立読ブログ

立読師による一人語りのブログ 今後ともよろしう

読了記録〜武士道シリーズ〜

2012-05-26 23:58:21 | 
武士道!

シックスティーン→セブンティーン→エイティーン
おお!青春三段跳び!高校部活小説万歳!!

と いうわけで読了しました武士道シリーズ
剣道エリートにしてプライベートまで男勝りの香織
お気楽不動心剣道使いにして今どきの可愛い女の子の早苗
剣のスタイルもプライベートも全くちがう二人が
武士道のゴールを目指して歩む三年間
いや もう これは 面白い
単純にキャラクター小説としても高い完成度があり
映画化されたこともうなずける設定
立読師が感心したのは
一人称で語る彼女たちの語り口がとても今風である ということ
へらへらしていても
心で 〜なんですけど。と突っ込むノリがリアル
同世代なら自分の隣に香織や早苗がいても
不思議じゃないんじゃないかな

そんな二人がからむ装置である剣道というのが
実に深い
部活因縁小説としての体裁だからとはいえ
二人が出会い ぶつかり 盟友となり
そして道は違えど同じ方向へ歩んでいく成長経過は
ただ一生懸命がんばったから結果がでた
というほどシンプルなものではない
剣道 いや 武道の本質はなにか
生きていくプリンシプルに通じる魂を
二人の女子高生の語りから感じさせられる

だれか少女漫画家でうまくこれを描ける人はいないだろうか
いや 少年漫画でもいいけど
心の内にかなり女子成分がないと難しいぞ(笑)
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休日日記

2012-05-26 23:37:08 | 雑記
はいたい お久しぶりです立読師です

んーっと 今日は久しぶりに休日日記
そういや月曜日は金環月食だったんですよねぇ
えらい前のことのようですが
これほんの6日前のことですよ奥さん

金環の瞬間ってけっこうあっという間で
見とれているうちに写メとかツイートとかとか
なにか おいしい ことをやるチャンスを
まんまと逃しちゃったりして
今回の日食写真でえらい凝った写真を見かけるんですが
あれはアイデア一発速攻実行という
私から見たら神業ですね 神降臨してますね(笑)

さて そんなこんなで一週間仕事も終わって土曜日
この日は行きつけの公園にある美術館が
開館記念日ということで無料開放していまして
少々の頭痛でテンションがイマイチ上がらないんですが
行ってきました
いやもう古い建物なので階段がキツイキツイ(苦笑)
三階建ての展示を一階登るごとに椅子にへたりコム始末
いやぁこめかみがズッキンズッキン痛ぇ
今回は彫刻の展示がメインでした
いわゆる 置物 としての彫刻や
タイトルを見てニヤリとしてしまう
主張に重きを置いた現代作家の作品
ゆったり見て回って小一時間
堪能しました
堪能っつっても久しぶりの美術館だったので
ゲージツがどうこうより美術館の居心地の良さの方が
記憶に強く残ってしまうんですが(苦笑)

さて ゲージツのあとはいつもの芝生に寝転んで
気持ちよくぼんやり
風がいーい具合に吹き抜けて
ほどよく涼しくて心地いいんだこれが
こういう日は向かい風でも押し切って自転車で来るべきですねぇ
んで お前はその自転車で来たのかって?もちろん……
車で蒸し焼きになったんですよ


今日はなにをする というのが頭の中でうまく組み立たらなくて
うまく段取って動けなかった土曜日でした
1 day 1 action
ほんと 美術館にしか行けなかったなぁ
…まぁ こんな日もあらぁな

吹雪だって明日には止むと思っても一週間続くことだってある
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読了記録〜漫画三冊〜

2012-05-13 21:28:55 | 
読了したのは漫画3冊

姫のためなら死ねる 2 (バンブーコミックス WIN SELECTION)  くずしろ 竹書房
思い出食堂 春・旅の味編 (ぐる漫) 少年画報社
ドリフターズ 2巻 (ヤングキングコミックス) 平野耕太 少年画報社


姫のため〜…これはー(苦笑)駄目人間製造装置ですね
というか 清少納言をここまで残念な人に描けるくずしろさん
パロディ作家として一流ですよ いや いい意味で
立読師これを読んだときってのが
実は軽い5月病+風邪でダウンしていたときで
読書の集中力でしんどいのをまぎらわすために読んだんですが
読後…社会人として道を踏み外しそうな夢を見てうなされました(笑)


さてお次は思い出食堂

食べ物漫画の短篇集なんですが
まぁー三丁目の夕日的な…
古き良きノスタルジーにどっぷりつかった漫画がたっぷり
お腹いっぱいです
忙しい毎日を送る人に気軽にオススメできる
ホッと一息つける漫画本ではないでしょうか


さて ラスト ドリフターズ
絵や「死生観が違うんだ」なんてぇところで
かっけぇぇぇええええ!!
とか思いましたが
これもある意味史実を無視した自由奔放な漫画ですよね
歴史背景が違う人々を一同に会しているので
人間が太古から抱えている哲学的問いかけについて
つきつめていかないと整合性がとれないと思います
なまじ人の生き死にのシーンが多いだけに
作者が頭の中でどれだけ道徳や倫理観についての引き出しをもっているか
引き出しが多いほど私としては面白いと思うんですが どうか?


さて、本にまつわる休日の話を少し

本当は畑仕事を手伝わにゃ…という後ろめたい気持ちもあるんですが
なんだかんだ理由を付けてサボりました
んで 今日でかけたのは望月図書館
風が冷たくて空は快晴
こういう日は車でドライブするには絶好の日和です
iPodを流しつつコンビニでお茶なんか買ったりしてね
ええ ごきげんにサングラスまでかけちゃったりして
愛車を久しぶりにかっ飛ばしたわけです

望月まで出かけたのは
そこの図書館に借りたい本があるからですが
この時期佐久市内の図書館は二週間ほど
蔵書整理とかで休館になるので
貸与期間が3週間に伸びるんですよ
ま そんじゃこの際読みたかった本を一気に借りて
読めるだけ読んでやろう と
んで その読みたかった本 というのが
中央図書館だと先に借りられているので
蔵書検索で望月ならあるよ と分かった
そんなわけでドライブがてら望月まで出かけたわけです

なんとか図書館をみつけて
目的の本もゲット ホクホクと家に帰り
昼飯を済ませたあとさっそくベランダで開きました
ベランダ読書も久しぶりです
4時間ほどで一冊読了
続きものなので下巻まで読破したら感想書きますが
今回借りたラインナップは
エンタメ成分がないですね
しばらくアスリートが筋肉を鍛えるように
自分の好奇心や思考の 持久力を鍛える読書になりそうです
もちろん こういうのも楽しいです
こういうのばかりというのはしんどいですが(苦笑)
読破後 エンタメノンフィクションに走りたいですが
なにかいい本ありませんかね?
一応 内澤旬子「飼い食い」はキープしてあるんですが
宮田珠己や高橋秀幸さんでいいものがあれば…
近所の本屋をチェックします


さて 本とは関係ありませんが
昼間車洗車しました
ええ天気とホースから吹く水が気持ちいい季節がもうすぐです
新しいサンダル 新しいグラサン そろそろおろせるなぁ(笑)
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読了記録〜ネコジャラシが弾けたら〜

2012-04-14 21:29:31 | 
やーーっと 読了

ネコジャラシのポップコーン―畑と道端の博物誌 [単行本]  盛口満 木魂社


高校生の頃「十年後の私」という作文を
一文字も文句が浮かばなくて困ったことがある
明日自分がやりたいことも正直想像できないのに
十年後は天文学的数字でまったくの 無 であった
多分 ナニナニ屋さんになる とか ナニナニになってる とか 世の為人のためなにかをする とかとか
そういうビジョンができていないと
ダラダラ惰性で妥協の人生を送っちゃうよ と
せっつく意味もある作文だったんだろう
しかし 学生が思いつくことなんて
せいぜい限られた職業に就くことくらいで
あの作文の時間は 思いつく限りの職業の
どれにもむいていない と 凹むのが関の山だったなぁ

今 どんな職業につきたいですか? 
という問いを投げかけられれば
それなりにささやかなる希望職を
具体的にあげてやり過ごすことくらいはできるけど
正直に言うとそんな問いよりもっと答えたい問いがある
 
どんな人になりたいですか?

これにはこう答えたい

いろんな目を持つ人になりたい

画家の目 学者の目 鉱物を見分ける目 生き物屋の目 地質を読み取る目 歴史を読み取る目 構造から機能を分析する目…etc
そういう目で世界の美しさを寿いでいられたら
けっこうごきげんに暮らせるんじゃないか?
そんないろんな目を持つ能力は
悪魔の実シリーズを食べなくても
好奇心 が元気に動くと開かれる

さて読了本である ネコジャラシのポップコーン
博物学は散歩の科学である とはよく言ったもので
道端の雑草を 食べる という活動を通して
植物と作物の境界線が見えてくる本
著者は自身の好奇心と生物の授業のひと工夫として
生徒に 
「ネコジャラシって食えると思う?」 
と問いかけることから 
教科書よりおもしろく記憶に残る授業を展開していく
まさに「つかみはオッケー!!」
好奇心が植物を ただの雑草から
うまいかもしれないオモシロ草に変えてしまう
こうした目で見慣れた景色を見れば
断然面白い世界の風景が変わる
(個人的にはこの目が開いた瞬間が好きだ)

さらに ゲッチョ先生の好奇心は深みにはまり

なぜこれが作物に変わったのだろう
どうやって変えていったのだろう

という問いへ発展して 様々な雑草と作物の間を調べていく
そこには人と植物の歴史が連綿と今に続く
環境 生活風俗 食習慣 といった経時変化が見えてくる
ほら これを読んでいるあなたにも
「子供の頃は普通にあったのに今は見かけなくなった食べ物」
「今の子供は普通に食べてるけど 自分には馴染めない食べ物」
ってやつが一つや二つあるでしょう
歴史は変わるっていうけど
人間と植物の関係もすごい変化し続けているんだねぇ
ゲッチョ先生はそこで感嘆するのだった


植物と人の関わりや植物と作物の境界線については
けっこういろんな人が注目しているテーマらしい
参考文献がかなりの数あがっている
このテーマを追いかけてみるのもいいひまつぶし
…もとい 趣味 になるんじゃないかな
または 目を開いて博物学しに散歩に出かけてみるとかさ
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今月読み終わった本

2012-04-01 07:18:49 | 
3月に読み終わったのは以下三冊

稲田小鬼物語 (ヤングキングコミックス) 大石まさる 少年画報社

アオバ自転車店 19巻 (ヤングキングコミックス) 宮尾岳 少年画報社

のはなしに~カニの巻~ (宝島社文庫) 伊集院光 宝島社

今日の早川さん COCO 早川書房


のはなしに〜 は会社で読了
いやぁ〜コンスタントに面白い
なんつうか イチローのヒットみたいな本です
ホームランはないんだけど
一話一話 「あ また出塁してくれるのね」という
安定感がある
なによりまだ読んでいない人相手に
ネタとして使うと効果テキメンというおいしさオレのいやらしさ
というのはさておいて
個人的に今回グっときたのは
プロポーズの話 ココロの琴線をくすぐるオモロくすぐったい話


さて アオバ〜 は
お友達からいただいた本
今どきの正しい自転車の乗り方啓蒙漫画 といえばいいか
無謀運転やノーブレーキ自転車はダメだよ ってことでも
たとえばTVなんかだと
「こういうのは法律で禁止されているのでいけません。」
という切り口でみんなで眉をひそめましょうキャンペーンになってしまうんだけど
こちらだと もう少し具体的に細かく
「なぜいけないか? 法律の何に違反するのか?そして 
ルールを破ってしまうロジックはなにか?」まで
くっきり描いてくれているので
人事に眉をひそめるというより自分の胸に手を当ててしまう
つまり 視点としてルールを破る側を加えることで
ただの人事ではなく あるある な話にぐっと近づく
ワタクシ 少々反省して愛車コーヒー豆号にパッシングライト装着しました


さて 稲田〜 は
「アパートのおとなりに住んでいるのが小鬼」
という設定から始まる神話パロディ
ラストに向けて詰め込みすぎか少々読みにくいので なんとなく
昔のアニパロコミックスなんかにありそうな漫画だな 
というのが個人的感想
好きですか?と聞かれれば はい好きです
読みにくいがために読み込みがいがあるというか(苦笑)
あ もやしもん の文字数の多さやページ構成のやいこしさが
逆に好きっていうのに似ている喰いごたえの良さっすね


さて ラスト 今日の〜 は
前々から気になっていたんだけれど
縁が無くて本屋さんで出会えてなかったんですが
古書店で発見 というわけで買って早々たこ焼き屋で一気読み(笑)

登場人物のネーミングに思わず「お?」と
心をつかまれる本好きあるある漫画…のはずですが
どちらかというとオタクあるある…かなぁ?
しかしどこかひとつは
「あれ?私もこういうとこある…てことは 私もオタク?」
って思う いや オタクかもしれないけれど
一方で それって誰にでもあることやこだわりとちゃうん?
というネタもある  とおもう
一巻ラストシーン岩波さんのツンデレが萌(笑)
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読了記録〜ビブリアと山〜

2012-03-04 20:39:50 | 
どっくりょ〜

あいも変わらず漫画か会社本(苦笑)
家で読んでいる本はなかなかすすまないけど
ま 今年はこんなペースで(笑)
読了は以下三冊


岳 16 (ビッグ コミックス) 石塚 真一 小学館

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫) 共にアスキー・メディアワークス


まずは会社本 ビブリア〜
なんかこう書くとカンブリア〜ってかぶるのは私だけ?(笑)
さて 知る人ぞ知る今年の本屋大賞ノミネート作品
読んでみました
ん 面白いです
本に関するミステリってことで
さすがに人殺しとかはでてこないんですが
本の後ろに見える人間模様がしっかり描かれているので
なかなか読ませる人情噺です

しかし ホームズ役の栞子さんは
頭が切れる面と天然の面が同居しているために
どうも こいつ狙ってやってるんじゃね? 
的うがった見方をすると
すんげぇ嫌な女になってしまうんですが
多分 その 切れる女が天然を装って人を操る という面は
彼女の母親が今のところ担っているようです
今のところ ワトスン役の大輔君との
モジモジと進まない関係を単純に大輔目線で楽しめそうです

もうひとつ上げると
先に本の後ろに見える人間模様と書きましたが
それは 人に裏切られるつらさではないかな と思います
様々な意味で 大好きな人から裏切られるつらさを
登場人物たちはそれぞれ 傷つき 恐れ といった形で
ビブリア古書堂の周りで展開していきます
その辺りのフォローや救いがあることが
リアル世界のそれぞれの心にもある傷に重なって
そっと癒される感じがいいなぁと 思いました


さて お次は 岳 最新巻!
いよいよ三歩ヒマラヤへ!
この巻では具体的に山へ登るということと
抽象的な山(困難とか挑戦とか)へ登るということが
同時に展開されていきます
そして どちらも みんながんばれー!! と
三歩のバカみたいな笑顔とでっかい声で励まされる話でした
実際に山に登ることも
生活の中で人から「不幸だ」と同情の言葉が
簡単に投げかけられてしまうような 大変なこと でも
それが私の登る山だから と しっかりした足取りで
凹む間もなく前へ歩く応援の巻です

といったところでした
今年はゆっくり一冊ずつと付き合っていこうと思います
ガツガツ読みはたまーに ね
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読了記録4冊

2012-02-06 09:36:23 | 
最近はこれを読んでいまった

誰も寝てはならぬ(17)<完> (ワイドKC) サライネス 講談社

にょにょっ記(文春文庫) 穂村弘 文藝春秋

ジェットコースターにもほどがある(集英社文庫) 宮田珠己 集英社

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) デビッド・カークパトリック、小林弘人 解説、滑川海彦、 高橋信夫 (ペーパーバック - 2011/1/13)
 日経BP社


まずは誰寝
とうとう最終巻…(T▽T) いきなりだもんなぁしくしく
ゆるいおっちゃんたちに癒される日々は幕を下ろしました
まぁ風呂で何度も読むのでまだ付き合いは続くんですが…
ラストシーンの音楽のなかでええ感じの二人
映画のエンドシーンのようでコマ的に好きです
一応ハッピーエンドなんかな(笑)


お次はにょにょっ記
にょっ記が文庫化されて にょにょっ記が出たらこれは買うな
と思っていたら出たので 
買いました
穂村ワールドの奇妙な可笑しみ感は
風邪をひいて具合が悪いときや
生理で頭がぼんやりしているときなど
モーローとした頭に心地よく反響します(笑)
鳥坂先輩の言う「小人さん」を呼び出す触媒になりそうな本です(笑)


そして会社本 ジェットコースターにも〜
これは傑作!(笑)
宮田珠己やっぱおもろいわー
友人に絶叫マシン好きがいるので
近々送ってやろうかと思います
読むだけでジェットコースターにおののく うひぃぃぃぃぃ感
ファーストドロップのぅぅわあああああああああああああああああああっ感
これが味わえるというのは白眉です


ラスト フェイスブック
昨年夏に友人に勧められるまま始めてしまったフェイスブック
使い方や基本的にどういうものか?ということは
単語レベルでネットでわかるんだけど
しかしー…どーもイマイチすっきりわからない
どこがわからないのかがわからないよ 
という先生を困らせるようなぼんやりしたわからん感があったので
読んでみました
みました が…
読破するのがえらいしんどかった(笑)
それでもフェイスブックの企業理念や
今までどういう経緯があったのかが
だいーたいわかったので
やっぱり一冊はこういう本を読んでおいたほうが
ネットの情報を検索して集めるより手っ取り早く理解できるな
とまぁ 読んでよかった という本です
よく取材されたええ本やとも思います
うん…フェイスブックも一言で言い表すことは今んとこムリですね…っと これ以上は言わない
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読了と読みかけ@会社

2012-01-27 20:45:25 | 
のはなし にぶんのいち~イヌの巻~ (宝島社文庫 C い 6-1)
のはなし にぶんのいち~キジの巻~ (宝島社文庫 C い 6-2)
共に伊集院光 宝島社

読了したのは上記二冊
ネタ満載
飲み会のちょっとした笑い話として最適
ワタクシ キンケイ鳥と乾電池のはなし
ネタとして一発記憶しました(笑)
そこはなとなくわかるちょっとおかしなこだわりや
他人には分かんないんだろうなぁ という
ポイントを突く面白味
これが面白いと思う人と思わない人では
一緒に遊びに行っても残念な結果になりそう(笑)


と…と、と
実は伊集院さんのはなしで一記事にするつもりだったんだけど
実は 今読んでいる本が超越的におもろいもので
その話を…

宮田珠己 「ジェットコースターにもほどがある」

いやもうこれは…もんくなく一等賞!
ワタクシ不覚にも昼休み公衆の面前で
笑いをこらえることができませんでした
あやしく腹筋をひくつかせ悶える36歳(笑)
宮田珠己のエッセイは書きっぷりの面白さもさることながら
対象に対する愛情が偏重にして
適度に薄っぺらい感想や動機で語られる点がいい
これはお金を払って読むに値します

内容はとにかくジェットコースターが好きだ と言う宮田さんが
海外遠征までして乗って乗って乗りまくる
というだけの話だが
足かけ三年間 取材とはいえ乗り続ける密度が濃い
そして ジェットコースターが苦手な僕や私でも
思わず ぅおおっ! とのけぞり身を乗り出して
未踏のジェットコースターに思いを馳せては
武者ぶるいしてしまうのだ

前半 アメリカのジェットコースター紀行を読みだしたワタクシは
隣の席で芸能人のワイドショーをしゃべり散らかしている同僚に向って
「そんな場合か!?見ろ!すごいぞ!!マジックマウンテンだぞ!!!ジェットコースターの見本市…」
と 叫びだしそうになったが
それをやると社会的ななにとかあれとかが
軽くクラッシュするのでこらえた
それくらい読み手をジェットコースターな高揚感に引きこむ


あまりの面白さに
今読了を惜しむあまりいつもの読書タイムを
切り詰めているくらいだ
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読了記録〜土屋センセ〜

2012-01-08 14:18:50 | 
幸・不幸の分かれ道 考え違いとユーモア [単行本] 土屋賢二 東京書籍

いやはや面白かった
土屋センセの自己啓発系?癒やし系?
昨今流行りの
肩の力を抜いて無理しないで生きようよ というメッセージ本
要約すると

人間は物事を過剰に深刻に受け止めるきらいがある反面
ふ とその深刻さのガスを抜く自由さを持っている

てところでしょうか
興味があったら騙されたと思って読んでみてください

さて感想ですが
僕らは人生に大事なこととか
如何に生きようか とか
世間てのはこういうもんだ とか
ま そういう常識や体面とプライベートの襞の部分について
けっこうネットやテレビや本のいい感じな人の言葉から
自分に都合のいいおいしいところをパッチワークして
「だから おれぁよお こう思うんだよぅ!」とか
言っちゃたりするもんですが…て それ俺だけ?
ま ともあれそんな思想の闇鍋脳が
なんとなーく ぼんやりと思っていた「まとめ」の思考を
ツッチーはみごとに言葉にしてくれました
「うん うん そう オレもソー思っていたんだよぉ」て感じでね
これは誰でも書けそうでなかなか 書けないもんですよ
読み手に上品かつシンパシーを感じさせる言葉を選ぶセンス
その点で100点満点です…ったって私に言われてもうれしかないでしょうが(笑)


最初の部分ではちょいと肩がこりましたが
後半に入ると実におもしろくうなずける内容でした
土屋センセ一流の自虐系ギャグも隠し味程度に抑え目で
ツチケンに食傷気味の方でもそんなにもたれないんじゃないでしょうか
もちろんこの本の真ターゲットはツチケンエッセイファン
というより少し自分は不幸なんじゃないかと落ち込んでいる人だと思いますけどね
いいシンパシーを感じる本だと思いますよ


さて 話は飛ぶんですが 冬の装備の話
今日久しぶりに自転車で12kmほどポタリング感覚で出かけたんですよ
荷物の少ない買い物をして図書館を回ってネ
装備としてジーンズと長T そして冬用ジャンバー
この冬用ジャンバーは実に風をシャットアウトしてくれて
具合がいい 
この寒さで長T一枚でも自転車で体が温まることを計算に入れると丁度いい装備です
風が強いので頭はバンダナ ただし手袋はナシこれは失敗
んで 重要なのがマフラーで
風を通さないことがマストではあるけれど
それを重視しすぎると あれだ…えーと
……むち打ちとかになると首に巻くギプスみたいなものがあるじゃないですか
ええ…あれほどカチカチではないにしろ
長いマフラーをがんじがらめに首に巻くと
まったく 首が回らないんですよ ええ
これが…自転車で前後左右を確認するときにえらい難儀でして
そしてなにより肩が凝る
と いうわけで短めのマフラーで出動したわけです
したら奥さん! 首が回るって楽なもんですねぇ( ̄▽ ̄)。
うああっ 首がっ 軽いっ 
と 喜びのあまりぐるんぐるん首肩を回して
怪しく喜んでおりました はい それだけの話です 
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読了報告〜2012一発目〜

2012-01-07 22:09:08 | 
読了〜〜

三谷幸喜のありふれた生活9 さらば友よ [単行本]  三谷幸喜 朝日新聞出版

赤めだか [ハードカバー] 立川談春 扶桑社


いっやぁ〜〜〜面白かった!!
新春から当たりだったねぇ!
三谷幸喜はお風呂で 赤めだかはベランダで
楽しませていただきました いやぁおもしろい!

とはいえさらば友よは結構シリアス
おしまんべの最期を刻々と追う連載は切ないものでした
そしてたいしてドラマチックでもないお別れ
世の中そうそうメイクドラマにまとまらないもんだよ
そうおっしーに言われているような気までします
しかしその他はいつもどおりに面白く
何度読んでも頭の中でちっさい三谷さんが
ブツブツ独り言を全部三谷エッセイ風につぶやいてくれます
こういう状態になるってことは
つまり私がそうとうこのエッセイを気に入っているということなんだな(笑)


そして 赤めだか
これは…どんな商売でも経済本として成り立つんですねぇ

「働くとどんな仕事でも苦労する。同じ苦労なら我慢できない苦労をするより、我慢できる苦労をする仕事をしたほうがいいじゃないか」

めちゃくちゃといえばそうですが
これ 結構本質じゃないかな と思います
どうでも我慢できない理不尽や苦労を伴う仕事というのは
人によって違うでしょうが確かにあるもので
そんな…今まで私は仕事で我慢がきかなかったことはない!
と 言い切る人はこうも言える
それは運良くその苦労に我慢がきく仕事に就けたからだ と
まぁ体を壊してまで我慢して今の職場にいるてぇ人もいますがね
この立川談春師匠の青春記
立川談志の弟子の仕事というめずらしい仕事を選んだもんですが
ええ 落語家になるなんてのぁ そんなに難しくないだろう
苦労もそんなにないだろう ええかげんなやつに務まるような仕事だろう
そんな了見で読むとこれが大変間違っていることを思い知らされます
師匠という理不尽の塊
惚れ込んだ弱みでこの人をひたすら喜ばせないといけない
と 書くと ずいぶん神経のすり減るような話に見えますが
しかしこれがきちんと世間の礼儀や人情
事に仕えると書いて仕事 という意味をきちっと仕込まれる
いや 自分で血を流しながら気づかされるんです
時にはずるいこともする それでしっぺ返しを食らうと
普段優しい他人がそれでそっぽをむいてしまう一方で
普段はつっけんどんで乱暴な他人が
親身になってかわりに頭まで下げてくれたりする
誰もが立川流のメソッドを踏んではいないけれど
社会にでて揉まれてみると
他人というもの 社会 会社 組織 経済
そういうものを身に沁みて自分なりにわかるようになる
噺家のサクセスストーリーというよりも
学校を出て社会にでた青年の成長記として読めました
就活生にぜひ読んでもらいたいビジネス書(笑)です
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