羽迫博己の、森のようちえん・・・その考え方と目的(その7)
自然の協調性
自然の中でさらけ出される人間の
本質は、普段とは違う人間関係を
つくりだします。
森林の中では、自然の事象を中心にして、自然に
子ども達の輪ができます。
虫が好きな子、花が好きな子が集まったりと、
自然なことなのです。
また、急な上り坂ではお互い声を掛け合ったり、
危険な場所では手を貸してお互い助けあったり
といった姿は自然に見られるようになります。
自然の中では、お互いを思いやる・
助け合う気持ちが生れるようです。
みんなで一緒に、協力しないと解決できない。
自分では処理できない事態の発生を別の人の
能力を頼って解決するわけです。
そうした必要性から、
森林ではより広く深い関わりを、周囲の
友達と作ろうとします。
高知市神田のアジロ山で遊ぶ子どもたち
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