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続・週刊少年ジャンプ50周年

2017-06-28 19:02:36 | BOOK/COMICS
前回少年ジャンプ50周年のことについて書こうと思ったのだが、ノスタルジーに浸りすぎて長くなってしまったので、続編。今回もノスタルジーに浸りまくる。

50年も発行されてりゃ、人によってそれぞれ色々な思い入れがあるだろう。
「キャプテン翼」を読んでサッカーを始めた人もいるだろう。ジダンやメッシなんかはこの漫画の大ファンだというしね。実はその前に連載されてた「Go!シュート」ってサッカー漫画が好きだったんだけどね。知ってる人は少ないだろうな。

「スラムダンク」でバスケを始めた人もいるだろう。今なら「黒子のバスケ」かな。他誌なら「DEAR BOYS」とか「ボーイフレンド」とかね。
女の子は「エースをねらえ」にはまってテニスを始めた人もいるだろう。ジャンプなら「テニスの王子様」かな。
バレーボールなら俺らの頃は「アタックNo.1」(サインはVというバージョンもある)が、今のジャンプ世代は「ハイキュー」かな。

ジャンプには、野球漫画で「キャプテン」って名作がある。あれ?「プレイボール」だったかな。どっちが週刊連載でどっちが月刊誌だったか忘れちゃった。ちばあきお(ちばてつやの弟さんだったっけ?)さんが描くこの野球漫画は、それまで優れた身体能力(まだ覚醒していない、気がついていない)を持つ主人公の漫画ばっかりだったマンガ界を一変させた。努力は報われる、凡人でも努力すれば一流に勝てるってね。
この頃からジャンプには「根性」に続いて「努力」ってテーマが加わった気がする。この漫画を読んで「あぁこんな普通の俺でも野球やってみようかな」って思った人もいるんじゃないかな。

正確なタイトル忘れたけど「山下たろー君」って野球のマンガもこの流れだったな。
まぁヤンキーやってて「Rookies」を読んで野球始めた不良っていないとは思うが、このマンガの中でキャプテンの御子柴はヤンキーじゃなく、普通の学生で熱血努力型生徒だ。実写版ではつい先日話題になってしまった小出恵介くんが演じてた。

「すすめ!!パイレーツ」を読んで野球始めた奴もいなさそうだが、この漫画だって誰一人すごい才能を持った選手は出てこない。

「キン肉マン」だって最初はダメ超人だったものね。拉麺男(ラーメンマン)なんて最初怖い怖い。ウォーズマンは不気味だったね。バッファーローマンなんて傍若無人だった。これらとキン肉マンが戦ってどんどん成長していくんだけど、もちろんジャンプお約束でどいつもこいつも味方になっていくのよね。昨日の敵は明日の味方ってやつですかい。なんか違うけどまぁいいか。この頃からさらに「友情」がテーマに加わったような気がする。

そのジャンプの50周年の集大成。(ようやく本題に戻れた・・・)
7月15日より3か月連続で発売される。
何がって?
復刻版だよ。

第一弾は1968年発売の創刊号(1968年)と、1994年にジャンプ史上いや日本漫画史上最大の週刊誌売り上げ653万部を記録した最大発行部数号(1995年新年3・4合併号)の2冊パックが発売される。2冊とも当時掲載された作品が、すべてそのまま掲載されるそうだ。

創刊号にはなんの思い入れもないのだが、当時の表紙、当時の漫画が全て掲載されてるのなら読みたいな。できれば広告のページとかもそのまま載せててほしいな。仕事の関係で古いパンフレットとかも扱うのだが、当時の物価や流行のものが載ってたりして面白い。昭和40年代のはとバスツアーのパンフには、某有名歌舞伎演芸場の食堂のうな重が150円とか、コーヒーが70円とか記載があったりするのよね。この創刊号や最大発行部数の復刻版も是非当時の広告とかも入れてほしいな。日ペンの美子ちゃんとか怪しげな通販とかね。

ちなみに最大発行部数号の掲載マンガと作家は
『SLAM DUNK』井上雄彦、『DRAGON BALL』鳥山明、『るろうに剣心』和月伸宏、『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦、『キャプテン翼』高橋陽一、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』秋本治、『NINKŪ-忍空』桐山光侍、『ろくでなしBLUES』森田まさのり、『BØY』梅澤春人、他。
徳弘正也は『新ジャングルの王者ターちゃん』なんだ。「シェイプアップ乱」好きだったんだけどな。
「北斗の拳」ももう終わってて、原哲夫の漫画は『影武者徳川家康』だし、北条司の「シティハンター」も終わってて『RASH!!』って漫画なんだ。


そして復刻版第2弾は、『ジョジョの奇妙な冒険』の連載が始まった号(1987年新年1・2号)と、『ONE PIECE』連載が開始された号(1997年34号)。

ジョジョの実写映画はどうなのかね。小栗旬主演の「銀魂」の方は面白そうなんだが、ジョジョは実写化はちょっときついんじゃないか。どちらももう直ぐ公開だが明暗分けそうだ。
ジョジョは好きだ。第7部まではずーと読んでる。でも、第一部にあたるこの最初の方はあんまり好きじゃないな。「バオー来訪者」の方が好きだな。

「ONE PIECE」が始まった頃から少年ジャンプを買わなくなった。
チャンピオンはすでに買わなくなっていたが、この時期からマガジンもサンデーも買わなくなった気がする。
青年誌に移行ね。スーパージャンプとか、ビジンネスジャンプとか、ビッグコミックスピリッツとかスペリオールとかね。モーニングとかアフタヌーンは買わない。漫画サンデーとか週刊漫画とかゴラクに手を出したら自分が歳をとってしまったってなんか認める気がしてしまってね。
で、ONE PIECEは40巻くらいのあたりで、隣のエステ店の人に「面白いから」って勧められて全巻貸してくれた。ありゃまぁ、面白いのよ。絵柄が苦手で読んでなかったんだけど、読んでくうちにはまっていくのよね。仲間をどんどん増やして(友情)、強い敵と戦って(根性)そして戦うたびに成長して(努力)って、ジャンプの王道そのものの漫画。
おかげで、未だに続きを買ってたりする。


そして第三弾は『北斗の拳』第一部完結号(1986年26号)と、『DRAGON BALL』人気順位最大得票号(1991年21・22合併号)の2冊パック。

北斗の拳の名シーン&名セリフの、ラオウが「わが生涯に一片の悔いなし!!」と果てるシーン。それが収録されてる。
そして、ドラゴンボールはナメック星でのフリーザとの戦いで、悟空がスーパーサイヤ人に覚醒する「クリリンのことか―っ!」のシーンが収録されてる。

これは欲しい。

北斗の拳には名セリフや名シーンが多いけど一番有名なのがこのラオウが点に拳を突き上げ果てるシーン。
ここで連載終わってたらよかったのだけど、このあとダラダラと続くのよね。修羅の国編なんか、ラオウの兄とかケンシロウの兄とか出てきてもう何が何だか。まぁそれでも面白いんだけどね。

ドラゴンボールもこのフリーザとの戦いで、「クリリンのことか―っ!」って悟空が激怒するシーンも好きなんだけど、フリーザの圧倒的な強さにプライドがズタズタになったベジータが悔しがってるのを、悟空が理解するシーンが個人的には好き。読んでない人にはわからんネタでごめん。

こういった名シーンや名セリフの号を復刻するなら、今度は「スラムダンク」の流川とタッチするシーンの号の復刻とか、「ジョジョ」なら花京院がDioのスタンドの謎をとくメッセージ残して死ぬシーンとか、ヴァニラ・アイスの攻撃からイギーがポルナレフをかばって死ぬシーンとかの号も復刻してくれないかな。

まぁ、好き勝手言ってるけれど、色々な人にそれぞれ影響を及ぼした少年ジャンプの50年。
漫画は偉大だな。

「大事なことはすべて漫画が教えてくれた」なんて言葉があるが、あながちハズレではない気がする。
以前も書いたが日本がロボット工学や最先端技術を当たり前に作り、あたり前に活用してるのも、漫画の影響がかなり強いと思うもの。鉄腕アトムとかサイボーグ009とかね。ロボットだとかアンドロイドだとかサイボーグだとかは日本人は普通に受け入れてしまうだろうね。引き出しから猫型ロボットが出てきても驚かないかもしれない。

スポーツの分野もそうだ。メジャーリーグで活躍する日本人選手が今はいっぱいいるが、それが当たり前のように思ってる。「巨人の星」の頃ならまた夢の夢だったのにね。「メジャー」とかの影響かな。
サッカーもブンデスリーガもセリアAも日本人選手が活躍しても今や当たり前。これは前出のキャプテン翼の影響だろうな。
小山ゆうが「がんばれ元気」の後に「スプリンター」って漫画をサンデーに連載してた頃は夢物語だったが、今や100m走で10秒の壁を切れそうな奴が5人も出てきたもの。
「空手バカ一代」で空手を始めた人や「はじめの一歩」でボクシングを始めた人もいるだろう。最近なら「あさひなぐ」で薙刀始めた人もいるんだろうか。

文化の方でも「ヒカルの碁」で囲碁を始めた人や、「ちはやふる」でかるたを始めた人なんかもいるだろう。「とめはねっ! 」で書道を始めた人もいるんじゃないか?
「3月のライオン」で将棋に興味を持った人もいるだろうね。今、藤井四段がデビュー連勝記録塗り替えてるが、彼も漫画を読んでたのだろうか。

そのうち書き込むと人が殺せる「DEATH-NOTE」みたいなのができるかもしれない。
そのうち「銀河鉄道999」のように空を飛ぶ鉄道ができても驚かないかもしれない。
俺も先日の左手の手術の際に「コブラ」のように、ここにサイコガンを埋め込めないかななんて思ったもの。


漫画は偉大だ。
少年ジャンプ50周年。
それぞれの人のそれぞれの思いを詰め込んだ50周年。
おめでとう。
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