極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

真梶木と太陽パネルのC/P

2010年03月19日 | 環境工学システム論


毎日は なまなか多き ことあれど 惜しむ時間を 楽しくあろう



  News A La Carte
 生方幸夫 
  
       こぬれが                しずえ 
春されば、木末隠りて 鴬ぞ 鳴きて 去ぬなる梅が下枝に

                   小典山氏若麻呂


【大同小異 vs. 事実求是】

民主党のごたごたが絶えないのはなぜか。党内議
論手続きが明確でなく、思惑で動き過ぎだ。小沢
サイドからみれば分派闘争にみえるけれど、外部
からは、小沢派(グループ)の器量の狭さが嫌み
として残る。が「気候変動・少子高齢時代」の制
度設計という入口戦略と新時代の財政税制設計と
いう出口戦略を円滑に実行をチャッチャと進める
ため(成長戦略『双頭の狗鷲』)参議院選挙で安
定多数形成させることが第一義。尚、河村名古屋
市長や亀井静香金融大臣のために補足すれば「
債依存症候群」の対費用効果の劣化などの財政瑕
疵をどう扱うのかの財政学的結論を喫緊に提出す
る必要がある
ことを指摘しておきたい。



【混合噴流洗浄の技術力は】

 真田俊之

半導体や液晶の製造工程の30~40%が洗浄工程。
地球規模の環境問題などにより、従来の一括型大
量洗浄から薬液使用量を減らし、再現性の高い枚
葉型新規洗浄技術が求められているが、水蒸気と
水を混ぜて噴射することで蒸気の凝縮効果を利用
し効率洗浄を行なえる。薬液を使用せずに非常に
細かなパターン内やナノスケールのパーティクル
を除去することが可能。またレジストやポリマー
など、それぞれ異なった薬液が必要な処理を同時
に行うことができ、プロセスの簡略化が可能にな
るという。



技術開発現場のリーダは時代の要請を常に考え、
ある時期に来たと思ったとき自己及び自己が所属
する組織の営利に反するかもしれないが、大局に
立ち思い切って技術革新への挑戦に舵を切り替え
る必要がある。それが、ピーター・ドラッガーが
いうところの「顧客の創造」なのだと前職では考
え行動していたが如何に。

※『水蒸気と水の混合噴流による低環境負荷洗浄
  装置の開発

※『微細気泡の生成方法及び微細気泡生成装置



【符号の説明】

10 容器  20 導管  21 放出口  31 スピーカ
32 貯気室 33 精密圧力コントローラ 34 信号発生器
35 アンプ 40 圧力計測用導管
41 精密圧力トランスデューサ


※『光ファイバープローブ気泡計測装置及び方法







【太陽光パネルC/P 比較】

さて、太陽光パネルの設計施工のための事例研究
を始めようとネット検索を開始したが、意外なと
ころで躓いた。市場に出ているパネルの価格及び
性能の比較評価が意外と少ないのだ。時間はどん
どん経過するもののなかなかまとまらない。そこ
で改めて調査し直すことに。




※『分離発注でマイホーム』(太陽光発電の実際
※「導入プロジェクト可能性の検討
※「太陽光発電システム」(設置施行例)



 カジキの特徴と食味

【マカジキフライの記憶】


マカジキ(真梶木)、学名 Kajikia audax は、スズ
キ目マカジキ科に分類される魚の一種。水色の横
縞模様が特徴的なカジキの一種で、日本近海を含
むインド太平洋の暖海域に分布する。食用にもな
る。学名 Tetrapturus audax はシノニムだが、こち
らで掲載された文献も多い。日本での地方名はオ
カジキ(福島)ナイランボウ(千葉)ナイラギ、
オイラギ(近畿)ナイラゲ(高知)ハイオ(福岡・
熊本)などがある。成魚は全長3m・体重100kgを
超える。



上顎は細長く前方に伸び、尖った吻を構成する。
背中は濃い藍色で、体側に鮮やかな水色の横縞模
様が十数本走る。体型は前後に細長く、側扁して
いて、体表は細かい鱗に覆われる。第一背鰭は前
後に長いが、前方は鎌状に発達し体高よりも高く
なる。腹鰭は3本の軟条が癒着し、紐状に伸びる。
マグロ延縄・突きん棒・引き縄(トローリング)
などで漁獲される。肉は赤身で、日本ではカジキ
類の中で最高級品として位置づけられる。



刺身寿司種などに利用される。刺身はクロマグロ
ほどに脂はないものの、味わいは深く、そこはか
と甘味があり酸味がほどよい。バターや油と相性
がよいのでフライやムニエルにも向いている。他
には煮つけ、筋の多い部分は軽く干して焼いても
うまい。学校の帰りの天麩羅専門店で梶木のフラ
イを買って立ち食いした良き記憶が残っていて懐
かしい。

しきしま
磯城島の 大和の国は 言霊の 助くる国ぞ ま幸くありこそ
 
                       柿本人麻呂


 横井啓子

昨日の姫鯛のコーナで醤酢の長忌寸意吉麻呂の短
歌を掲載したのだが、今朝NHKで醤酢に関する
なら食』研究会代表の横井啓子らの古代からの
再現の取り組みの放送がされていたが感動
2009
年9月27日の読売新聞では、「平城宮で食されてい
た調味料で、醤油しううゆやみその原型とされる『醤』ひしお
古代の製法で再現した仕込みが26日、奈良市内
の醤油醸造会社で始まった。8年間研究を続けて
きた「ひしおの会」
(吉川修会長)が、来年の平
城遷都1300年祭に合わせて古代醤として売り
出すもので、来年1月から、土産として販売する
ほか、飲食店などで使用してもらう」という。

 奈良県HP

「醤(ひしお)は、醤油に近い味と果物のような
芳醇な香りを併せ持つ。同会は、日本の食文化の
ルーツを感じてもらうため、中国の古文書を基に
試行錯誤を繰り返していた。この日、会員10人
が集まり、2日前から熟成させていた黒大豆
麦の麹
(こうじ)に、コーリャン(高黍(きび))を
搾り取った後の塩水を混ぜ合わせた。温度や湿度
で味が微妙に変化するとあって、メンバーは慎重
に原料の重さを量るなどしながら、作業を進めた。
仕込みを終えた醤は桶(おけ)に詰められ、定期的
に攪拌して、百日後には完成するという。会員の
横井啓子さん(60)は『いにしえの人たちの知
恵と努力の結晶の醤を再現できてうれしい
』と話
していた」と紹介されていた。

 『斉民要術』

世界最古の農業技術書といわれる「斉民要術」と
いう書物に、今の醤油の製造法とよく似た穀物が
原料である『穀醤』の造り方が解説されていて、
この本は西暦530年から550年頃と推測されている
ので、ちょうど日本に仏教が伝来してきたときと
重なり日本に残っている文献のなかで最初に『醤』
が出てくるのは、わが国で最も古い法令『大宝律
』(701年)である。このなかに、宮内省の組織
のひとつであり宮中の食事を取り扱う大膳職のな
かのひとつに「主醤」という官名がある。朝廷が
使う『醤』の製造や管理を制度化していたとされ
「醤院」という部署も残り『醤』が普遍的であっ
たことを示していると指摘している。



平安時代の『延喜式』には具体的な醸造法がない
までも『醤』の原料の配合や製造量が明記されて
いる。また平安京の東市で月に3回、『醤』を売
る店が51軒あったことも記述されている。(奈
良から売りに行っていた)この時代に編纂された
日本最古の漢和辞典『和名抄』(903年)にも『醤』
の和名を『比之保(ひしお)』と記されるまでに
なったとも述べている。今度奈良に行くことが有
れば、是非とも古代醤油を買って帰えろう。




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