『 ハゲタカ 』シリーズ

2011-10-02 | 読書
真山 仁(まやま じん)著

長い小説は苦手・・・

しかも、内容がややこしかったり、難しかったりするのは なおさら苦手・・・

その私が、挑戦したこのハゲタカシリーズ。

企業買収をテーマとした縁の無い内容だけに、カタカナの専門用語や法律など、もう~ 飛ばせるところはほとんど飛ばして読んだ。

銀行の合併や、企業の買収など、実際に私達の周りで起きている事だけど、

ひょっとしたら、こんな駆け引きが裏で行われていたのかな~ なんて考えながら読んでいると面白い。

銀行名や、企業名が、実際の物を一文字変えて使われているところが、じつに微妙ですし~ 

小説の中の主人公、鷲津政彦がありえないほどカッコいい~ 

この先どうなるのかと、ハラハラドキドキするし、人の腹の中を覗いて、非現実的でありながら、ひょっとしたら有るかもしれない世界が楽しめる。

コレは、欲と人情にからんだ人間ドラマです。

鷲津のような人が本当に居たら、今の日本を再生できるだろうか・・・

ハゲタカシリーズは、さらに『レッド・ゾーン』に続きます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。