ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『へまなアルバイト』の為せる業かも。

2017-05-06 06:11:25 | 日記
昨日 こどもの日、快晴。
私が幼かった時のように、それぞれの家が、鯉のぼりを立てる光景は見られなくなりました。
その代わりの様に、公園や河川敷に 幾つも 幾つもの鯉が空に泳いでいます。
木々の緑も日増しに濃くなり続け、何ともいい季節の到来です。
朝起きて、胸を張って、空気をいっぱい吸い込みました。

町を歩いてみますと、マンションのベランダに、洗濯ものと並んで小さな鯉のぼりが
泳いでいるのを目にします。
あぁ、男の子がいるんだな、と。
平和な、光景です。
幸せの光景です。

ひ孫は女の子ですが、子どもの日なので、何か買ってあげて、と、少々の お金を
ポチ袋に入れて親に渡しました。
かわいいデザインのポチ袋です。
「ありがとう」
と言って、父親(孫)が胸のポケットに収めました。
と、10か月になるひ孫が、素早く這い寄ってきて、父親の胸ポケットからポチ袋を
引き出しました。
中身を抜いて袋だけを手渡したのですが、それでもなお父親のポケットを
探ろうとする様子に周囲は大笑い。
「おや、 お金が 分かるんだ」
と。
金銭感覚を持っているわけもなく、ただ、父親が、何かをポケットに収めたことを
目ざとく見つけて、確かめたかったのでしょう。
あぁ、日々成長しているのだ、と嬉しくなりました。

自然が日ごと緑の体積を増殖させていくように 幼い者の いのちも、
日を追って成長していく。
そうした姿を目にすることが出来るのは嬉しいことです。
近くにある小学校の運動会も近いはず、連休明けには、運動会の練習をする子供たちの姿を
目にすることができることでしょう。

    『見えない配達夫』
                         茨木のり子
     Ⅰ
    三月 桃の花はひらき
    五月 藤の花はいっせいに乱れ
    九月 葡萄の棚に葡萄は重く
    十一月 青い蜜柑は熟れはじめる

    地の下には少しまぬけな配達夫がいて
    帽子をあみだにペダルをふんでいるのだろう
    かれらは伝える 根から根へ
    逝きやすい季節のこころを

    世界中の桃の木に 世界中のレモンの木に
    すべての植物たちのもとへ
    どっさりの手紙 どっさりの指令
    かれらもまごつく とりわけ春と秋には

    えんどうの花の咲くときや
    どんぐりの実の落ちるときが
    北と南とで少しづつずれたりするのも
    きっとそのせいにちがいない

    秋のしだいに深まってゆく朝
    いちぢくをもいでいると
    古参の配達夫に叱られている
    へまなアルバイト達の気配があった

我が家のツツジが一本花をつけません。
《へまなアルバイト》の為せる業かも。
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2 コメント

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大好きな茨木のり子さんの詩に、 (雀(から))
2017-05-06 08:59:10
こういうのもあったのですね🙋
なんという瑞瑞しい感性(*´-`)(*´∀`)♪
有難うございましたm(__)m
こんにちは。 (ゴマメのばーば)
2017-05-06 17:21:49
 (雀(から))さま。
庭の花木が 雨を欲しがっているのですが、ざんねん、今日は降りませんでした。
茨木のり子さんの、感性が、大好きです。
気温が、バカ高くなったりの日があります。
 (雀(から))さまには、ご自愛くださいますように。

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