ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

眺めていたものは。

2016-10-13 06:22:06 | 日記
阿蘇山の噴火。
《爆発的噴火は、地震被害や天候不順を乗り越えて収穫期を迎えていた周辺農家に
追い打ちをかけた》
と、報じられています。
丹精込めて育てた農作物に大きな被害が出るということは、経済的にはもちろんのこと、
農を営む者として切ないことに違いありません。
早く復興されますことを心から願っております。

いつも利用している図書館が、修改築工事のため来年7月まで休館。
市内の地域図書館も幾つかあるのですが、バスを乗り継がねばならないので、不便です。
取りあえず、ネットで予約を入れ、JR駅前のビル内に設けられた臨時図書館で、
貸し出し、返済を受けることにしました。

この JR駅前のビルは、地上24階。
その6階の市民サービスセンター脇のフロアーに臨時図書館が設けられています。
窓際の椅子に掛けて、駅前広場などを眺めながら、
暫し、市の今昔などを振り返っていました。

このビル、プラネタリウムなどもあって、出来た時は、私も喜んだものでした。
しかし、このビルの建設に当たっては、別な財団法人経由とは言え、
「電源三法交付金」「電力移出県等交付金」等の恩恵に拠るもので、
30億円の寄付を貰っているのです。

そのことを、知ったのは原発事故後でした。
知らされなかったということではなく、
私の無関心さによるものでした。
福島県に住む原発事故の被害者とは言え、こうした恩恵に浴していた事を
知らなかったという慙愧の念を抱かざるをえませんでした。

2014年1月のブログに、
《今、私は原発事故の災禍に遭遇し、失ったものの大きさに気づき、
「なんと、迂闊(うかつ)だったのか」と、自身の不明さに臍(ほぞ)を噛む思いです
交付金に頼らないで下さい。
交付金中心の地域づくりから抜け出せなくなっては困ります》
と、記しています。

天災であっても人災であっても、災害・災難に遭うのは辛いことです。
地震も・噴火も・豪雨も、できれば遭いたくないものです。
でも「放射能汚染」による被害はありません。
自然災害は、いずれ復旧するはずです。

6階の窓から眺めていたものは、〈原発立地県〉になってしまったことへの、
〈慙愧の念〉でした。
                              〈ゴマメのばーば〉
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4 コメント

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おはようございます (tempo1078)
2016-10-13 08:20:40
原発誘致で
多額の補助金が出ていたのは
事実ですね。

周辺自治体も
それで随分と潤っていたのも
事実でしょう。

現実は直視しなければなりません。

その為に
被った代償は
大き過ぎましたね。
こんばんは。 (ゴマメのばーば)
2016-10-13 20:32:20
 (tempo1078)さま。
確かに、現実は直視しなければならないと考えています。
コメントありがとうございました。
Unknown (Cafeの宿六)
2016-10-14 01:12:54
ゴマメのばーば様

自然災害は地球の息吹、人の想像や予想をはるかに超えたもの。
おっしゃる通り時間はかかっても いつか生活を取り戻すことが出来ます。
しかし、人災であれ天災であれ原発の事故、核のゴミ、これらの放射線が害を及ぼさなくなると想定されている時間は
今まで人類が歩んできた歴史よりも遥かに長く、未知の領域であり収束出来ると言いきれないもの。
誘致自治体云々・・・・といった話を良く聞きます、今までの事実は認めたうえで
これから先、処分することの出来ない核のゴミや原子炉を増やさない、増やさせない。
一人一人が真剣に取り組んでいかないといけない課題だと思います。
責任があると。 (ゴマメのばーば)
2016-10-14 08:26:55
(Cafeの宿六)さま。
おはようございます。
覆水盆に返らず の譬え。
福島の場合は、修復に全力を上げねばなりませんが、原子力発電については、政策を見直すべきだと考えています。
ささやかな「もの言い」を続ける責任があると思っています。

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