ワンドゥギ

あんかけスパを食べた後はシネマスコーレに戻ってワンドゥギを観ました。





キャバレーで踊って生計を立てている父と叔父さんとくらすワンドゥギ。
演じているのはユ・アインくん。
父も叔父もハンディキャップを持った人たち。叔父さんを演じているのは魔王、モダンボーイなどのキム・ヨンジェ。

屋根をひとつ隔てたところに担任のトンジェ（キム・ユンソク）が住んでいます。
これが口は悪いし、暴力的だし、オマケにワンドゥギをいじる、というかやたらと干渉するのでそれが悩みのタネ。
教会へ通って
「お願いします。アイツを殺してください」
と祈ってます。






ワンドゥギは、キックボクシングのジムに通うのですが、ジムの厳しい館長はこの人。



善徳女王のチルスク：アン・ギルガン
ワンドゥギに「しっかりと立て！」（「とっぱろさ」というセリフに聞こえた）と言ってボデーに強烈な一発。
無表情なだけに
「怖ぇ～」
と思いました。そういえばアインくんはアンティークでも元ボクサーって役でしたね！


先生の干渉はますますヒートUPし、ますます教会で祈りを捧げるワンドゥギ。

ワンドゥギの母親のことでも、かまいまくるトンジェ。





こういう話の先生がやたらと説教臭かったり、必要以上にいいひとオーラを出していたりするとちょっとしらけてしまう気がするのですが、型破りで口が悪くて、ぶっきらぼう、優しいところは見せない・・・でもはぁとがあたたかい、キム・ユンソク演じる先生はそんな先生でした。

ヨコヅナ・マドンナの時もそうでしたけど、若い俳優さんの魅力を最大限に引き出すような、若い俳優さんと絡んで最高の化学反応を起こすような俳優さんだと思いました（・・・ちょっと上から目線ですみません。）




いっぱい笑って、そして泣きました。