日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





「上」の続き)



 ●長井さん死亡でEUが軍政非難(読売新聞 2007/09/28/23:47)
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070928id21.htm

 ◇欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は28日、日本人ジャーナリスト長井健司さんがミャンマーで取材中に銃撃を受け死亡したことについて、「ミャンマー国内で起きているすべての暴力行為と同様、容認できない」(報道官)との見解を示した。

 ◇反政府デモを取材する外国メディアに対する軍事政権の対応を非難した。




 欧州はこういうことに敏感ですね。そういえば天安門事件(1989年)に対する制裁として実施された対中武器禁輸措置もいまなお継続中です。而してわれらがニッポンは……。



 ●対ミャンマー 米欧、軍政に圧力 日本は制裁に慎重(Sankeiweb 2007/09/28/23:30)
 http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070928/wld070928024.htm

 ◇ミャンマー軍事政権が反政府デモに血の弾圧で応じたのを機に、軍政に対する米欧の姿勢が一気に厳しさを増している。一方、日本政府は経済制裁の発動に慎重な姿勢を示しており、その対応ぶりは対照的だ。

 ◇米財務省は27日、軍政の中枢にある国家平和発展評議会(SPDC)のタン・シュエ議長(上級大将)ら高級幹部14人、国営銀行などの在米資産を凍結すると発表した。米政府は2003年のミャンマー民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんの再軟禁を受け、対ミャンマー制裁法を同年施行しており、今回の措置は追加制裁だ。

 ◇対ミャンマー強硬姿勢では、旧宗主国の英国の方が上かもしれない。ブラウン首相は24日の与党、労働党年次大会演説で、「ビルマやジンバブエなどで虐待されている人々に次のメッセージを送るべきだ。人権は普遍的で不公平は永遠には続かない」と軍政を非難し、26日には他国に先駆けて国連安全保障理事会の緊急招集を提唱した。

 ◇フランスのサルコジ大統領も25日の記者会見でミャンマー軍政を非難、26日には、エリゼ宮(仏大統領府)で同国の亡命政府首相と会談した。欧州連合(EU)は軍政主要メンバーの資産の凍結と、同メンバーへの査証発給禁止を決めている。

 ◇これに対し、日本政府の姿勢は抑制的だ。福田康夫首相は28日、「いきなり制裁すればいいということではない」と記者団に述べた。

 ◇日本人カメラマンが銃撃されて死亡したとの一報が入った27日夜、外務省の木村仁副大臣は、同省に呼び出していた駐日ミャンマー大使に実力行使の中止を要求。28日には外務省が情報収集と邦人保護のための連絡室を設置し、藪中三十二外務審議官を29日にミャンマーに派遣することを決めるなど、一応の対応はとっている。

 ◇しかし、町村信孝官房長官は27日夜に緊急の抗議談話を発表したものの、「官房長官が出てくるほどのことではない」(官邸筋)として、首相官邸に出邸しなかった。28日の記者会見では、人道支援目的の無償資金協力に関しても「直ちにやめると決断しているわけではない」と指摘した。

 ◇ミャンマーをめぐっては、中国がミャンマー軍事政権との関係を深めている。このため、中国が経済制裁に反対する中で、制裁に積極的な欧米諸国と同一歩調をとれば「結果として、ミャンマーが中国にだけ傾斜していく姿が本当にいいのか」(町村官房長官)という計算もあるようだ。




 自国民が射殺されているのに「いきなり制裁すればいいということではない」ですか。これ、北朝鮮の拉致問題に対しても使われそうなフレーズですね。……って総裁選でもう使われていましたか。フフン♪

 ハッタリのひとつすらかますことのできない日本はなんと情けないことか。畳みかけますけど自国民が射殺されているのに、です。余談ですがマッチーはこれで著しく男を下げましたね。

 ――――

 ……番組の途中ですがここで香港・台湾からの情報。香港の親中紙である『香港文匯報』(2007/09/28)が外電からの引用として伝えたところによると、EUは中国がミャンマーの事態好転に関与しなければ、国際社会は2008年の北京五輪をボイコットすべきだとの姿勢を示したそうです。

 また台湾の『自由時報』も同じようなニュースを報じています。こちらも外電によるものですが内容が具体的になっており、欧州議会副主席が、

「中国がミャンマーの事態好転に関与しなければ、EU加盟国は2008年の北京五輪をボイコットすべきだ」

 と提案したとのこと。この副主席は、

「五輪はわれわれが中国を行動させるための唯一の有効な手段」

 だとして、英国のブラウン首相と現在のEU議長国であるポルトガルに対し、北京五輪ボイコットに関する討議を行うよう書簡にて求めるそうです。

 ●『香港文匯報』(2007/09/28)
 http://paper.wenweipo.com/2007/09/28/GJ0709280005.htm

 ●『自由時報』(2007/09/28)
 http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/sep/28/today-int3.htm

 ――――

 さて、自国民が射殺されているのに「いきなり制裁すればいいということではない」とのたまったのは福田首相。温家宝と電話会談を行った模様です。フフン♪



 ●ミャンマー軍政に制裁発動と国際圧力を(日本経済新聞社説 2007/09/29)
 http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20070928AS1K2800328092007.html

 ◇軍事政権が流血の惨事を引き起こしたにもかかわらず、福田康夫首相は制裁発動には慎重だ。情勢の展開をさらに見る必要があると述べ、人道支援も続ける考えを示唆した。対応が甘いのではないか。米国はミャンマーの軍事政権首脳、銀行に照準を合わせた制裁を新たに実施した。

 ◇人道援助は確かに一般の援助とは違い、じかに市民生活を助けるためそう簡単にはやめにくい。しかし時には重い決断も必要だ。民主化運動の精神的支柱アウン・サン・スー・チーさんはかつて、軍政が続く限り援助はいらないと述べたこともある。

 ◇国際社会は今、中国の対応を注視している。中国は資源開発、貿易や兵器輸出を通じてミャンマー軍事政権を支えてきた。中国は最も大きな影響力を与えられる国であろう。だが、内政不干渉を口実にロシアとともに国連安全保障理事会で非難決議の採択に反対した。温家宝首相は福田首相との電話会談で国際社会の建設的な対応へ中国としても努力すると述べたというが、優柔不断であるとの感は否めない。




 その優柔不断、というより口を濁した温家宝の対応。



 ●ミャンマー情勢「中国も努力」、温首相が福田首相に(読売新聞 2007/09/28/13:22)
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070928i105.htm

 福田首相は28日午前、中国の温家宝首相と電話で約25分間会談した。温首相は、軍事政権による市民への武力弾圧が続くミャンマー情勢について、「情勢を注視している。国際社会が建設的な支援をするべきで、中国としても努力していく」と述べた。




 親中派というのは中国と親しい訳ですから、仲のいい友人として、こういうときに中国にとって耳の痛い話や忠告をすることのできる人のことを指す筈です。少なくとも福田首相はこの範疇には入っていませんね。

 ところでその温家宝ですが……。


 ●中国首相、安定回復へ「自制」訴え=ミャンマー問題で英首相と協議(時事通信 2007/09/28/22:39)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2007092801281

 ◇中国の温家宝首相は28日、ブラウン英首相と電話でミャンマー問題について意見交換した。中国外務省によると、温首相は平和的手段によってミャンマー情勢を早期に安定させるため「自制」が必要だと訴えた。




 「自制」が必要なんだそうです。でもどうして自制ではなくカッコ付きの「自制」なのかといえば……。



 ●デモ側も自制を=ミャンマー情勢で中国外相(時事通信 2007/09/30/00:10)
 http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b9%e2%c2%bc&k=200709/2007093000003

 ◇高村正彦外相は29日、ニューヨーク市内のホテルで中国の楊潔※(※=竹カンムリに褫のつくり)外相と会談し、反政府デモに対する治安部隊の実力行使で多数の死傷者が出ているミャンマー情勢の改善に向け、軍事政権に影響力を行使するよう中国側に求めた。

 ◇楊外相は「双方の自制を望む」と述べ、デモ参加者も行動を慎む必要があるとの認識を示した。




 ……はい。民衆側もデモなどの行為を自制しろ、という意味だったんですね。いやはや。

 以上、おかげさまでミャンマーと中国をめぐる問題について上っ面だけながらお勉強することができました。ああそれから、

「相手が嫌がることはやらない」

 という福田節の真骨頂も垣間みた思いです。フフン♪

 でも今回の「相手」って誰?少なくともミャンマーではなさそうですけど。フフン♪

 こういう連中を自分たちの税金で養っているのだと思うと全く腹が立ちます。フフン♪




コメント ( 17 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (若めな人)
2007-09-30 18:09:16
中国の新聞が日本をベタ褒めしてるって
ニュースを見ました。唐突な印象を受けたの
ですが、
中国プラス報道−ミャンマー報道=ゼロを
狙ってるのですかね?ただの偶然ですかね?

 
 
 
Unknown (take)
2007-09-30 18:09:20
問題は日本を始め世界中が経済制裁を行っても、中共と言う支援国があることでしょう
もちろん、邦人が銃撃され死亡した事実はありますが、北朝鮮、ダルフールなどの例を見れば、国際社会が厳しく対処したとしても、中露などの国が拒否権を発動し、援助します
実際、実質、経済封鎖が行われているビルマも、中共が支援しています

日本ができるのは反政府勢力に援助する事では?
(実際にできるかどうか判りませんが・・・)

何か良い案はないでしょうか?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-09-30 18:24:57
安部首相が健在だったらどうなったでしょうか?
 
 
 
Unknown (でんすけ)
2007-09-30 18:48:47
やるせないですね・・・。
本当の意味で当事者まで間繋ぎ政権ですね。
タイムマシンにでも乗って昔に戻ってしまった気分です。

・・・あと、もう”弾圧の陰に中共あり”ですね。
 
 
 
フフン・・・ (okan)
2007-09-30 19:04:05
しっかしまあ、マスコミはあんなにしつこく繰り返してた自民党たたきをすっぱりやめましたねw
 
 
 
ミャンマーって (ななみ)
2007-09-30 20:04:56
遠いイメージで、よく知りませんが、民主化の看板、アウンサンスーチー女史は個人的にちょっと…

彼女と軍事政権の二択だとしたら、ツラいなあと思います。

しかし、「事件の陰にはやっぱり中共」 というか、本気で世界征服とか考えていませんよね?
 
 
 
Unknown (himorogi)
2007-09-30 20:40:01
ビルマは英国とインドより激しい独立戦争戦ってるので、英国はもともとビルマに対して含むところがあるようです。
ビルマ軍事政権がひところ日本を頼りにしたのは、そういう事情あったようですが、日本からみるとビルマは遠い国なので戦中派がフェードアウトするにしたがい、縁が薄くなり、中国にシフトしてるのではないでしょうか。
一方で中国とビルマのつながりは、援蒋ルートを見ても判るように地理的に深い。
ビルマも穏健な仏教国というイメージの裏には、モン族を力でねじ伏せたビルマ族という民族の根深い対立を1000年持続させてきた事情もあり、南方進出で突発的に縁ができただけのナイーブな日本ではつかみきれない部分が多いです。
だいたい仏教国とはいっても上座部と日本の大乗とでは根本的に違うところも多く、日本が勝手にシンパシー抱いて馴れ馴れしい接触するほど相手を怒らせる(が、どっかの民族とはちがい、それを露骨に表さないので日本が気がつかない)ことも多いと聞きます。
 
 
 
穿った見方をすると (Q)
2007-09-30 21:13:03
デモを焚き付けたのは誰なんでしょうね?フフン♪
 
 
 
インドとミャンマー (歩厘)
2007-10-01 00:53:27
日本は、確かミャンマーにとって第4位の輸出相手国ですし、これまで多額の経済援助を行ってきたということもあって、なかなか率直にモノが言いにくいんでしょうね。

それと、ミャンマーの隣国インドの対応も気になりますね。今回のミャンマーの件に関して、インドは、「今回の件を憂慮している。関係者が平和裏に事を収めてくれることを希望している。」程度のコメントしか出していません。この背景には、中国が絡んでいると思っています。実は、インドはミャンマーの隣国ということもあって、経済的にかなり深い付き合いを持っています。インドが、国境紛争以来、中国に警戒感を持っているのは周知の事実ですが、インドは中国に包囲されるのを非常に恐れています。インドの北方には中国がありますし、西には中国の盟友でありかつインドにとって最大の敵であるパキスタンが存在します。そのうえ、東で国境を接するミャンマーまで中国に取られてしまうと、北東西の3方向から中国とその盟友に囲まれてしまうことになります。インドは非常にこれを嫌がっているんですね。

仮に、インドがミャンマーから手を引いてしまうと、ミャンマーを中国に取られて「インド包囲網」が完成してしまうわけですし、東南アジアへの影響力も減退してしまいます。だからといって、積極的にミャンマーの軍事政権に加担すると、欧米との関係が悪化する可能性が出てきます。インドは、中国への対抗策としてミャンマーとの関係を切れないんですね。非常に微妙な綱渡りをしていると思います。
 
 
 
オリンピックやります!射撃のみ、しかも実戦 (五香紛)
2007-10-01 02:14:15
EUのオリンピックボイコットが実現したらどうなるのかな?台湾はどう出るのかな?福田日和見爺は冷や汗を流しながら”フフン”なんて言っているのだろうか。そして日本は?

明日は中国の国慶節です。ついぞ中国本土では見かけなかったオリンピックマスコットを、本日始めて、携帯電話屋の店先で見かけました。でも景品です。単品では誰も買わないんだろうな。デパートのDVD売り場では人民解放軍の天安門広場前のパレードを放映していました。男性を中心にテレビの前は人だかりです。皆の顔は、毛沢東語録を振りかざす群集のように晴れ晴れとしていました。あの明るい顔に寒気を覚えたのは俺だけだろうか。愚民洗脳教育の恐怖を感じました。アジアの未来はどうなるんだろう。日本人、政治屋に操縦されちゃ駄目だよ。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-10-01 08:01:30
>Qさん
>デモを焚き付けたのは誰なんでしょうね?フフン♪

仏教のお坊さん達は、仏教の戒めに基き「覆鉢」という抗議行動を行いました。
これは、「軍関係者からの托鉢は受けない」ということであり、最も厳しい抗議行動といえます。

仏教の坊さんを誰が煽動できるのか、私は知らないから、あなたに尋ねたい。
 
 
 
攻撃型2トップでも ()
2007-10-01 10:28:26
3年くらい前だったでしょうか、外交評論家の加瀬英明さんがミャンマー問題について語っておられるのを目にしたことがある。
毎年のようにミャンマーに行っているけど、ここ数年空気が変ってしまったと。
以前は、軍政トップとシナーの悪口言い合っていたそうだが、その頃(3年くらい前)会いに行ったら部下か秘書官かそんな感じの人から、「シナーの悪口は言わないで下さい」とお願いされたそうだ。
「隣の部屋にシナーの内通者が居る」と知らされたそうで。
シナーに取り込まれたくないと思いつつ、甘い誘惑に乗ってしまったミ軍政の苦しい立場を語って居られた。

状況を考えると攻撃型2トップの前政権、AAラインでも極端には振れなかったと思う。
民主化&スーチーがらみで欧米は制裁。
そこに忍び寄るシナーと擦り寄ろうとする軍政。
そして、軍政にそれを踏み止めさせようとする日本。

日本の立ち位置と苦慮というのは、AAラインの片一方をヲチしている方のエントリーから読み取れるかと・・

http://dailytaro.blog78.fc2.com/blog-date-20070624.html

今回、フフンの一発目の発言が、「これから検討する」見たいなものだったかな?
立会演説でも街頭演説でも、基本「これから考える」を連発。
「ここでもか・・」と呆れるばかりだったし、これが首相か???とげんなりもした。
日本の立ち位置からすれば、「仕方ないか・・」と思いつつも一発目の声明くらい強く出なきゃいかんだろう・・と憤りを感じた。

因みに、上記アドレスのエントリーの中にビルキチという言葉が出てますが、以前世話になった人でそんな方を知っている。
まぁ、もう亡くなりましたが・・
珍味の原材料のバイヤーでミャンマーにも買い付けに行ってました。
また、商売だけじゃなく旧軍の遺骨収集・埋葬にも力を入れていて、インパール作戦の時の遺骨も整理されていた。
で、ミャンマーでは軍の警護がないと作業が出来ないとのこと。
作業をしに行って、何度もゲリラに襲われた話を聞かされたなぁ・・
なもんで、口癖のように、
「馬鹿みたいに民主化だと白人がアウンサン将軍の娘を送り込んだから、あの国が混乱している。あんなゲリラ多発地帯で簡単に民主化できるか!」
と語っていたことを思い出しましたよ、今回の一件で・・
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-10-01 16:23:15
「馬鹿みたいに民主化だと白人がアウンサン将軍の娘を送り込んだから、あの国が混乱している。あんなゲリラ多発地帯で簡単に民主化できるか!」

それを決めるのはミャンマー国民であり部外者ではない。
元にスーチー女史は総選挙で選ばれてる。
それを強引に無かった事にしたのが軍部。
だいたい「白人」が送り込んだって何?
レイシスト?
 
 
 
Unknown (arcadia)
2007-10-01 20:44:35
中国に対しても良い感情は持っていない様ですね>ビルマ
背景には、白人>華僑>現地人という、白人による東南アジア諸国の植民地支配の構図があると思います。
スーチー女史を指導者として民主化した場合、イギリスの植民地時代の状況に逆戻りするかも知れません。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-10-01 23:44:17
>☆さん
 良いサイトを紹介して頂きました。
http://dailytaro.blog78.fc2.com/blog-date-20070624.html
 やっぱりタロウちゃんは、フフンとは一味も二味も違いますね。
 もっとも、いくら媚中派のフフンでも、ここは中国に寄り添うわけにはいかないでしょうから、結局は何もしないことになるのでしょうが、第三者的な仲介役もできないということであれば、日本外交の ASEANへの影響力は確実に低下しますね...orz
 
 
 
みなさんコメントありがとうございます。 (御家人)
2007-10-02 00:10:07
 皆さんから沢山のコメントを寄せて頂き感激しております。日曜でしたし私も自分の勉強のつもりで書いたエントリー(このため引用中心)でしたから。皆さんの解説でも色々勉強することができました。ミャンマー、中国、インド、パキスタン、ベトナム、またそれ以外のASEAN諸国など、南シナ海からインド洋にかけては各国のいろいろな思惑が絡み合っているのですね。

 私は、今回の事件に関して「いきなり制裁すればいいということではない」という福田首相の考え方はその通りだと思います。ただ一国を預かる身として、民主化運動に対する武力弾圧と自国民が射殺されているという事態に際して、その第一声としてそれを口にしてしまってはダメではないかと。心の中ではそう思い落としどころを探りつつも、対外的にはまずはハッタリでも何でもドカンとぶちかます必要があったと思います。

 台湾独立系の新聞『自由時報』(2007/09/30)には、

 ●日本制裁の良機を逸す 中国の機嫌を損ねまいと
 ttp://www.libertytimes.com.tw/2007/new/sep/30/today-int3-2.htm

 という記事が躍りました。福田内閣の媚中姿勢に多くの日本人がやるせなさと悲しみを感じている、という一節で記事は結ばれているのですが、「頼りにならないな日本は」と言われているようで、何だか読んでいて悔しくなりました。
 
 
 
Unknown (SS)
2007-10-03 04:19:34
初めまして、いつも貴重な情報ありがとうございます。
この回がミャンマーの事だったので書かせてください。

高山正之さんというジャーナリストによれば、ミャンマーは元々ビルマ民族(仏教徒100%)の単一民族単一宗教の国だったそうです。そこに英国が植民地にし、インド人、華僑、山岳民族(英国によりキリスト教化)などを入れて多民族多宗教の国にされてしまいました。その後、独立して元のビルマ人の国に戻そうということになりました。その時に鎖国政策で経済封鎖をし、インド人と華僑に経済的な旨味をなくし追い出します。山岳民族も、山に帰るか、残るのであればビルマ人の生活習慣に合わせなさい。というような政策を行ったようです。そして、この山岳民族が英国にさらわれたアウンサンスーチーを使ってビルマ人から国を取り戻そうとしたの一連の騒動の発端だったようです。これに中国の共産ゲリラが加わって、それを平定したのが現在のタンシュエとキンニュンだそうです。

実はミャンマーは物凄く親日的な国で、中国は大嫌いなんだそうですが、日本は手を差し伸べてくれない。英国などからは悪口を言われ孤立する。そこに中国が入り込む。その為、親日家だったキンニュンが引き摺り下ろされ、タンシュエが中国に寝返り、現在は中国の植民地状態なのだそうです。

高山さんによれば、中国の援助が必要ないくらいの援助を日本が行えばすぐに親日国家ミャンマーになるみたいですよ。相当日本が好きみたいですから。

ミャンマー問題は、植民地時代まで遡らないと理解するのは不可能じゃないかと思います。



 
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