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酒の安売り規制 効果はなし?

2017-07-13 08:04:25 | 商品・サービス
先月1日より、お酒の安売り規制がスタートしました。これまでスーパーなどでは、お酒を極端に安い値段(仕入れ値より安価)で販売する事で集客し、その他の商品の利益でお酒の赤字を補填するという販売戦略を行っていました。しかも、多く販売したお店にはメーカーから奨励金が支給されるので、多少の赤字販売は全く問題ないという状況です。こうした事情から、町の酒屋を守るために、政府がお酒の安売りの規制に乗り出したというわけです。しかし、実際には小売店での販売価格は大きく変わっていないようです。

小売り最大手イオンはこう話します。【イオン広報の見解】
「ビールの売り上げは当社が日本一なんです。大量に調達するため、さまざまなコストを低く抑えているので、今回の規制が始まっても、価格を見直す必要がありませんでした」
つまり「企業努力」を主張しています。他のスーパーでも、「イオンが値上げしていないなら、うちも値上げするわけにはいかない」との声が聞こえています。
酒税法に違反した場合の罰則基準が曖昧で、規制が形だけになっている現状が浮き彫りになりました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170711-00000008-kantelev-bus_all


なお、元々値引き販売をしていないコンビニでは、売り上げが数%アップしているとの事です。お店によって価格に差がなくなれば、利便性に優れたコンビニが選ばれるのは当然です。結局のところ、この政策では町の酒屋の客が増える事はなさそうです。今後の日本では、酒屋に限らず、個人商店が淘汰されていくのは仕方ない事でしょう。
ジャンル:
経済
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