ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の恋とセックス、映画に 実話がベース

2017年12月08日 21時24分39秒 | 障害者の自立

 脳性まひがあり、障害者の「性」への理解を求めて活動する熊篠慶彦(くましのよしひこ)さん(47)の恋を題材にした映画が公開されている。タブー視もされるテーマだが、「関心が薄い人、特に若い世代に伝えたい」と訴える。

 映画「パーフェクト・レボリューション」の冒頭、熊篠さん役のリリー・フランキーさんが、講演会で「障害者だって恋をするし、セックスもしたい」と会場に語りかける。すると、女性が立ち上がって「あなたは愛についてどう考えるのか。性欲丸出しのただの障害者じゃないか」と非難した。

 これは5年前の夏、熊篠さんの共著「身体障害者の性活動」の出版記念会で実際にあった出来事を忠実に再現した場面だ。女性は風俗店で働いており、その後、熊篠さんと恋に落ちる。2人の1年半にわたる交際が、映画の原案になった。

 リリー・フランキーさんは熊篠さんと10年来の友人。過激な性表現をユーモア交じりに語る姿や電動車椅子を操る手指のゆがみ方など、本人そっくりだ。恋人の女性は髪をピンク色に染めて「人格障害」と設定されるなど脚色されているが、若手俳優の清野菜名さんがエネルギッシュで魅力的に演じた。

 熊篠さんは2004年にNPO法人「ノアール」を立ち上げ、ラブホテルや風俗店のバリアフリー化を訴えるなど身体障害者の性に関する支援や啓発活動に取り組む。2人の交際には様々な壁があった。10歳以上の年齢差があり、障害が原因で熊篠さんは夏場に体力が著しく低下する。女性が望んだ結婚や出産は別れの決定打になった。

 「僕は思春期に治療の一環で股関節にレントゲンを浴びた。だから、結婚は考えられない。彼女は『愛があれば乗り越えられる』と言うが、僕は『段差を解消するには、愛じゃなくてスロープでしょ』という現実主義者。かみ合わなかった」と熊篠さん。ただ、女性も制作に協力した映画の結末は、現実と異なっている。

 14日まで静岡県清水町、15日まで大分県日田市などで上映中。9日から22日までは東京・渋谷のアップリンクでも。9日午前10時半からの上映終了後、熊篠さんと脚本を担当した松本准平監督が舞台あいさつをする。詳しくはhttp://perfect-revolution.jp/で。

映画「パーフェクト・レボリューション」の原案企画した熊篠慶彦さん

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 両陛下、障害者と交流 退位... | トップ | 長期入院の精神障害者 受け... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

障害者の自立」カテゴリの最新記事