この続きです。
パパに続いて、ママ,姉にもカミングアウトできなかったマティア。
以前エドを家族に会わせた日のことを思い出す。
スーパーで買い物しているママ、姉、それからおばあちゃん・・・・を「紹介」じゃなくて遠くから「見せた」だけ。
最後にフィールドでラグビーの指導をしているパパを、観客席から指さして教えたら、ふいに上着を脱いでフィールドに下りて行ったエド。
上着の下にはパパのチームのユニフォーム。(マティアがあげたのかな・・・?)
突然現れたスペイン語を話す見知らぬ男が自分のチームのユニフォームを着ているのを見てパパはびっくり。
そしてエドを泥棒扱い。追いかけてきたマティアに
「何なんだ?この男は?」
とたずねますが答えることができません。
ユニフォームを脱いで、走り去ったエドを追いかけて
「君のことを恥ずかしいなんて思ってないよ。でもどうしたらいいかわからないんだ」
「じゃあ、もっと悪いさ。君は自分自身を恥じている。君はこんなにすてきなのに・・・。」
エドにそう言われてマティアは涙が止まりませんでした。
・・・・ここらあたりでじわ~ときてしまったアタシでした。
そんなことを思い出しながら、ステファニアと合流。
ステファニアはちゃんと家族に話してからスペインへ行くべき、と思ってるみたくてにカミングアウトを促すのですが、勇気が出せないマティアにちょっとイライラ・・・。
もうすぐボーイフレンドがやってくるのに、落ち着いているのね、と不思議がるステファニアにマティアは
「守護天使がついているから。」
と答えます。それは・・・・・・アルバことジャコモ。ステファニアとは致命的にウマが合わない感じですが、大切な友だち。
空港でエドを拾って、マティアの家族には近づけない段取り。
そのジャコモから電話がかかって車がエンスト起こしてエドを迎えに行けないという。
どうするよ・・・・。
「・・・今ステファニアが行くから」
とにらまれながら答えるマティアでした。
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