極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

新徐福伝説のはじまり

2016年10月06日 | 医療健康術

  

 

 

 

            心の中の自我を抑えることのできぬ者ほど、自身の驕慢な
               心のままに、隣人の意志を支配したがるのです。

                                                    ゲーテ 『ファウスト』
 

                                                                                            
                                                                                                            Aug. 28, 1749 -Mar 22, 1832

 

 

【折々の読書 齢は歳々にたかく、栖は折々にせばし】    

   Jun. 26, 2016

 

● 朝日新聞「迫る2025ショック取材班」

          
『日本で老いて死ぬということ』7
 

 [目次]

   はじめに

   第1部 日本で老いて死ぬということ

  第1章 生きがいの喪失と回復

  第2章 難しい「平穏な在宅死」
  第3章 口から食べたい
  
  第2部 介護の現実~在宅・施設それぞれのリアル

  第4章 三人介護
  第5章 遠距離介護
  第6章 ダブルケア
  第7章 虐待を防ぐ
  第8章 在宅でみる 
  第9章 訪問看護師の力
  第10章 特養で看取る

  第3部 老いは地域社会で見守れるか

    第11章 地域で暮らす

  第12章 コミュニティ再生
  最終章 未来へつなぐ

  おわりに
  

  
第2章 難しい「平穏な在宅死」

     胃ろうのプロフェッショナル

  2014年9月9日夕方、横浜市のマンション,大垣さんのケースで紹介した赤羽重樹医師は、
 男性患者(66)宅で胃ろうのチューブを交換していた。一胃の中はきれいだね」。内撹鏡でのぞき
 ながら、妻(65)に声をかけた。



  赤羽医師は、胃ろうや「摂食・嘸ド(のみ込み)」に詳しい在宅医として、訪問診療をこなす。
 患者や連携する看護師らの信頼は厚い。横浜市内の在宅医らでつくる「在
宅医ネットよこはま」(
 岡田孝弘代表)の東部地区代表も務め、胃ろうなどに関するシ
ンポジウムを問くなどしてきた。
  そんな赤羽医師だが、胃ろうについては、ある「トラウマ」がある,病院勤務医だった2000
 年前後、毎年50~80件の胃ろう手術を手がけていた。数年後、その患者
たちの生命予後を調べよう
 と、約200入に電話をかけた。すると、数人の家族から
「何で胃ろうをつくる前に、こんな大変
 な状況になると説明しなかったんだ!」と怒ら
れた。「転院先を3ヵ月ごとに自分で探し続けた]
 「介護施設には『胃ろうの人は入れ
ない』と断られた」――当時は、今より病院や施設の支援態勢
 が弱く、「胃ろう難民]が出ていた。

 「自分は多くの患者さんを救ってきた」と思っていた赤羽医師は、大きな衝撃を受けた。胃ろう難
 民のことも知らなかった。同時に罪悪感が膨らんでいった。

 「これからは胃ろうにした後のサポートをしていこう]。そう考え、2007年に今のクリニック
 を開業した。「自分としては、懺悔のつもりで今の仕事をしているんです」

 在宅医療の現場に入り、患者により深く関われるようになった。胃ろうの管理で困ったことに相談
 に乗るだけでなく、つくろうかどうか迷う人の支援もする。

 胃ろうにするかどうかは、(1)夫婦・親子間の愛情、(2)経済力、(3)空間的なゆとり(家
 の造り)
などを元に助言するという。「自分だったら、どうする?」と聞くことも多い。「母親に
 胃ろうをつくって」という息子がいた。「自分だったら、どうしますか?」と聞くと、「つけませ
 ん」。「本当にお母さんのことを考えるなら、「自分だったら』の選択の方が、思いやりなのでは
 ありませんか」赤羽医師が言った。もう、度考え、結局胃ろうにはしなかった。

  赤羽医師は、今まで多くの「胃ろうの選択」に立ち会ってきた。わかったことは、「胃ろうはつ
 くってもつくらなくても、必ず後悔は残る」ということだ。つくると「自分が罪悪感から逃れるた
 めにやった」と思い、つくらないと「死期を早めてしまった」などの思いを抱いてしまう。
  だからこそ、亡くなった後のケアが大事だという。前述の大垣進さんの妻、佐智子さんは今も月
 1回、健康チェックのため赤羽医師の元を訪れると、当時の思い出話をする。胃ろうの選択は、重
 い。でも、こうした心のケアや周囲の支えがあれば、和らげることができる。



   胃ろうのメリット・デメリット

  胃ろうは、介護保険が導入された2000年前後から、食事がとれない高齢者らに急速に広がっ
 た。毎年10万人前後が新たにつくり、40万~50万人が利用していると推定されている。だが数年
 前、安易に胃ろうをつけることに批判が高まった。長所と短所を見極め、家族で話し合って判断す
 ることが必要だ。

   〈患者、不快感少なく〉

  胃ろうは、ロから食べられなくなったとき、おなかに穴を開け、管から胃に栄養や水分を入れる
 方法だ(次の図)。「ろう(秦)」とは、「本来ないところに道ができる」という意味だという。
 元々は、障害があってロから食べられない子ども向けに開発された。 人工的に栄養を補う方法に
 は、大きく(1)管で胃や腸に栄養を送る「経管栄養法」、(2)首などの静脈や不足の細い血管
 に点滴する「静脈栄養法」がある。(1)の中に、胃ろうと、鼻から管を入れる方法などがある。
  胃ろうは、ほかの方法に比.へ、患者の不快感が少なく長期問使いやすい。メリットとしては、
 「口から食べるリハビリをしやすい]「家族が食事介助する時間を減らせる」「栄養状態が改善し、
 床ずれが治る」などが挙げられる,一方デメリットとしては、「胃ろうに頼り、ロを使う機会が減
 る」「介護施設では入居制限がある」「一度開始すると、やめにくいIなどがある。

  手術は20分程度で済む。管はIカ月~半年に一度、交換が必要だ。栄養剤には「医薬品扱い」
 と「食品扱い」がある。医薬品扱いだと医療保険がきくが、食品扱いは全額自己負担。医薬品扱い
 のものを中心に使えば、1割負担で月1万円以内に収まるという。

    〈安易につくる例も〉

  一気に広がった胃ろうだったが、「平穏死」「自然死]という言葉が広まるようになった数年前
 から、風当たりが強くなってきた。本来は、口から食べるまでの一時的な手段のはずだったが、老
 衰で死期が追っている患者に、安易につくるケースなどが明らかになってきたためだ。実際、20
 12年度の医療経済研究機構の調査では、胃ろうにした人の59%は「将来ロから食べられる可能性
 はない」と判断したのにつけられていた。「口から食べる可能性があった」のは24%に過ぎなかっ
 た。のみ込み機能の検査を受けずに胃ろうにした患者も23%いた。

  このほか、家族と十分に話し合わずにつくったり、再び食べられる可能性があるのにリハビリを
 しなかったり、といったケースがあった。認知症が進み食べられなくなった患者に、何年も胃ろう
 にし続けることの是非も、議論になった。
  こうした状況を受け、厚生労働省は、2014年春の診療報酬改定で、可能な限り「ロからの食
 事摂取」を促そうと、胃ろう手術の点数を引き下げた。そして胃ろうの必要性を調べるのみ込み機
 能の検査や、術後のリハビリヘの加算を手厚くした。
  また、日本老年医学会は2012年、胃ろうを含む人工栄養法について、患者の人生に有益でな
 いと判断される場合には、差し控えや中止も選択肢とする指針をまとめている。

  一方、ベテランの医師ですら、将来口から食べられるかどうか、回復の予測は難しいという。胃
 ろうに詳しい赤羽重樹・西神奈川ヘルスケアクリニック院長によると、つくるかどうか決める時点
 で、人まかにいえば「確実に回復する]「回復はまず無理」とはっきりわかる患者は各1割、残り
 8割は「どちらになるかわからない」のだという。

   〈補完的に使う選択肢〉

  批判の高まりもあり、ここ数年、胃ろうを選択する患者・家族は減ってきているようだ,
  さきにも触れた朝日新聞横浜総局が横浜内科学会と共同で2013年11月に実施した「在宅で
 の医療と看取り」アンケートでは、胃ろうをつけない選択が増加傾向にあることが、わかる。「過
 去10年間ほどで、家族が胃ろうをつけない選択をするケースは増えているか」と尋ねた。回答し
 た診療所・病院40ヵ所のうち、「増えている」が14ヵ所(35%)で最も多かった。「変わら
 ない」12ヵ所(30%)、「減っている」3ヵ所(7・5%)、「わからない」11ヵ所(27・
 5%)だった。具体的な事例についても尋ねた。「家族と十分話し合い、胃ろう造設を病院に依頼
 したが、担当医が胃ろうに批判的で、ほぼ追い返されてしまった」(横浜市南区のクリニック)な
 どの回答があった。

  胃ろうに詳しいクローバーホスピタル(拍‥奈川県藤沢市)消化器科の望月弘彦医師(53)によ
 ると、最近「胃ろうはやめてほしい」という患者・家族が増えている。だれか1人を胃ろうにして
 看取ると、2人目のときに拒否するケースが目立つという。
  こうした流れに対し、赤羽医師は、冷静な判断を呼びかける。「たとえやせてしまったお年寄り
 でも、胃ろうにして栄養補給することで、のみ込みに関わる筋肉がついて、2年後に食.へられる
 ようになった、という例もある。完全にロから食べられるようにならなくても、胃ろうを補完的に
 使う選択肢もある。メリットとデメリットを家族で十分に話し合い、介護力などを勘案し、決めて
 ほしい」

  口から食べられなくなったとき、胃ろうをつけるか、つけないか-。2025年に向け、こうし
 た選択を迫られる人たちは増えていくだろう。「自分なら、どうするだろうか」。元気なうちに、
 ある程度のシミュレーションをし、家族や医師、看護師らと話し合い、その意思をきっちり伝えて
 おくことが大事だと思う。

リアルな描写に、やはり健康が一番を痛感する。

                                      この項つづく 

 Sep. 27, 2016

【新徐福伝説の始まり】

つい最近、ブログ『徐福伝説は真実だった ?』(2016.09.27)を記載したばかりだというのに、今月5
日、
米アルバート・アインシュタイン医科大学の研究グループが、世界各国で、最も高齢の人たちの寿
命は
延びが止まっていて、人間が125歳を超えて生きることは将来的にも難しいとする研究結果(下
図)
を発表している。医療が発達しても人間の寿命には限界があるとしており議論になりそうだという。
界の40の国と地域の、最長でおよそ100年分の人口統計をもとに、年齢層ごとの寿命の延び方を
析、各国の平均寿命自体は延び続けている一方で、百歳を超えるような最も高齢の年齢層については、
80年代以降、寿命は延びなくなっている。

長寿の人が多い日本やフランスなど4か国で最高齢の人が亡くなった年齢が、70年ごろから90年
前半までは毎年0.15歳ずつ延び続けたが、 122歳まで生きて歴史上最も長寿と確認されている

ランス人のジャンヌ・カルマンさんが亡くなった97年ごろからは下がる傾向にある。統計的に解析

ると、将来的に125歳を超える人が出る確率は1万分の1未満だとしています。人間の寿命について
はこれからも延び続けるという説もありますが、研究グループは、医療が発達しても寿命には限界があ
ると結論している(下図ダブクリ)。

 


Evidence for a limit to human lifespan, NatureYear published:(2016)DOI:doi:10.1038/nature19793 

そうすると、125歳と言えば大還暦に5歳足せばいいのだ。この限界を突破すれば一応、マスコミに
取り上げられ名前が残る可能性が出てくるんだなぁっと?それじゃ、チャレンジするのも悪くない。ま
てよ、健康でいなければ、それも、肌が艶々させておかなければ・・・・・・と。妄想モードに入る。デスク
ワーク中心の今のままじゃだめだし、健康上の不安は?環境上の不安は?と展開していく。後者の放射
能汚染や地球温暖化による罹災は社会問題だから個人では非力だが、後者は個人として解決できるが・・・
そうだ、二度寝癖がある、とりあえずそれを直そうととネット・サーフすると、「オルニチン」という
非必須アミノ酸がヒットする。
 
つまり、こうだ。日本人の半数以上が「寝つきが悪い」「熟睡できない」「目覚めが悪い」といった眠
りに対する不
満を抱えていて、そこで、疲れ気味の方を対象に、オルニチンが睡眠や朝の目覚めに及ぼ
す影響について検討試験を行なったところ、その結果、就寝前にオルニチンを摂取する事により、眠り
の体感が良くなり、翌朝起床した際 に頭がより早く目覚める可能性が示すという。

 

それじゃ、シジミ、しめじ、だだ茶豆などから摂取できるし、サプリメントも市販されているので手に
入る。念のため、オルニチを合成できないか特許技術をリサーチすると可能なことが解る。なお、オル
ニチンの製造の技能習得には、高等学校レベルの教養があり、有機合成(生命工学)の知識があれば、
あとは英語力とデジタルツール・リテラシがあれば3年程度の実務体験で製造可能。それと、滋賀県で
ではシジミがとれるので、セタシジミの養殖工場とシメジの植物工場、さらに地元の味噌を商品開発し
これらをセットにし販売。毎食時に「シジメ味噌汁」として県の名産品として販売すれば、20年後に
は、世界で一番125歳超のパワフルお年寄りが多い県として名を馳せることとなるだろうと妄想する。
尚、関連特許技術を下記に参考掲載しておく。


 特開2005-237379 L-アミノ酸生産菌及びL-アミノ酸の製造法

【RE100倶楽部:燃料電池航空機も 4人乗りで最長1500kM 】

ドイツの国立航空宇宙研究センターが燃料電池で飛ぶ4人乗りの航空機の飛行に成功した。低温で動く
固体高分子形の燃料電池と水素格納装置を搭載して、水だけを排出しながら最長1500キロメートル
を飛ぶことができる。最大出力は80キロワットで、離陸時や上昇時には蓄電池から電力を補給する。

 

 

9月29日、ドイツの南西部にあるシュトゥットガルト空港をドイツ国立航空宇宙研究センターが開発
した「HY4」1機が飛び立った。水素で発電する燃料電池を搭載した航空機で、4人乗りでは世界で初
めてのフライトに成功。HY4は機体の中央部に燃料電池による駆動システムを内蔵して、前方のプロペ
ラを回転させる仕組みだ。左右に分かれた2つの胴体の前部に、パイロットや乗客を2人ずつ分散して
収容。人間を乗せる部分を左右に分散させた構造が最も効率よく飛ぶことができるとのことである。

動力源の燃料電池はカナダのハイドロジェニックス社が供給。低温で動作する固体高分子形の燃料電池
――燃料電池自動車に使われているのと同じタイプ――。HY4に搭載した燃料電池の出力は80キロワ
ットで、トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」の出力(114キロワット)と比べると少し小さい。
これは面白い。

 

 

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