ゴエモンのつぶやき

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車いすの搭乗予約断る 格安航空ピーチ社

2012年01月31日 02時18分18秒 | 障害者の自立

 三月に就航する日本初の格安航空会社(LCC)の搭乗予約をした電動車いす利用の身体障害者、大久保健一さん(35)=兵庫県西宮市=が今月中旬、車いすの大きさを理由に予約を取り消されたことが分かった。大久保さんは「規定のサイズが小さすぎ、電動車いす利用者は乗れない」として、運航する「ピーチ・アビエーション」(大阪府泉佐野市)と国土交通省に改善を求める要望書を提出した。障害者団体は「電動車いす利用者が乗らない前提での運航は問題」と指摘している。


 大久保さんは今月十一日、特別な支援が必要な人が予約に使うコンタクトセンターに電話し、三月の関西-福岡便を予約。折り返し電話があり、車いすのサイズを聞かれた。横幅六十センチ、奥行き九十五センチ、高さ八十五センチで、電動としては普通の大きさ。ピーチ社の内規では、機内に積める車いすは横幅、奥行き各五十センチ、高さ八十センチ以内で、「車いすを取り換えられないのなら予約は取り消す」と言われたという。


 大久保さんは「車いすは体の一部。障害に合わせて作ってあり、他の車いすに替えられるものではない」と話す。旅行が趣味で飛行機をよく利用するが、これまで全日空、日本航空など他の航空会社で搭乗を断られたことはないという。


 通常の旅客機は、座席床下に貨物や搭乗客の手荷物などを積む。コンテナに収めるほか、荷物のバラ積みをするスペースもある。車いすを預けた上で座席に座るのが普通だ。


 ピーチ社によると、大久保さんの車いすの場合、バラ積みでは不安定なため、コンテナ収容になるが「当社は貨物部門がなく、コンテナを所有していないため、物理的に積めない」と説明。サーフボードなど大きな荷物を持ち込む場合も、同様の理由で搭乗を断るという。


 車いすのサイズ規定は予約用ホームページに明記しておらず、内規で定めているだけ。利用客は事前に確認できない。今後、ホームページに記載するか検討していくという。


 要望書を受け、ピーチ社広報は「就航後に運用する中で、何か方法がないか検討していく」、国交省の担当者は「事実関係を確認し、男性に回答する」と話している。


格安航空ピーチへの搭乗を拒否された大久保健一さんと使用する電動車いす=名古屋市内で

東京新聞 - 2012年1月30日 朝刊
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