ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

 「アハハハハ」

2016-10-01 06:17:06 | 日記
 『アンチエイジングって言葉が、大嫌い』
女性誌の対談で、女優の小泉今日子さん(50)と、社会学者の上野千鶴子さん(68)の発言に、
女性の共感が広がっているそうです。

私も、好きになれない、というより嫌いな言葉の一つです。
また、〈かわいい〉という表現の無差別使用も。
デパートなどで、ブラブラ洋服売り場を覗き歩いて、ちょっと自分にあてがってみたりした際、
『かわいらしいですよ』
などと、言われたりすると、気に入ったものであっても、買いたくなくなってしまいます。

売らんかな の、お世辞であったとしても、
『お似合いですよ』
『映りがいいですよ』
『今日の、お召し物にも よく合います』
とか、言えないものかと。

そんな話を娘にしましたら、〈かわいい〉と言われて喜ぶ高齢者も多いとか。
ははーん、それでは売り子さんの「ことば」を どうこういっても仕方がないのかも、と納得。

でも、どう考えてみても、
〈かわいい〉と言われて〈ありがとう〉とは喜べません。
〈かわいい〉という語彙の表す範疇が変化したのでしょうか。
私などは、〈かわいい〉とは、〈お人形さんのように〉という意味でしかありません。

若い頃、近所に おばあちゃんが住んでいました。
共働きだった我が家の子供たちを たいそう可愛がって下さいました。
私の留守中に雷が鳴ったりすると、すぐ子供たちを自分の家に呼んでくれて、
お線香を焚き、
『かみなりさんは、線香の匂いが嫌いだから 落ちて来ないからね』
と、子供たちを安心させて下さったのです。

この おばぁちゃんに対して、6年生頃だった長女が言ったのです。
  《ばぁちゃんが、玄関脇水道の洗い場で、
   屈みこんで、チャプ チャプ洗濯している姿が かわいい》
  《日差しが、ばぁちゃんの体を通り抜けていくみたいだ》と。

その時、私は納得したのでした。
娘の言った〈かわいい〉が、お人形さんへの表現や、
一般的な価値判断による美醜ではなく、
「透明な存在感」であることを。

洋服売り場で
「似合いますよ・かわいいですよ」
と、言われますと、やっぱり苦笑いと共に売り場を離れてしまいます。
何とも可愛げのない高齢者・〈ばーば〉なのでしょう、きっと。

Aさんに、そんなことを話しましたら、
『〈アンチエイジング〉って、50代位の人たちが使うのよ』
ですって。
80に手の届く私などには、もう「age」すら適用範疇に無いってことです。
「アハハハハ」です。
                            〈ゴマメのばーば〉
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