一つ当たりの平均建築面積は17.8万平方メートル、建築面積が10万平方メートル以上が16もあり、どんどん巨大化していることがうかがえます。これあくまで2010年末時点のデータですが、まだまだ作っているように思います。確かに上海は大きい街ですが、どこまで受け入れ余力があるのでしょうか。以前にも紹介しましたが、日本のしまむらが入居している新しいショッピングモールは地下鉄駅から遠いというアクセスの悪さもあってあまりにぎわっていませんでした。浦東と閔行は建設中が特に多いですが、今後は郊外でどんどんショッピングモールが増えていきそうです。

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そっくりです!

2012年05月16日 | 日記

 上が蘇寧電器のネットショッピングサイト、下が京東商城のネットショッピングサイトです。ロゴがなければ違いがあまりわかりません。あまりにも似ているということでちょっと話題になっています。

 

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とある撤退企業の話

2012年05月16日 | 日記

 この仕事をやっていますと前向きな相談もあれば後ろ向きな相談もあります。今日は後ろ向きな相談事例について紹介します。もちろん脚色を加えています。

 とある日系の貿易会社、もともとの設立の趣旨は中国市場が伸びてきているので、中国に拠点を設けて中国業務をより伸ばしていこうというものでした。ところがなぜか日本本社と共同して取引を獲得していくという方向にはならず、気が付けば本社と現地法人が同じ顧客に対して見積もりを出すような状態になっていました。非常にナンセンスな話です。中国に拠点を設けたのであればそれをフルに活用すればいいものを、活用することによって日本本社の業績が食われるという発想になってしまったようです。気が付くと現地法人は本社からの協力が全く得られず、業務をクローズする羽目になってしまいました。まあしょうがないですよね、あくまで本社が一番偉いわけですから。ただし、そもそもこのような結論に至る前にまず考えるべきは、

(1)そもそもなんで現地法人を設立したの?

(2)現地法人を設立したからにはどうしてそれを活用しようとしなかったの?

大きくこの二点がポイントかと思います。でもそのあたりの発想は本社は全くなかったようで、臭いものにはふた的な処理をしようということになったわけです。この貿易会社、保税区の会社なので日本本社では持てないこの保税機能を活用してビジネススキームで業務を展開すればよかったのですが、このような案を持っていても顧客からすると本社とその現地法人が同時に見積もりが来ると困ってしまいますよねえ。しかも本社の方が格上ですし、顧客にとって現地法人の方が魅力がある見積もりでも本社を選ばないといけないのかなあと困惑してしまうケースも生じ、マイナスな結果になってしまったわけです。現地法人も本社と協同したいという意向はあったようですが、いかんせん本社からみてしょせんは子会社という認識しか持てず、どのようなビジネスを展開しているか、あるいはできるかということにはまったく目もくれようとしなかったという問題があり、何かやろうとしても本社からは「はいはい」的な対応しかしてもらえなかったようです。これとは逆のケースで本来撤退すべき業績ながらそのような現地法人を設立するという言い出しっぺが本社内にまだ残っており、その言い出しっぺがいる間は誰も撤退という結論を言い出せない雰囲気にあるという例もありました。今回紹介しているケースでいえば、撤退を主導した副社長、それに対して事なかれ主義で何も言わない、決めれないその他の役員、そして自分の意見も全くなくただひたすら上が決めたことだからとしか言葉が出ない部長クラス、こういうメンバー構成も問題だったといえるでしょう。これでは現地法人は浮かばれないですね。

 これって明らかに組織が硬直化していると言わざるを得ないでしょう。特に冒頭の紹介事例でいいますと、会社の方向性自体が誤っていたと言わざるを得ず、それを巻き直す努力もないままに撤退するって、これは現地で働いている駐在員にも現地社員にも失礼でしょう。何にも現地法人をサポートしない上に、業務上はバッティングするのでうっとうしい存在になってしまい、最後には「俺様は本社だ!」みたいな態度で来ます。なんか聞いててアホらしくなるような話ですよねえ。

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PARKNSHOPが上海店舗をクローズ

2012年05月15日 | 日記

 香港に駐在したことのある人なら百佳超市(parknshop)で買い物したことがあるでしょう。このスーパーは上海にもありまして、具体的には上海梅龍鎮伊勢丹の地下なのですが、今月中旬に閉店することになりました。表向きは賃借期限到来に伴うとのことですが、結局のところなかなかパッとしなかったことによるものだと言われています。

 百佳超市は香港ハチソンポワグループのワトソンズの傘下にあたるのですが、香港と大陸で約300店舗(うち香港250店舗、大陸50店舗)あり、超市(スーパー)、TASTE、都会店、国際店等の9つのブランドを持っています。ピカピカな背景を持つこのスーパーは1994年に上海に進出しましたが、2000年には上海にあった14店舗を譲渡し、上海梅龍鎮伊勢丹の地下の1店舗だけとなりました。2006年にもう1店舗開設したのですが、ここもわずか2年で閉店してしまってます。

 上海伊勢丹地下の店舗

 

 昨年初頭に今度は上海古北にTASTEというブランド名の高級スーパーを開店して2店舗体制になりました。しかしながら、会員顧客に対して上海梅龍鎮伊勢丹の地下が今月中旬にクローズするという通知があり、そしてTASTEも今月下旬にクローズすることになりました。

 古北のTASTE

 

 上海梅龍鎮伊勢丹の地下に関しては確かに賃借期限到来かもしれないとしても、TASTEに関してはそれはありえないとみられています。この手のスーパーは一般的に期限5年の賃貸契約を締結するので、わずか1年余りで出ていくというのは経営不振による以外はなかなか考えずらいからだそうです。

 ここでTASTE不振の原因を見ていきましょう。言われているのがポジショニングが微妙だったという点です。店内の商品は輸入品が30%程度にしかすぎず、他の高級路線のOLEや久光、シティスーパーといった高級スーパーがすくなくとも半分以上が輸入品であるのに対して高級品が少なすぎ、しかしながら普通のスーパーというわけでもなく、この中途半端なポジショニングにより高級品が欲しい人は高級スーパーへ、価格に厳しい人は別のスーパーへ階に行くという現象が起きてしまったことにあると言われています。高級品の不足は購買の問題でもあるのですが、購買要員が少なく、多くの商品を華南地区から直接購買していたとのこと。しかしながらこれだとプロモーションやそのエリア特有のニーズに合わせづらいでしょう。また、店舗数が少ないために物流についても規模の経済を発揮することができず高コスト体質であったと言われています。

 最近は本当に競争が厳しいです。高級路線と言っても多くが高級路線に走ってますし、かといって大衆路線といってもそのあたりは大型スーパーが強いです。でも中途半端っていうのが一番よくないでしょうね。

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環境サービス業に注目

2012年05月14日 | 日記

 中国環境保護産業協会の韓偉副会長がメディアに対して中国の環境保護産業に関するコメントを行っています。本日はこれに関する記事を紹介したいと思います。

 2011年の中国環境保護産業の生産額は約1兆1000億元に達し、そのうち環境サービス産業の比率が15%程度とのことです。一方で、西側先進諸国ではこの比率が50%に達しているそうです。環境保護産業には主に二種類あり、一つが環境保護関連製品の製造、もう一つがそれらに関連するサービス業になります。現在では環境保護機械製造を行う工業園区は非常に多くあるのですが、環境サービス業は明らかに不足しています。これは西側先進国の数値と比べると明らかですね。

 環境サービスは主に政府が購入しているのが現状で、環境保護の計画、評価及び環境保護事件の調査、処理も政府が行っています。将来的には企業が工場汚水処理の設備を購入するだけでなくそのオペレーションサービスも購入していくようになることが期待されています。流れとしてはそうでしょう。私自身も数年前にそのようなプロジェクトに関する調査依頼を受けて実際に調査を行ったことがあります。

 最近国内初の環境サービス産業集積エリアが仏山師南海区で立ち上がり、20社余りの企業が進出しました。このうちの企業の一つである広東長天思源環保化技有限公司は汚水のオンラインモニタリングを行う会社です。同社の総経理によりますと、汚染企業は最初のころはモニタリング設備を購入したがらなかったのですが、政府が全額補助を与えるようになってから購入するようになったそうです。まだまだ自分でお金を払ってまで買うという意識には至ってないというのがうかがえます。まあ、補助が出るのであれば買ってみてもいいかといったところなのかもしれません。また、もう一社の広東長天思源環保科技有限公司という会社は最近日本の大和化学工業株式会社、早稲田信息諮詢(仏山)有限公司(早稲田大学と縁はあるようですが、内資企業っぽいです)が合弁でR&D、オンラインモニタリングシステムの精算、有機廃棄処理、そして活性炭再生センターの建設を行う合弁会社を設立しました。大和化学の方によりますと、この二つもの中国では初めての試みとのことです。

 中国の環境ビジネスが話題になってからそれなりに久しいにもかかわらず、初めての試みのものがあるということで、まだまだ入り込んでいないものもありそうです。そういう意味では今後のビジネスチャンスここにありといえるでしょう。

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ガソリンスタンドのコピー

2012年05月13日 | 日記

 こんなものにまでコピーがあるのかシリーズ!などというシリーズはないのですが、なんと山東省の濱州というところでガソリンスタンドのコピーが出現したという記事を見つけました。

 左が本物です。右はちょっと場末感ありありですね。

 

 左上が本物です。この画面だとわかりにくいかな?

 

 最後はこれです。一番左が本物なのですが、本物が「中国石化」なのにコピーは「石化」、「SINOPEC」が「SINHBEC」になっています。私が以前見たことがあるもので例えて言うならばSONYがSONVになっていたようなものですね。きっとこのコピーのガソリンスタンドのガソリンは薄いような気がしますね。

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洗車ガール

2012年05月12日 | 日記

 5月7日に上海のとある車庫でビキニ姿の女性が洗車をするパフォーマンスが行われました。新聞記事で見たのですが、記事の中でも何を目的にしているかは書かれていなかったので、そのあたりはちょっとわかりません。豪華な車がたくさん並んだそうです。バブリー感たっぷりですね!

               

 

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ファストファッション中国店舗分布表

2012年05月11日 | 日記

 facebookページにはアップしたのですが、かなり反響を呼びましたのでブログでもアップします。ファストファッションの中国における都市別ブランド別店舗分布を見つけました。中国からだとfacebook見れない人も多いですからね。クリックすると拡大されてものすごく見やすくなります。

 

 これを見ますとなんだかんだいってユニクロは凄いと感じさせられます。また、ユニクロばかりでなくMUJIもこの中ではさりげなく4番目につけてます。C&Aはこないだ進出したばかりのイメージなのですが、いつの間にか店舗をよく見かけるようになり、いつの間にか5番目の位置にあります。ファッションだけでなくてこの辺りの動きもファストですね。

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まだそれほど認知されていないようですのでご案内

2012年05月11日 | 日記

 拓知管理諮詢(上海)有限公司(TNC Solutions, Inc)が新体制になってから7カ月余りが経過しました。アクセス数を見る限りまだそれほど認知されていないようですのでここでご案内申し上げますが、TNC通信というニュースレターをアップしています。最近の二本をご紹介しますが、今後ちょくちょくのぞいていただければと思います。また、公式facebookページも開設しております。このブログもそうですし、facebookページもそうですし、TNC通信もそうですが、「私の知りたいことは皆さんの知りたいこと」と信じて情報収集しているものである、必ずお役にたつ者思っておりますので、是非情報収集の一環としてご活用いただきたく存じます。

 

TNC通信のウェブアドレス:http://www.tnc-cn.com/tnc/index.php

【TNC通信】ソフト産業に対する企業所得税優遇政策

【TNC 通信 】西部大開発に伴う税制優遇

 

facebook公式ページはこちらになります。これはfacebookのアカウントがなくても見れます。

http://facebool.com/tncsolutions

 

 どうぞよろしくお願いします。

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百勝餐飲集団と蘇寧電器が提携

2012年05月10日 | 日記

 百勝餐飲集団と蘇寧電器が提携することになりました。蘇寧電器は家電量販店であり、日本のラオックスを買収使徒とでも知名度がある一方で、百勝餐飲集団というとちょっとなじみがないかもしれませんが、中国でケンタッキー、ピザハット、東方既白、小肥羊等の飲食業を営んでいるところといえばイメージが湧いてくるかと思います。

 さて、どのような提携をするかといいますと、蘇寧電器は全国600都市に店舗展開をしているわけですが、その店舗に百勝の飲食ブランドが入居するというものです。今後5年でそういった店舗を150店舗作ることを戦略目標としています。買い物と食事の両方を楽しめるところ、要するにショッピングモールのような感じですね、そうしたイメージのものを作り上げようとしているようです。ショッピングモールだと色んなブランドが入りますが、蘇寧電器だと家電のみなので、飲食をプラスすることで集客力をつけようとしているのだと思うのですが、ショッピングモール化すべく家電以外のテナントも入れていくのではないかと思います。蘇寧電器はB2Cネット販売で蘇寧易購というサイトを持っており、ここで扱っている商品は家電だけではなく、ほとんどのカテゴリーのものを扱うようになっており、このサイトに商品供給しているサプライヤーとのつながりもできてきています。写真をご覧いただければわかりますように、左側に商品カテゴリーがあり、飛行機チケット、ホテル、図書なんかも扱っています。

 

 また蘇寧電器という名称から電器の二文字をなくそうという動きもあるようですので、家電だけを扱う小売店ではなく何でも扱う小売店に転換していくのだと思います。消費者目線で見た場合、とにかく楽しいショッピングエリアを作ってほしいと思います。

 先日しまむらが出店している長風購物中心に行ってきました。開業してそれほど時間がたっていないことから、空きテナントはたくさんありましたが、入居状況だけ見れば開業初期としてはまずまずではないかと思います。でもはっきりいってアクセス交通機関はバスくらいしかなく立地はよくないです。ですので日曜日だったのですがお客さん自体はは非常に少なかったです。ガラガラでしたね。まあ、ごみごみしてなかったのでそういう意味では快適でした。

       

それと印象に残ったのはプチ遊園地スペースのような部分です。子供のころに行ったデパートを思い出しました。ほのぼのとした風情が感じられました。プチ遊園地スペースに最先端というイメージでは感じられませんでしたが、モール内はそれなりの体裁でしたので、そこのギャップが印象的でした。

   

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