栃木県の障害者支援施設で知的障害のある男性に大けがをさせたとして、男女2人が逮捕された事件で、事件前後の防犯カメラ映像が映っていないことがわかった。
佐藤大希容疑者は今年4月、施設職員だった松本亜希子容疑者と共に、当時、勤務していた宇都宮市の障害者支援施設「ビ・ブライト」で、知的障害のある28歳の男性の腰を複数回足蹴りするなどして、一時、意識不明となる大けがをさせた疑いがもたれている。
その後の関係者への取材で、事件前後の防犯カメラの映像が、なくなっていたことがわかった。
施設運営団体の担当者「(防犯カメラの)映像が消えていたというか、録画されていなかったんです。2月、3月頃から録画されている日とされていない期間が多々あるって話は聞いた」
警察は動機の解明を進めるとともに、2人が証拠隠滅のために防犯カメラの映像を消去した可能性もあるとみて調べている。
(09/13 12:28) 読売テレビ NEWS&WEATHER