ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

《横綱だけに『待った』を認める相撲のような、》

2017-09-24 06:25:18 | 日記
国連総会出席のため 米ニューヨークを訪れていた安倍首相が帰国しました。
さて、これから解散へのプロセスを いかに自党、いや自身に有利に展開していくか、
側近の方々と相談して決定、発表となって行くのでしょう。
考えれば考えるほど、何度も言いますが、「大義無き解散」「無謀解散」、
違法とは言えませんが、まるで独裁者のそれに似ているように思えます。

「世界のアベ」をアピールしているほどには、国連での評価は、さほどのことは無かったようです。
私 〈ばーば〉などは、この方が私の国の首相かと、恥ずかしい思いにさえなりました。
(あの、大物然とした態度も)。

さて、悪評高い今回の衆院解散劇。
〈解散制度を持つ主要国では解散はむしろ減り、任期いっぱいまで務めて信を問う傾向が
強まっている〉
とのことです。
「世界のアベ」をアピールするなら、それらしく民主主義のルールも守りましょうよ。

内閣不信任決議案を出されたくないあまり、北朝鮮への非難決議まで、見送るようでは、
国連で、あれほどの「対話より圧力」と熱弁をふるったのは、国連という舞台でのプレーに
過ぎなかったのでしょうか。
とにかく、安倍首相は、「選挙に勝つ」、その事しか考えていないようです。
国会無視と言われようが、暴挙と言われようが。

それにしても、トランプ氏と金正恩氏の「2017コトバ合戦」は、すごい!
犬・おいぼれ・きちがい・・・・・・
先だって秘書に罵詈雑言をした女性議員も、ビックリすることでしょう。
こんな「コトバ合戦」は芝居の舞台だけにしてほしいものです。
芝居なら、観客を喜ばせてくれますが、トップ政治家の言では、解決の道へ進むどころか、
「犬も食わない」
ということになるでしょう。

「首相の専権事項」と言われる「解散権」については、
  《日本と同じく内閣に幅広い裁量を認めるのはカナダなどわずかだ。
   東洋大の加藤秀治郎名誉教授(政治学)は「政府・与党の都合のみで解散できるのは、
   横綱だけに『待った』を認める相撲のようなものだ。
   無条件の7条解散は不公平で、解散権の制限を検討してもいい」と話している。》
                             (毎日新聞9月23日)
との意見が紹介されていました。
加藤秀治郎名誉教授の意見に私も賛同いたします。
                             〈ゴマメのばーば〉
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 問われているのは〈私たち有... | トップ | 『人々が欲しいのは、真実で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事