10年12月9日 木曜日 12/09・各社社説
今日は、国際学力調査関連が3社 内部告発サイト「ウィキリークス」関連が2社 金星探査機「あかつき」が2社重複していた。
凡人が考えるに国際学力調査は産業の発展と比例している感じで、日本も発展途上時は上位だった気がする。現在の上位国は現在発展している国家ではないだろうか。
ウィキリークスも国家としては都合の悪いことだが、一庶民としては、隠し事や秘密にしていることはしりたいものだ。
金星探査機「あかつき」。以前から思っているが、戦争に使う武器などに金を掛けるならば、金星探査機など宇宙にお金をかける方がよっぽどましだと思うのだが。
朝日新聞(社説)
その1
ウィキリークス―公益の重みで判断したい(ここからお入り下さい)
内部告発サイト「ウィキリークス」による米国の外交公電の暴露が続いている。
多くの国の政府から敵視されるなかで、創設者で編集長のアサンジュ容疑者が英警察に逮捕された。スウェーデンでの強姦(ごうかん)容疑である。逮捕の当否は捜査の行方を待つほかない。
けれども、ウィキリークスの情報発信活動への評価は、編集長の容疑とは切り離し、公開する情報が最終的に市民の利益になるか、つまり公益の重さを中心に判断すべきである。
その2
離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは
自衛隊と米軍あわせて4万5千人が参加する過去最大規模の日米共同統合演習が、今月3日から九州、沖縄や日本海の周辺で行われている。
北朝鮮の軍事挑発とともに中国の著しい海洋進出を牽制(けんせい)するのが狙いだ。演習には沖縄本島から与那国島にかけての、いわゆる南西諸島を防衛するための海上・航空作戦が含まれる。
読売新聞(社説)
国際学力調査 応用力を鍛えて向上めざせ(ここからお入り下さい)
日本の子どもたちの学力低下傾向に歯止めがかかったようだ。
経済協力開発機構(OECD)が昨年実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果が公表された。
義務教育を終えた15歳を対象に、2000年から3年ごとに行われ、昨年は65の国と地域が参加した。知識を実生活でどれだけ生かせるかを測る調査である。
海老蔵さん謹慎 真摯な反省と精進で再登板を(ここからお入り下さい)
「自分の驕(おご)りが招いたことだと思う」――。
飲食店でのトラブルから殴られて重傷を負った歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、事件後初めて記者会見し、一連の不祥事を謝罪した。
歌舞伎公演を主催する松竹は、海老蔵さんの出演について無期限で見合わせると発表した。当面は謹慎生活を送るというが、当然の措置である。
毎日新聞(社説)
諫早湾判決 政治の責任で開門を(ここからお入り下さい)
諫早湾の潮受け堤防をめぐる訴訟は、福岡高裁で行われた控訴審でも、1審の佐賀地裁と同様に5年間の常時開門を命じた。干拓地の農業用水を確保するなど対策を講じたうえ、国はすみやかに開門すべきだ。
あかつき失敗 原因究明し再起めざせ(ここからお入り下さい)
非常に残念な結果である。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、金星探査機「あかつき」の軌道投入に失敗した。
5月に鹿児島を旅立って半年。金星の近くでエンジンを逆噴射し、金星を回る軌道に乗るはずだった。ところが、噴射が途中で止まってしまった
産経新聞(社説)
法人税5%下げ 経済成長促す決断の時だ(ここからお入り下さい)
平成23年度税制改正の焦点の法人税減税をめぐり、菅直人首相が政府・民主党に結論の取りまとめを急ぐように指示した。減収分に見合う財源を確保できないため、5%で調整してきた減税幅を圧縮する動きがあるが、菅政権は日本経済の成長を促すシンボルとして、実効性のある法人税減税を実現させねばならない。
国際学力調査 「8位」で手綱を緩めるな(ここからお入り下さい)
65カ国・地域の15歳(高校1年生)を対象にした経済協力開発機構(OECD)の国際学力調査(PISA(ピザ))で日本は読解力8位、数学的応用力9位、科学的応用力5位という結果が出た。前回より成績が上がったとはいえ、決して楽観できない。上海や韓国などアジアのライバルの学力向上熱は高い。世界に目を向け、一層学ぶ努力が必要だ。
日経新聞(社説)
ジョブカードを職業訓練改革の糸口に(ここからお入り下さい)
厚生労働省がジョブカード制度の見直しに入った。ジョブカードは正社員志望の人が相談員の助言のもとで職業訓練を受け、身につけた能力を書き込んで就職活動に生かす仕組みだが、事業仕分けでは正規雇用を生む効果が疑問視されていた。今回の制度見直しを、職業訓練のあり方を広く考え直す好機にすべきだ。
告発サイトは圧力で止まるか(ここからお入り下さい)
内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」に対する包囲網が各国で狭まってきた。7日にはサイトの創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(39)が女性2人に対する性犯罪の容疑でロンドンで逮捕された。
アサンジ容疑者の逮捕容疑は米外交文書の暴露と直接関係はない。しかし、事件が起きたとされるスウェーデンの捜査当局は、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配するという強い姿勢で臨んでいた。
東京新聞(社説)
国際学力調査 順位に一喜一憂でなく(ここからお入り下さい)
経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)で日本の成績が上がった。だが順位だけに目を奪われては子どもの秘めた力を見落とす。真摯(しんし)に向き合うべき課題も浮かび上がった。
『あかつき』失敗 子供らにもう一度夢を(ここからお入り下さい)
探査機「あかつき」が予定の周回軌道に入れず失敗に終わった。金星の謎を探る野心的な探査に国民の多くが期待していただけに残念な結果だが、失敗の原因を究明し、次の機会に生かしてほしい。
木曜日 12/09・朝日朝刊の切り抜き(ここからお入り下さい)
今日は、国際学力調査関連が3社 内部告発サイト「ウィキリークス」関連が2社 金星探査機「あかつき」が2社重複していた。
凡人が考えるに国際学力調査は産業の発展と比例している感じで、日本も発展途上時は上位だった気がする。現在の上位国は現在発展している国家ではないだろうか。
ウィキリークスも国家としては都合の悪いことだが、一庶民としては、隠し事や秘密にしていることはしりたいものだ。
金星探査機「あかつき」。以前から思っているが、戦争に使う武器などに金を掛けるならば、金星探査機など宇宙にお金をかける方がよっぽどましだと思うのだが。
朝日新聞(社説)
その1
ウィキリークス―公益の重みで判断したい(ここからお入り下さい)
内部告発サイト「ウィキリークス」による米国の外交公電の暴露が続いている。
多くの国の政府から敵視されるなかで、創設者で編集長のアサンジュ容疑者が英警察に逮捕された。スウェーデンでの強姦(ごうかん)容疑である。逮捕の当否は捜査の行方を待つほかない。
けれども、ウィキリークスの情報発信活動への評価は、編集長の容疑とは切り離し、公開する情報が最終的に市民の利益になるか、つまり公益の重さを中心に判断すべきである。
その2
離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは
自衛隊と米軍あわせて4万5千人が参加する過去最大規模の日米共同統合演習が、今月3日から九州、沖縄や日本海の周辺で行われている。
北朝鮮の軍事挑発とともに中国の著しい海洋進出を牽制(けんせい)するのが狙いだ。演習には沖縄本島から与那国島にかけての、いわゆる南西諸島を防衛するための海上・航空作戦が含まれる。
読売新聞(社説)
国際学力調査 応用力を鍛えて向上めざせ(ここからお入り下さい)
日本の子どもたちの学力低下傾向に歯止めがかかったようだ。
経済協力開発機構(OECD)が昨年実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果が公表された。
義務教育を終えた15歳を対象に、2000年から3年ごとに行われ、昨年は65の国と地域が参加した。知識を実生活でどれだけ生かせるかを測る調査である。
海老蔵さん謹慎 真摯な反省と精進で再登板を(ここからお入り下さい)
「自分の驕(おご)りが招いたことだと思う」――。
飲食店でのトラブルから殴られて重傷を負った歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、事件後初めて記者会見し、一連の不祥事を謝罪した。
歌舞伎公演を主催する松竹は、海老蔵さんの出演について無期限で見合わせると発表した。当面は謹慎生活を送るというが、当然の措置である。
毎日新聞(社説)
諫早湾判決 政治の責任で開門を(ここからお入り下さい)
諫早湾の潮受け堤防をめぐる訴訟は、福岡高裁で行われた控訴審でも、1審の佐賀地裁と同様に5年間の常時開門を命じた。干拓地の農業用水を確保するなど対策を講じたうえ、国はすみやかに開門すべきだ。
あかつき失敗 原因究明し再起めざせ(ここからお入り下さい)
非常に残念な結果である。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、金星探査機「あかつき」の軌道投入に失敗した。
5月に鹿児島を旅立って半年。金星の近くでエンジンを逆噴射し、金星を回る軌道に乗るはずだった。ところが、噴射が途中で止まってしまった
産経新聞(社説)
法人税5%下げ 経済成長促す決断の時だ(ここからお入り下さい)
平成23年度税制改正の焦点の法人税減税をめぐり、菅直人首相が政府・民主党に結論の取りまとめを急ぐように指示した。減収分に見合う財源を確保できないため、5%で調整してきた減税幅を圧縮する動きがあるが、菅政権は日本経済の成長を促すシンボルとして、実効性のある法人税減税を実現させねばならない。
国際学力調査 「8位」で手綱を緩めるな(ここからお入り下さい)
65カ国・地域の15歳(高校1年生)を対象にした経済協力開発機構(OECD)の国際学力調査(PISA(ピザ))で日本は読解力8位、数学的応用力9位、科学的応用力5位という結果が出た。前回より成績が上がったとはいえ、決して楽観できない。上海や韓国などアジアのライバルの学力向上熱は高い。世界に目を向け、一層学ぶ努力が必要だ。
日経新聞(社説)
ジョブカードを職業訓練改革の糸口に(ここからお入り下さい)
厚生労働省がジョブカード制度の見直しに入った。ジョブカードは正社員志望の人が相談員の助言のもとで職業訓練を受け、身につけた能力を書き込んで就職活動に生かす仕組みだが、事業仕分けでは正規雇用を生む効果が疑問視されていた。今回の制度見直しを、職業訓練のあり方を広く考え直す好機にすべきだ。
告発サイトは圧力で止まるか(ここからお入り下さい)
内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」に対する包囲網が各国で狭まってきた。7日にはサイトの創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(39)が女性2人に対する性犯罪の容疑でロンドンで逮捕された。
アサンジ容疑者の逮捕容疑は米外交文書の暴露と直接関係はない。しかし、事件が起きたとされるスウェーデンの捜査当局は、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配するという強い姿勢で臨んでいた。
東京新聞(社説)
国際学力調査 順位に一喜一憂でなく(ここからお入り下さい)
経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)で日本の成績が上がった。だが順位だけに目を奪われては子どもの秘めた力を見落とす。真摯(しんし)に向き合うべき課題も浮かび上がった。
『あかつき』失敗 子供らにもう一度夢を(ここからお入り下さい)
探査機「あかつき」が予定の周回軌道に入れず失敗に終わった。金星の謎を探る野心的な探査に国民の多くが期待していただけに残念な結果だが、失敗の原因を究明し、次の機会に生かしてほしい。
木曜日 12/09・朝日朝刊の切り抜き(ここからお入り下さい)
>それこそ中国側に軍備拡張の格好の口実を与えかねない。
中国の軍備拡張など口実以前の問題でとっくにそんなものは始まっている。現実を見ろ!
>日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こすとは考えにくい。
南沙諸島の件はどうなりました? それに相互依存関係にあるから云々ってのは、レアアースの嫌がらせを見ても破綻した主張なんだけどな。
>まずは対話を通じ両国間の連絡メカニズムや危険回避のルール作りを急ぐべきだ。
領海侵犯をする、あるいはいくつかの島々を占領するなどと「連絡」されても意味は無いだろう。
>万一の場合の備えが必要としても、機動性の高い艦艇や航空機を遠方からでも投入できるよう即応性を高める方が賢明ではないか。
日本の反撃は基本的に手遅れにならざるを得ない。少しでも手遅れにならないように、近くに部隊を置くことは合理的である。