日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





「上」の続き)


●御家人(2008/05/14/07:49送信)


Aさん:

 御家人です。予想されていたことではありますが、各地の様子が次第に明らかになるにつれ、被害の拡大に息をのむ思いです。いま現在の情報によると、死者数は1万2000名以上、さらに2万3000名が生き埋め状態にあるそうです。一般に生き埋めは72時間が勝負といわれますし、被災地の全てに救助隊が入った訳ではありませんから、最終的には死者5万名を超える大震災になるのではないかと思います。

 成都市でも場所によっては被害が出ているようですね。まあ市といっても日本でいえば都道府県ひとつ分くらいのボリュームがありますから、市の中心部から離れたところが被災地になっていても不思議ではないかも知れません。

 現地邦人の方々の情報収集について、ネットでYahoo! JAPANへアクセスできるのであれば「離れ小島」になる恐れはありませんね。安心しました。余震について日本側からは特に情報がなく、気象庁にも地震の初動期に出したプレスリリースがあるのみで、参考にはなりません。昨日(13日)震源地でM6クラスの余震が2度あったこと、今後もしばらく同レベルの余震が発生する可能性がある、とは「新華網」が報じています。

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 その「新華網」など中国国内のニュースサイトを一晩かけて回ってみたのですが、Aさんの御感想通り、「さてシンガポール一番乗りはどの連隊か?」などと進軍ラッパが鳴り響いているような印象で、震源地への徒歩行軍を競い合っているようなニュースや義援金がどんどん集まっているとか、ネット世論が全力で応援しているとか救援物資を運び込む手配りが整いつつある、あと一部英雄的行為、そして温家宝、といった内容が多く、歴史的な大災害だというのに何やらポジティブな読後感の残る記事ばかりで、新華社記者の腕前には脱帽するのみです。

 日本の取材陣は温家宝が陣頭指揮を執っている都江堰をはじめ、『産經新聞』などは綿陽市北川県あたりまで入っています。新華社の配信記事にも同県で「街が廃墟と化した」といったものがあり、現時点における取材はこのあたりまでが限界なのだろうと思います。とはいえこれは随分深入りに成功しているといえるかも知れません。当局側も報道陣を統制する余裕がないということでしょうか?

 ただし現在、震源地その他に軍隊が続々入りつつあることから、今後は本格的な報道管制が敷かれる可能性があります。要するに「街が廃墟に」よりも凄まじい被害状況は隠蔽されるか、あるいは生々しくない描写で、例えば死者何名、行方不明者何名といった単純な数字で示されることになるのかも知れません。

 このあたりは内外の反応をみつつという面もあるかも、と思います。「街が廃墟に」で十分なインパクトを国民や国際社会に与えられなければ、「いくつもの集落が消滅」という悲惨度がより高めのニュースを流してみる、といったような。

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 日本など震災救助のノウハウが蓄積された国からの専門チームが派遣されれば……と思うのですが、日本側の報道によると中国が日本をはじめ海外の救助隊の現地入りを拒んでいるとのこと。空港まで来ていてあとは飛行機に乗るだけ、という待機状態だった日本の専門チームの隊員が、中国政府が受け入れ拒否の報に、抑制しつつも無念さをにじませる表情がテレビで流れていました。

 受け入れ拒否は「道路事情が悪く、現地入りしても働けない」といった理由だったようですが、温家宝がいる都江堰の中学校が倒壊して900名が生き埋めになっているような状況ですから、行けるところまでで十分に仕事ができる筈です。

 面子なのか、見られては困るものがあるかはわかりませんが、中国政府は……「以民為本」と呼号しつつも肝心なときに相変わらずこの姿勢では、助かる命も無駄に失われていくしかないでしょう。

 ただ、中国というのは、本来がそういう国なのかも知れません。人間だけは無尽蔵。人海戦術という言葉があるように、何事も足りない部分は人命をどんどん投入することで間に合わせているのが「仕様」なのではないかと。機械を使うべきところを人命喪失で補う、というケースは炭坑から工事現場まで、様々な産業で実見できると思います。農民暴動や都市暴動の原因となる土地強制収用などにおいても、剥ぎ取る土地に存在する人命、そこに暮らす者の人権など「官」にとっては眼中になどないかのようです。

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 耐震という配慮が全くなされていない建築であれば地震で見事に崩壊して住人が死ぬのは当然ですが、「官」にしてみればそれは織り込み済みなのかも。いまなお愚民教育をしているくらいですから、国民の衣食住にコストをかけるという観念が、私たちからみれば恐ろしく希薄なのかも知れません。

 「1億死んだって総人口の1割にもならないし」という覚悟というか価値観というか、そういうものが中共政権の行動原理の根本に厳然と存在しているように思います。半世紀を超える中華人民共和国の歴史がその動かぬ証拠です。

 「余震が怖いから」と言って雨なのに民衆が屋外で寝ることに固執するのは、自覚してはいないでしょうが、結果的には「官」に対する本能的な、精一杯の抵抗になっていると表現してもいいかも知れません。当局が開いた記者会見で、

「学校や住宅は倒壊しているのに、政府庁舎だけは無事だ。これはどういうことか?」

 といった鋭い質問が女性記者から飛んでいました。記者も現場を目の当たりにして殺気立っていて、「民」の境遇に突き動かされるようにして口から出た言葉なのかも知れません。非常に象徴的な光景といえるかと思います。

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 昨日、党中央というか中共政権そのものを東京でニヒルに眺めている古馴染みの不良党員B氏と茶をしばきました。その際に地震の話に及んだときも、

 私「これを契機に防災意識とか耐震基準とかが変わると思うか?」(変わりゃしねーよな)

 B「うん。そりゃもちろん変わるよ」

 私「ほう、変わるのか」(意外)

 B「変わる。考え方が、360度、変わるのさ」(ニヤニヤ)

 私「なるほどねえw」(誰がうまいことを言えとry)

 ……てな具合でした。でも実際に、本当に必要なことは当局の都合に合わせて骨抜きにされて同じ過ちを繰り返す、という無限ループこそが中国のようでもあります。30年にも及ぶ改革開放政策、特に江沢民時代に入ってからの時期についても同じことがいえるのではないかと愚考する次第。足りない部分はあくまでも人命軽視の「人海戦術」で埋め合わせるのです。

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 そういう背景がありますから、「明日の事は分らない」「いまさえあればいい。いま食べられればそれでいい」といったAさんの御感想には私も全く同感です。

 現在を含めた歴代王朝が常に「護民官」というスタンスをとらず、ただただ「民」に対しては収奪者であり続けたこと、また甚だしく人治であることから、収奪されるばかりの「民」はもちろん、収奪する側である「官」の内部にいる者とて「明日」についての保証が心もとなかったということ。これが全てでしょう。

 そういう歴史が三千年も続き、驚くべきことに21世紀の現在もなお古代以来の同じ状態にある訳ですから、「いま食べられればそれでいい」が半ば本能的な民族的性格、一種の行動原理として定着してしまっているのでしょう。そりゃ汚職も横行しますし「やったもん勝ち」「あくまでも私利私欲の追求」の世界となって、ルール無視&マナー不在の社会になる訳です。

 一言でいえば「公徳心の欠如」ということになるかと思います。

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 ……何だかまた長くなってしまいました。すみません。

 急ぎ結語に入るとすれば、高まりつつある「愛国無罪」ムードを被災者救済という「I love China」な愛国活動へと誘導することで、当局が持て余しているエネルギーを散らそうとするのではないか。……と以前指摘しましたが、これは当局の報道ぶりからも実証されているように思いますし、今後いっそう煽り立てられることでしょう。

 同時に、被災者救済を喧伝することで御指摘のように国際社会においてチベット問題などを脇へ追いやるという狙いもあるかと思います。2カ月しのげば五輪ムードに入ることができますから、当局にとってもヤマ場意識があるに違いありません。

 余談ですが、都江堰の指揮所の天幕で温家宝が盛んに指示を出している茶番映像は私も観ました。言わずもがなの指令内容に対し、

「好的好的」(はいはいわかりました)

 と如何にもうざったそうな下僚の態度と語気にはつい笑ってしまいました。温家宝は首相としては無能ですから居てもいなくてもいいのですが、一応「親民総理」(庶民派宰相)ということになっているので、同じ役立たずなら最前線に立たせている方が多少は国民へのアピールとなっていいかと思います。

 10年着古したジャンパー(自称)を羽織って、現地で被害者の境遇にウソ泣きしてみせる(報道陣の前限定)。奴にはそのくらいしか芸がありません。雪害のときのように、余計なリップサービスをすると事態がいよいよ混乱しかねないので地元当局が迷惑します。「一秒を争う」「望みあるなら最後まで」などと言っているくらいで最適といえるでしょう。

 それにしても、こういう形で聖火リレーが中国国内でも「妨害」されることになるとは、思いもよらぬことでした。まだまだ触れるべき話題があるのですが、とりあえずこのくらいにしておきます。ド長文で申し訳ありません。m(__)m


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 ……以上です。文字ばかりで申し訳ありません。次の機会にはビジュアルなども加えていくつもりです。

 一応直近のまとめ的報道を紹介しておきます。



 ●四川大地震:震源地で7700人死亡・不明 全人口の8割(毎日jp 2008/05/14/13:20)
 http://mainichi.jp/select/today/news/20080514k0000e030044000c.html

 【都江堰(中国四川省)浦松丈二】中国・四川大地震の発生から3日目となる14日、震源地のアバ・チベット族チャン族自治州ブン川(ぶんせん)県の映秀鎮で死者・行方不明者が全人口の8割近く、少なくとも7700人に達するなど壊滅的な打撃を受けていることがわかった。新華社通信によると、州政府緊急対策室幹部が明らかにした。被災各地では人民解放軍部隊などの救出活動が続くが、道路や通信が寸断され、後続の救援部隊や物資の到着が遅れている。一方、被災各地で計約2万3000人が生き埋めとなっており、作業は「時間との闘い」の様相を呈している。

 人口約1万人の映秀の生存者は2300人で、このうち1000人が重傷を負っている。四川省政府などによると、省全体で1万2000人以上、、負傷者は2万6000人以上。倒壊・損壊家屋は同省だけで346万戸という。ブン川県などでは詳細な安否確認ができない地域もあり、犠牲者数はさらに拡大するのは確実だ。

 ブン川県には、13日昼の人民解放軍の先遣隊に続き、同日夜に武装警察部隊が入った。道路寸断で、支援物資の空中投下が計画されている。一方、崩壊したトンネルをう回するなどして同県から約50キロの道のりを22時間かけて歩いた会社員5人が、南隣の都江堰市で保護された。

 山岳地帯の四川省では、1933年に起きたマグニチュード7.5の地震後、川がせき止められてできた湖の決壊で2500人が死亡した。今回、重慶のダム17個所に亀裂が確認され、決壊の恐れがあると、緊急事態宣言が出ているという。

 一方、国務院(政府)台湾事務弁公室は14日、地震で台湾出身の男児(3)が死亡、大人2人が軽傷を負ったと発表。中国人以外の死者が公にされるのは初めて。また、ブン川県臥竜(がりゅう)の観光中に連絡が途絶えた英国人ツアー客31人は、無事に成都へ戻ったことが確認された。




 このように、現地にはすでに日本メディアも続々と入っていますので報道はプロの皆様方にお任せします。言うまでもないことですが、こういう乱戦模様のときこそ記者としての腕の見せ所なのですから、みなさん頑張って下さい。m(__)m

 当ブログは本来の趣旨に沿った内容をということでヲチを主体としつつも、今回の地震がAさんのような一般の在留邦人の目にはどう映っているか、また一般市民の視点からも垣間みることのできる地震に対する中国政府の姿勢や、はからずも地震によって浮き彫りにされたもの、そして地震が今後各方面に与える影響などについて考えていけたらいいな、と考えています。





コメント ( 24 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (とおる)
2008-05-14 18:10:52
興味深い内容でした。

> 高まりつつある「愛国無罪」ムードを被災者救済という「I love China」な愛国活動へと誘導することで、当局が持て余しているエネルギーを散らそうとするのではないか。

エネルギーを散らし損ねたら、反動が出てきそうです。
 
 
 
問題は ()
2008-05-14 18:27:06
欧米各国政府がこの災害に戦略的に如何に乗じるかでしょうね。
 
 
 
Unknown (sdi)
2008-05-14 19:02:39
まず「チベット人民への加害者中共」から「被災者人民への救助者中共」へとイメージ刷新のための宣伝戦に打って出るでしょう。
あと国内的には党の指導下に一致団結して国難にあたる、というムードを作りだす、という予想をしてみました。
 
 
 
 (motton)
2008-05-14 19:16:09
日本ではヤクザが炊出しをしたなんていうこともありましたが、中国伝統の「幇」はもうないのでしょうかね。ばらばらのボランティアはかえって迷惑なのですが「幇」の様な組織なら役に立つと思ったのですが。

また、阪神淡路大震災の時に大阪で学生やっていたのですが、家族友人知人の安否確認や身の回りの被害の整理が終わるとこの時期にネットゲームに興じる空気は分かります。
感覚が麻痺したようになって実感が湧かないんですよね。もう少しして被害が確定して復旧が始まると、現実に愕然としてきます。
 
 
 
めいふぁんふぁ (シンセン在住)
2008-05-14 20:24:03
広東省も多少揺れたそうですが、自分も含め気がつかない人間が多かった、という程度で全く被害はありませんでした。
ただ、この地域の出稼ぎ者の中に占める四川人の割合は多く(実感では10%程度)、募金活動等というような話は出てきています。

今回の地震はここ数十年で最大規模ということですので、毎年のように起きる天災(地震、洪水)→募金→地方当局使い込み発覚、というお約束芸は、さすがに今回は無いだろうと信じたいです。

天災以外でも、同僚が大病に掛かった際などに周りの人間がカンパを募るということがあるのですが、それだけ社会保障が遅れているということでもありますが、結構、月収の10%程度をぽんと出すような人間もいるのを見て、中国人の気前の良い面を感じます。

「天災はどうしようもない(=没方法)」と同僚の四川人が家族の安否を気にかけながら、つぶやいていました。
自分は、日常生活や仕事の最中に良く聞く、この「没方法」と言う言葉が大嫌いなのですが、このときばかりは同意しました。

Aさんからのメールにあった「明日の事は分からない」という感覚、日本人のなかにも天災に対する諦め=無常観としてはあると思うのですが、中国人は人事に属するはずの社会構造や権力、ひいては自分が責任を持つべき行為にも当てはめているように思え、違和感、苛立ちと言うようなことを感じること、自分もしばしばあります。

自分の意思や工夫ではどうしようの無い人災は、もはや天災でしかなく、それに異議を唱え、変えようとした人間、運動が歴史から抹殺される、という繰り返しから、「没方法」=問題に対して思考停止して受け入れる、と言う防衛本能が生まれているのかとも同情的に分析もしてみますが、根本的な部分で中国人に不満を感じてしまうのはここです。
 
 
 
Unknown (take)
2008-05-14 21:10:12
日本の首相が中国の首相と同じことをしても「人気取り」だの「総理が現場に行ってどうする、寧ろ邪魔」とか批判されるだけでしょうね
以前、能登の地震の時もそういう批判が聞かれましたし・・・

しかしチベットの情勢はどうなっているのでしょうか?
震源地から近い事もありかなりの被害が考えられます
また、この期に乗じてより厳しい弾圧が行われているのではと心配されます

日本の首相は人命よりパンダが重いと考えてるようですが、それなら中国人民の事も心配しなくていいでしょう
なのに早速5億円の援助を申し出ていますが、この額は米国の10倍!
しかし、人的支援は拒否去れていますw
ビルマ政府の災害支援拒否で「理解できない」と発言したのですから中国の支援拒否にも同じ事を言ってもらいたいものですw
町村官房長官は「自己完結したいお国柄なのでしょう」と言ってましたが、なら、ODAも環境技術支援も自己完結させれば良いでしょうw(これは2ちゃんからの流用ですがw)
 
 
 
被災支援金の99%流用 中国陝西省 (おじゃまします)
2008-05-14 21:35:42
 【北京13日共同】中国陝西省で2年前に発生した洪水被害で、中央政府が被災農民の支援費用として拠出した約5900万元(約8億4400万円)のうち、地方当局が99%以上を流用、被災民が受け取ったのは約50万元(約710万円)にすぎないことが13日までに明らかになった。支援費用の拠出元である国家発展改革委員会系の中国紙、中国経済時報が同日までに伝えた。  同紙によると、地方政府はさらに、不満を訴え抗議した農民らを拘束、最長3年間の「労働教育」処分としており、住民を全く顧みない地方政府が存在する実態が浮き彫りになった。

2006/01/13 08:54 【共同通信】

【魚拓】
http://s04.megalodon.jp/2008-0513-2125-31/www.47news.jp/CN/200601/CN2006011301003578.html
 
 
 
Unknown (mas)
2008-05-14 22:05:43
今夜7時のニュースを見ても、
「いい話」・「泣ける話」に
まとめようとしていますね。
民族・国家の物語としては
それでも良いのでしょうが
(視聴者のカタルシス)、
犠牲になっていく「個」を
思いやり優先する発想は、
中国人には無いのでしょうか。
いや、被災者・被害者の中から、
その様な異議申し立てが
出てくる可能性を信じたい…
 
 
 
Unknown (mas)
2008-05-14 22:26:32
上記の7時のニュースはNHKではなくCCTVです。
しかし、私は阪神淡路大地震の時に米国にいて、
現地媒体(NYT等)の関連報道に接して、
抜きがたいオリエンタリズムを感じた経験が
有るので、anti-CNNや小春日本留学論壇の
不合理な逆ギレ海外媒体批判も、心理的には
同情しないでもありません。
 
 
 
明日への備え (古雑巾)
2008-05-14 22:50:27
「なぜ日本人は将来のことを気にするのか」という問いには、「日本では将来に備えた蓄えを、見知らぬ誰かに奪われることはないから」と答えるのが正解でしょうか。

ちょっと本筋からそれるかも知れませんが、昨日の産経で紹介されていたブラジル空軍の新任総司令官の言葉です。「日本もブラジルも防衛を重視しています。だからこそ、常に準備をしていなければなりません。防衛が必要になったとき、そこでミスがあれば、元に戻すのには何百年もかかりますから」
この司令官のお名前、サイトウ・ジュンイチさんです。
 
 
 
徙民徙遷 (はげ親父)
2008-05-14 22:50:39
被災地の復旧など今後のコストパフォーマンスと独裁権力のあり方を考え併せると、歴史的に何度も行われてきた徙民(シミン、強制徒歩移住の謂)を断行するかも知れませんね。成都四川など巴蜀の地は始皇帝時代から戦争捕虜を徙民させ開発してきた所ですから。

チベットやウイグル情勢に連動させてみると、彼らを今以上に分散統治するため徙民徙遷もあり得るのでは、と思ってしまいます。
 
 
 
Unknown (詠み人知らず)
2008-05-14 23:00:59
解放軍 翌日迄に 到着し
救助活動 さらに翌日

当局の 救助の遅れ 無理もなし
弾圧ならば お手の物だが

人民は 今この時を 優先し
備え無くして 憂い迎合

ライオンは 強い子だけを 育てるが
今の四川は 千尋の谷?
 
 
 
Unknown (Unknown)
2008-05-14 23:41:16
>日本側の報道によると中国が日本をはじめ海外の救助隊の現地入りを拒んでいるとのこと

阪神大震災の時の村山政権を思い出しました。
 
 
 
Unknown (三碧星)
2008-05-14 23:59:50
Aさんと御家人さんのやりとりのおかげで現地の生の空気がよく分かりました。ありがとうございます。

mottonさんへ。

>幇

自分もそれ思いました。ああいう国家が役に立たないところではこういうのが力を持つものですけど、そういうネットワークは無いのですかね。
阪神大震災の経験談は興味深く読みました。それならば中国人の心情も理解できます。

はげ親父さまへ。

漢人は「祖先の墳墓を守る」という思考はどれだけ大きいのでしょうね。清の皇帝溥儀は、先祖の陵墓を荒らされたことを激しく怒ったといいますが、漢人は風水以上に先祖代々の墓を守る、という考えに重きを抱いているのでしょうか。欧米はそれが全く無いのは周知の通りですし・・・
 
 
 
Unknown (arcadia)
2008-05-15 00:23:02
何でも綿陽という場所には、
核兵器を担当する部隊が駐屯しているそうですね。
佐藤守さんのブログで知りました。
軍事機密が絡んでいるとすれば、
外国人には余り立ち入って欲しくはないでしょうね。
まあ実際には、外国からの救援を受け入れる体制が
全くと言って良い程、整っていないからだと思います。
もっと何とかならんものか、と考えてしまいます・・・
 
 
 
ともかく立ち直りに期待します (katze)
2008-05-15 01:31:50
温家宝総理が直ちに現地入りしたことなどは、阪神大震災のときの村山内閣と比べても、評価できる動きでしょう。指導部が正しく現状を認識するためにも、市民側にも政府が見捨てていないという感覚を持たせるためにも効果的です。何より、治安。関東大震災の時には、流言飛語による朝鮮人殺害などが我が国でも起きたことですし、この時期は国が民意をコントロールして治安を維持するのは重要。

ただ、中国という国はこれまでの行状が悪すぎたので、温総理急行も、要するに核サイロ倒壊による放射線漏れを心配しているだけじゃないか、とか、被害を奇貨として党の政治宣伝を考えているだけじゃないか、とか、やっぱり勘ぐられて素直に見てもらえないのでしょう。

その点は、党に政府はよく懲りるといい。
とはいえ、一刻も早い救助と復興に期待します。特に小さい子供や、罪のない市民らの犠牲はできるだけ少なくて済みますように。
また、被害を拡大させたのは建築物の瑕疵などもきっと原因なんだろうから、きちんと責任追及をしていくようにしてもらいたいもんですな。

 
 
 
綿陽について (五香粉)
2008-05-15 01:35:15
綿陽というと、中国最大生産量のテレビ受像機製造会社がある街であり、中国の科学技術都市でもあります。筑波研究学園都市と同じ位置づけです。核兵器関連施設があってもおかしくないでしょうね。

現地では、夜間気温が10度を切っていると思います。チベット民族と自称漢民族の間で、前回とは規模も深刻度も違う暴動が起きていてもおかしくないでしょう。交通網が寸断されており、外人記者が絶対に入り込めない震源地近辺では、地震被害よりも酷い事態が、軍隊主導で進行中ではないでしょうか。このまま、ライフラインをストップしておけば、ホットゾーンの生存者をゼロにすることも容易です。
 
 
 
なんとも…… (おむら)
2008-05-15 04:09:28
 生々しいメールのやり取り、拝見いたしました。
 私の妻が神戸で震災経験しているのですが、厳しくなるのは「これから」とつぶやいておりました。今は身体が興奮状態にあるが、「異常な現状」が「日常」に変わり始めた頃、何をどうしていいのか分からなくなり、心理不安に陥ったそうです。
 何はさておき、被災された方々へのサポートを支那共産党には願わずにはいられません。どこで起きようと、地震は悲惨です。
 インドネシアの津波被害も、まだ完全に立ち直ったとは言えませんし。

 それにしても、今回の地震。「上空から見た映像」って私は見た記憶がないのですが、どこかで流れたりしました? どうも地上から見ただけなので、全体の状況がまったくわかりません。ラサの方も情報まったく私は聞いていません。
 神戸の時も、上空からの映像を見て愕然とした記憶があります。
 まあ、あえて撮らせないのかもしれませんが。

 
 
 
懸念していたことが (おむら)
2008-05-15 04:15:45
 連続すいません。
 懸念されていたことが起きているようですね。

被災者が支援物資奪い合い、運搬中の車に殺到…四川大地震
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080514-OYT1T00789.htm?from=top

 思い出したのですが、過去にメキシコシティーでも大地震がありました。
 あの時、どう対応したのか、現地の人に以前聞いたことがあります。

・すぐさま戒厳令を出し、夜間外出禁止令を出した。場合によっても銃殺も。
・食料配布は軍が同行
・車両は個人利用はすべて禁止(違反したら逮捕)
・ラジオ等を設置し、情報を伝達できるようにした

 要するに、徹底した治安維持&情報統制、そして食料配布管理をきっちりやったそうです。諸外国からの支援についても、人的な場合は軍か警察が同行して。
 まあ、お国柄もありますし、裏では支援物資の横領なんかがやっぱりあったんですが、なかなかの対応だったんではないかと思います。ちなみにシティーは水の上に浮いてるような地盤なので、揺れは4分間続いたそうです。
 
 
 
「おからコンクリート」 (笛吹働爺)
2008-05-15 07:19:42
昨夜どこかのテレビに元中国建築部長(だったかな?)という人が、学校や病院などの建築物はスカスカのおからみたいなコンクリートで出来ていて全く強度がない、と言ってました。党の建物にはそんなものは使われてないとも。彼はそれを直すよう進言した結果追放され日本に亡命申請中だとか。
つまり子ども達や入院患者の犠牲は人災いや党災とでも言えよう。
 
 
 
Unknown (Jぽん)
2008-05-15 07:56:55
昨日のクローズアップ現代でも特集されていました。
鉄筋コンクリート製といっても、内部の柱や梁のみで外壁はただのレンガ積みの建物もあり、そこへ床材のコンクリート板を乗せているだけの為、地震で外壁もろとも床が崩落したと解説されていました。
一応、緩いながらも耐震基準が存在するらしいですが、あの国でどの程度基準に沿った建築が為されているかは疑わしい限りです。

ところで、5億円の対中資金援助を発表したフフン政府ですが、中国政府からは華麗なスルーを頂いたご様子。

外国指導者、相次いで四川大地震に支援を表明 2008年05月14日 【人民網日文版】
http://www.people.ne.jp/a/76da97db72a54c04a63516f3b3910dc6
 
 
 
CCTV (que)
2008-05-15 10:18:26
Jぽんさん、
CCTVでは日本からの援助があったことを金額と一緒に紹介してましたよ。
 
 
 
Unknown (緊急援助隊)
2008-05-15 12:13:17
 日本の緊急援助隊は、帝国陸軍の伝統(w)なのか、補給・兵站といった基礎的な機能に欠けています。空港でがっかりしていた隊員には申し訳ないが、脚、飯とも現地調達で、通訳・現地の調整員こそ大使館+留学生を動員して対応可能でしょうが、当面の食事とトイレ・宿泊場所の確保で受入れ国側の負担になってきたという一面もありました。(アメリカは、バージニア州のレスキューが米軍の輸送機で一個中隊を車両・装備と一緒に空輸するほどすごいです!)翻って我が国のレスキュー部隊は、警察、消防、海上保安庁の同数混成チームで常備軍ではありません。台湾では一番乗りを果たしたのですが、李総統直々の差配で、兵站を台湾外交部が一手に引き受けてくれたということも事実として付記しておきます。(その上、感謝のための記念切手まで発行してくれた!)
 中国側に受入れの意思が無いのであれば、ある程度状況が落ち着いたところで、医療隊を出す方向で検討するほうが、実質的なポイントを稼ぐことが出来るのではないでしょうか?なんと言っても、緊急援助は横並びの国際レース。皆がスタートラインにつけないのであれば後は国内向け、受入国向けの視点が大事です。緊急援助は人道のためなのですが、所詮は外交の手段でもあります。上手に使う方法を検討してもらいたいですね。
 
 
 
Unknown (Jぽん)
2008-05-15 15:52:41
queさん

ありがとうございます。ちゃんと報道されているようで安心しました。
人的援助の方も受け入れが決まったようですが、目安の72時間を過ぎてしまっている事が心配ですね。
 
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