サッカーJ1の横浜F・マリノスが主催する電動車いすサッカーの大会が21日、横浜市港北区の障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」で開かれた。競技の普及と交流、選手育成を目的に14回目。J1クラブが主催する唯一の電動車いすサッカー大会といい、熱戦が繰り広げられた。
横浜市内をはじめ、長野、岐阜、埼玉、千葉県内の計8チーム44人が出場。今回から最大時速6キロのクラスに加え、国際ルールの同10キロのクラスが実施され、迫力ある攻防が続いた。普及のための体験会も開かれた。
ことし7月に米国で開かれる第3回ワールドカップの日本代表候補、三上勇輝さん(27)=横浜クラッカーズ=は、今大会に第1回から出場している。「小さいころから出ているこの大会が毎年楽しみ。日本代表でも結果を残したい」と話していた。
熱戦が続いた電動車いすサッカーの横浜F・マリノスカップ=横浜市港北区の横浜ラポール
2017年01月22日 ニフティニュース