ゴエモンのつぶやき

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渡部通信~道徳教科書に見るオリンピックと国旗

2017年07月17日 10時13分58秒 | 障害者の自立

・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、
 ・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」
の渡部です。
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本日(7月5日)東京で
<オリンピック災害おことわリンク連続講座(第一期)>
というのがあり、北村小夜さんが
「パラリンピックは障害者差別を助長する」として講演しました。

その中で、「*参加の皆さん課題」として、
 「来年度から小学校で使用される道徳教科書として
 使用される予定の一つ日本文教出版社の6年生用から
 二つの教材の本文をノートをコピーしました。
 子どもになったつもりで本文を読んで(学んで)
 ノートに記入して提出してください。」
というのが出されました。

二つの教材というのは、
①ほこりある生き方 スポーツの力 
  佐藤真海さん(パラリンピック出場者)の姿から「ほこりある生き方」
  について考えましょう。

②東京オリンピック 国旗にこめられた思い
  1964年東京オリンピックで使う国旗づくりをまかされ、  
  アイルランドから色がちがうと言われ、何度も作り直した吹浦忠正さんの話。
  本文には、以下のような記述。
   「・・・・十月十日、開会式の日、会場には九十四か国の真新しい国旗が、
   一つのまちがいもなくかかげられていました。その中を、各国の選手たちが
   国旗を持って、どうどうと入場してくるのです。吹浦さんの胸に、
   熱い思いがこみ上げてきました。
    (国旗を知ること。それが、国際理解の第一歩になるのだ。)
   吹浦さんは、そう確信しました。・・・」
  設問として、「日本の文化や伝統で、外国に伝えたいものはありますか。」
 
ということで、
 「子どもになったつもりで本文を読んで(学んで)
 ノートに記入して提出してください」とのこと。

ここでは①は省略し、②のノート記述欄を紹介します。
 〇2020年の東京オリンピック・パラリンピックに受け継がれる
  「思い」とはどんな「思い」でしょう。 

 〇友達の考え (話し合ってという事でしょう:渡部)

 〇すすんで他国の人と交流したり、親しくしたりするには
  どんな心を持つことが大切でしょうか。

これらについて北村さんは参加者(40名前後?)に書かせ、、
それを集め、次回までに集約し発表するとのことでした。
参加者は困惑しながらも書いていました。
どういう傾向があらわれるやら。

いずれにしても、
  「各国の選手たちが国旗を持って、どうどうと入場してくるのです。
  吹浦さんの胸に、熱い思いがこみ上げてきました。
    (国旗を知ること。それが、国際理解の第一歩になるのだ。)
  吹浦さんは、そう確信しました。・・・」
などは、本当にうさんくさい表現ですね。真に受けてはいけません。

しかし、北村さんは私たちに「子どもになったつもりで・・」と言いました。
戦前「修身」を学んだ当時の北村さんと同じような意識や傾向が
現れるのではないかと考えておられるのでしょう。

ところで、7月13日に開かれた都教委定例会では
 <平成30~31年度都立特別支援学校(小学部)教科書調査研究資料>
 <    〃     〃      〃     〃   教科書採択資料>
という資料が出されました。

それらのどちらにも<参考>として
 ・国旗・国歌の扱い
 ・防災や、自然災害の扱い
 ・性差と家族に関する表現
 ・オリンピック・パラリンピックの扱い
という調査項目がついていました。

しかしこれらは「道徳」とどう関係があるのか。
「道徳」の名を借りた国策の刷り込み、洗脳ではないでしょうか。

それでも採択では、この<参考>が大きな役割を
果たすことになるでしょう、
つまりは国策遂行のための教育(=国家主義教育)
になってきたという事です。

これでは勉強が平板でつまらないものに堕し、
学問・真理からかけ離れた苦役、
あるいは単なる点数稼ぎになるだけでしょう。

レイバーネット日本    平成29年7月16日

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